最強の経営者 アサヒビールを再生させた男 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.44
  • (16)
  • (39)
  • (46)
  • (13)
  • (3)
本棚登録 : 501
感想 : 46
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062939041

作品紹介・あらすじ

住友銀行から夕日ビールと蔑まれたアサヒビール。その銀行から乗り込んだ樋口廣太郎は、次々と業界のタブーに挑む。本当の決断力を学ぶ、全ビジネスマン必読の一冊!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • お話はタイトルの通りです。トップとして会社を成長させるのはこういう方なんでしょうね、「チャンスは預金できない」さすがです。今の時代だと、この熱さはもうちょっと違ったりするのかな?
    ビールを飲まない私としては、アサヒビールといえば、あのビル。子どもの頃はアレって思ってました笑、そのうちビールの泡って聞いて納得してましたが、泡は隣のビルで、金色のは炎だったんですね!

  • スーパードライでアサヒビールを復活させた経営者、樋口廣太郎さんの物語。まさにトップダウンでグイグイと会社を引っ張っていく様子が描かれる。スーパードライという商品に恵まれた幸運や、バブル景気という追い風があったにせよ、まさに典型的な、日本の強い経営者像ですね。かなり元気を頂きました。

  • 「奇跡の快進撃」を主導した樋口廣太郎の物語

    低迷を続けていたアサヒビールに、住銀から乗り込み社長となった樋口。前例にとらわれず、若い社員を鼓舞して、大胆な改革を次々と実践する。絶対王者を抜き去り業界のトップへと押し上げた逆転劇を描く。

  • 社長業の泥臭さ、バイタリティ、仕事への向き合い方を間は学ぶ。
    樋口社長の言葉から仕事の考えを多く習える。
    ただ、小説というより社歴?や伝記?のような形式で、読むのには苦労した。

  • アサヒビールを復活させた住友銀行副社長の樋口氏の話

    優秀な経営者とは思うがクセが強く自信満々な印象を受ける

  • ふむ

  • 作者の過去作に好きなものがあったのでチョイス。
    この人はこんなにすごいんだぞ!と畳み掛けるようなエピソード調で、小説というよりは伝記風。
    脇役の人はあえて名前が変えられていたりするが、実在の人物がモデルなので、そのあたりの知識豊富な人の方が楽しめそう。

  • ビジネスマンは、一読すべし。樋口さんの人柄や挑戦する姿勢、決断力、人を育てる力。私には何一つ持ってない。行動したか、しないかの差だろう。それが出来たら凄い事。

  • 経済小説は数多くあるが、これは主人公が実名になっている。また実名で登場する人物が多い中で、実名ではない人物もおり、それが少々分かりにくい。

    人物伝ではなくあくまでも小説なので、例えばフジサンケイグループの鹿内氏を辞任させたシーンなど、本当の出来事かどうか分からない場面が数多くある。フィクションがかなり多いのだろう。

    とはいえ、樋口氏がアサヒビールを立て直したこと、またスーパードライが樋口氏なしでは産まれなかったのは事実である。樋口氏がもの凄いパワーの持ち主であることが窺えるが、実際もそうだったのだろう。

  • シェアが低迷していたアサヒビールを立て直した人の話。
    経営者に必要なものはたくさんあるとは思うけど、本書からは固い意志と情熱が強く感じられる内容だった。ある意味昭和的なのかも。

全46件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1939年東京生まれ。専門誌記者や編集長を務める傍ら小説を書き、75年『虚構の城』でデビュー。83年、退職し作家に専念。緻密な取材に基づく企業・経済小説の問題作を次々に発表する。代表作は『小説日本興業銀行』『小説ザ・外資』の他『金融腐蝕列島』シリーズ全5部作など。

「2023年 『転職』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高杉良の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
フィル・ナイト
恩田 陸
リンダ グラット...
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×