アンデッドガール・マーダーファルス 1 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 330
レビュー : 57
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940092

作品紹介・あらすじ

吸血鬼に人造人間、怪盗・人狼・切り裂き魔、そして名探偵。
異形が蠢く十九世紀末のヨーロッパで、人類親和派の吸血鬼が、銀の杭に貫かれ惨殺された……!? 解決のために呼ばれたのは、人が忌避する"怪物事件"専門の探偵・輪堂鴉夜と、奇妙な鳥籠を持つ男・真打津軽。彼らは残された手がかりや怪物故の特性から、推理を導き出す。
謎に満ちた悪夢のような笑劇(ファルス)……ここに開幕!

感想・レビュー・書評

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  • 献本クリスマスの日に届きました。思わぬプレゼントにドキドキ感激しました。ありがとうございます。


    初・青崎氏本。そして表紙絵は大暮維人氏。素敵です♪最初は会話の意味が飲み込めず混乱しまし表紙を何度も見返しました、が、途中から「なるほどー!」と無事に納得。


    “鳥籠使い”と呼ばれる怪物事件専門の探偵。登場するキャラが面白くって、何度も笑いながら読み終えました。「カッコイイー」部分とズッコケる場面と、メリハリがあってキリリと面白かったです。


    カッコイイ!と思った部分は…一番最初の「笑劇(ファルス)!」と言ったシーンで、ジーンとしびれました。で、ズッコケた場面はたくさんあるけど、ナンバーワンは…なんといっても去り際の「ゴダール」であった。あれは反則。ツボに入り笑いつつも凍った。これがとてもクセになる。


    序章「鬼殺し」、第一章「吸血鬼」、第二章「人造人間」。「人造人間」が好きな展開。師匠と津軽“笑点”過ぎて楽しい。そして静句萌え。


    有名どころの名前がたくさん登場したので、徐々にこれらの人物が出てくるのか考えただけでゾクゾクしました。


    あと、まさかまさかのなぞの組織と団体戦に突入するのか…。2016年初夏に2巻が発売される予定らしいので、それまでにもう一回読み直しながら待ちたいと思います♪


    新年早々、楽しい読書となりました。ありがとうございました<(_ _)>

  • 予定になかったが、あらすじを読んで面白そうだったので購入。著者名に見覚えがあるような気がしていたが、鮎川哲也賞でデビューした人だった。それで覚えていたのかな?
    昨日買った3冊の中では一番アタリだった。随所に仕込まれたオマージュがやや目立っているが、ミステリとしての体裁と、得意なキャラクター性が両立しているのは良かった。主人公の口調もテンポが良くていい。
    他の著書も読んでみよう。

  • 読み始めた時は合わないかと思ったけれど、気がついたらずっぽりとはまっていた。主人公達の掛け合いが楽しすぎる!
    最初の印象に反してすごくしっかりとミステリだった。続きを早く読みたい。

  • ≪なんちゃってパスティーシュゴシックホラー怪奇ロマン特殊設定本格ミステリ(著者twitterより)≫

    って聞くと詰め込みすぎと感じるだろうけど,そんなことはなくむしろ盛りだくさんなのに胃もたれせずにスッと入れてポンッと読めちゃう.
    静句もなんか秘密があるのかな?
    第2弾も楽しみ.

  • 【これは確かに紛うことなき喜劇】

    よくある世界観。よくあるキャラクター。よくある問答。よくある展開。そして恐らくよくある結末になるであろう。

    だけど、読ませる力がある。津軽のあっと思うセリフ回しやうまく絡めた風刺が読み進めると癖になる。展開は短調で王道を極めていても、最後のページまで勢いで読ませてくれた。

    こーゆー系の話はいくらでも続けられるので、このままダラダラと続くのか、ひねりを入れるのか分からないけど、次巻が要になりそうだ。

  • 個人的に注目している作者の新シリーズということで、期待値も上がってましたが、流石の面白さ。主人公達の掛け合いが絶妙で、怪物の設定が上手いことトリックに絡んでいて何とも感心させられる。特に人造人間はおどろおどろしい中にも悲哀が見事に描かれていたと思う。

  • 第22回鮎川哲也賞受賞作『体育館の殺人』
    の著者、青崎 有吾さんの作品。


    本作品の設定を考え付く所が驚嘆した。


    所謂、古今東西の化物、怪物のオンパレード。
    作品中で一番マトモ?と思われたのが、
    『吸血鬼』だから、シュールで本当に面白い。


    内容は殺人?事件を解決していく探偵推理小説
    なのだが、推理は勿論、キャラクターの設定、
    性格、軽快で噺家的なやりとり、無茶苦茶滑稽というか、面白い。


    是非この作品を味わって欲しい。
    http://blog.livedoor.jp/book_dokushonikki/

  • 最初は胡散臭いな~って思ってたけど、癖になる!キャラクター勝ち。
    そして溢れ出る十九世紀末ロンドンへの愛。
    次回作を待つ。

  • いろいろな既存の知名度高い話を詰め込んでいるのは面白い。
    が、人造人間を科学とするのはどうにも納得できない。

    序章 鬼殺し
    一 「吸血鬼」
    二 「人造人間」

  • コールドリーディングや、物理トリック、首なし死体の謎、
    使い古されたはずの王道の手法をうまくファンタジーの特殊設定の中に溶け込ませていました。
    次巻以降どうしていくのかが大変気になります。

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プロフィール

青崎 有吾(あおさき ゆうご)
1991年神奈川県生まれ。明治大学文学部卒業。2012年、『体育館の殺人』(東京創元社)で第22回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。続く『水族館の殺人』が第14回本格ミステリ大賞(小説部門)の候補となる。同シリーズは、短編集の『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』へと続き、「裏染天馬」シリーズとして人気となる。平成のクイーンと呼ばれる端正かつ流麗なロジックと、魅力的なキャラクターが持ち味で、新時代の本格ミステリ作家として注目される。

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