ぺてん師と空気男と美少年 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1097
感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940115

作品紹介・あらすじ

私立指輪学園で暗躍する美少年探偵団。正規メンバーは団長・双頭院学、副団長にして生徒会長・咲口長広、番長だが料理上手の袋井満、学園一の美脚を誇る足利飆太、美術の天才・指輪創作だ。縁あって彼らと行動を共にする瞳島眉美は、ある日とんでもない落とし物を拾ってしまう。それは探偵団をライバル校に誘う『謎』だった。美学とペテンが鎬を削る、美少年シリーズ第二作!

感想・レビュー・書評

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  • 西尾維新・美少年シリーズ2冊目。今回も笑った。美少年探偵団に入団した眉美。校内でスーツの男が何故か100万円を落としたのに気づく。拾って返したところお礼に10万円をもらってしまう、が、その1万円札が偽札!美少年たちがスーツ男を探し、真相を確かめる。隣町の中学公とのリンクと確執、スーツ男の正体とペテン、美少年探偵団への挑戦と彼らの大活躍が面白い。江戸川乱歩の少年探偵団とは全く異なるミステリーにニヤリ。インフルエンサーの眉美と美少年達の際立つキャラの不協和音が何故かマッチして、いい雰囲気を醸し出している。⑤

  • 読んでいて楽しい。描写の書き方がわかりやすい。登場人物が魅力的。西尾維新先生の美少年シリーズが大好きです。これは全巻購入した方が後悔しないと思い、新年早々行きつけの書店に電話して注文しました。アニメも続編を出して欲しいです。出来ればもっと続いてほしかったです。

  • シリーズ2作目から、と知りつつ読んだけれど、薄さの割になかなか読み進められず。
    この口調がどうも入ってこない。

    2022.11.26
    187

  • 内容紹介
    私立指輪学園で暗躍する美少年探偵団。正規メンバーは団長・双頭院学、副団長にして生徒会長・咲口長広、番長だが料理上手の袋井満、学園一の美脚を誇る足利飆太、美術の天才・指輪創作だ。縁あって彼らと行動を共にする瞳島眉美は、ある日とんでもない落とし物を拾ってしまう。それは探偵団をライバル校に誘う『謎』だった。美学とペテンが鎬を削る、美少年シリーズ第二作!

  • 見えない黒子と夜な夜な行われるカジノ。
    謎は解けたけれど、なんだかこれで終わりじゃないような感じ。
    今後、またあの子と対決する事になったりするのだろうか…。

  • 「少年であること」
    たぶんそれは性別としての男女ではなく、心意気として「少年」であればいいのだろうと。
    今後もシリーズが続くということで、サブタイまで刊行予定に記載されてました。今さらだけど、このシリーズは江戸川乱歩の本歌どりなんですね。

  • 『美少年』シリーズ第2弾。
    前作に引き続き、ドタバタ喜劇系で楽しかった。それにしても、西尾維新、ほんっとに筆が速いなぁ……。もうちょっとゆっくりでもいいのに……。

  • リーマン風の男性が札束を落としたので、拾ってあげたら10万円もらったお話。
    私ならありがたくもらって終わりになるであろうお話だけど、そこがゴロゴロ膨らんでいくのが面白い。
    そして、この世界の人達はヤベー物を発明しすぎ。
    生足君が、女装か長ズボンかで迷い長ズボンを選択するシーンも良き。女装を選択したバージョンもみたい(笑)

  • 美少年探偵団のメンバーになった眉美の前に、札束の落とし物、十万円押し付けて消えたサラリーマン、お札はなんと偽札で、招待状入りという手の込んだもの、招待状はカジノへ誘う……とまぁ、ストーリーが美脚のヒョータのように疾走する! 快感ですね! ここでも団長の美学は輝く!

  • 最後の札槻くん!!!!もう!!!!好き!!!!穏やかでありながら食えない男な彼の酔狂というか遊び心というか粋というか、そう言うところが存分に出ていた作品でした。最後まで手のひらの上で転がされている気分になります。少なくとも私はなった。と言うかこの話でしか出ないんですかね彼、まだ全シリーズ踏破していないのでわからないのですけど楽しみです。誰かしらの好みに刺さる(少なくとも私には刺さった)作品でした。学校のあそこがまさかあんなことになってるなんて思いもしなかった…本当に西尾先生の発想は読んでいて楽しいです。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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