アンデッドガール・マーダーファルス 2 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
4.01
  • (22)
  • (31)
  • (19)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 181
レビュー : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940306

作品紹介・あらすじ

一八九九年、ロンドンは大ニュースに沸いていた。怪盗アルセーヌ・ルパンがフォッグ邸の宝石を狙うという予告状を出したのだ。警備を依頼されたのは“鳥籠使い”一行と、世界一の探偵シャーロック・ホームズ! さらには保険機構の用心棒に、鴉夜たちが追う“教授”一派も動きだし……。怪物だらけの宝石争奪戦を制し最後に笑うのは誰か? 加速する笑劇、五つ巴の第二幕!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ミステリの強度としては下がったが、
    何でもござれの百花繚乱は、読んでて楽しいのなんのその。

    三巻、次の怪物は人狼とのことで、
    できればコンゲーム的なミステリにしてくれないかしら、と思います。

  • 前作に続き、既存話を詰め込むも詰め込んだり(笑)。
    しかし妖と対等以上に張り合えるとは、ルパンやホームズが肉体的に超人過ぎないか?

    三 「怪盗と探偵」
    四 「夜宴」

  •  善も悪もない――ヴィクターの言葉はモリアーティにも当てはまっていたようだ。老紳士の中には倫理も損得勘定も皆無だった。
    (P.305)

    彼の中にはただ、剥き出しの知的好奇心だけがあった。落ちくぼんだ眼窩の奥で彼の瞳は、蟻の巣に水を注いだらどうなるか、父親の時計を分解したら何が出てくるか、実験を繰り返す子供のごとく残酷に光り輝いていた。
    (P.305)

  • ルパンにオペラ座の怪人、ホームズにワトスンなどなど盛りだくさん。ごった煮のパロディは書く人には楽しいのだろう。騙しあいの知能ゲームは好きだが、何でもありのスプラッタな肉弾戦は苦手。

  • 2017/6/18(日曜日)

  • シリーズ二作目。一つの宝石を巡り「鳥籠使い」一行と、ホームズ、ワトソン、ルパン、オペラ座の怪人・ファントムなどが奪い合います。前作よりも本格ミステリーから離れてしまっているのは残念なところですが、盛り沢山過ぎるかと思われたストーリーは綺麗に纏まっていますし、厨二病やエロ要素もあってエンターテイメントとしては読み応え抜群です。

  • 05/25/2017 読了。

    図書館から。

    さらによかったー。
    有名どころがたくさん登場してきて、
    ごった煮みたいで面白い(笑)

    次の巻は誰が表紙かなー。
    待ち遠しい!

  • 第1部を読んでいたので、驚きは少なく免疫も出来ていたので、衝撃度という点では少なかった。ただし、ハチャメチャぶりはよりパワーアップしている。何せ登場人物?が豪華。

    登場する有名な怪物どもは、私の持っているイメージとは全然違う怪物が多いが、作者のサービス精神が旺盛で本当に楽しめました。

    まだまだ続編も続くようなので楽しみに待っています。

    それにしても、津軽と静句はいいな。

  • さてお立ち会い。お気に入りライトミステリの第2段は、なんとルパンvsホームズvs輪堂鴉夜(りんどうあや)atロンドンin1899年。鳥籠使いの正体はバレてるから、1巻のおどろおどろしさは薄まって、コミカル舞台劇みたいになってる。とはいえ、怪盗と探偵の騙し合いは、序盤の伏線張りまくりの効果もあって、かなりの先読み戦。予告状どおりに密室から宝石を盗み出す古典をリスペクトしつつ、和風アレンジを加えた新作落語のような妙味は、さすがのミステリ出身。後半は、ロイズ保険の殺し屋達や化け物軍団などわんさか出てきて、屋敷の東西南北に入り乱れての戦闘は、もはやワンピース状態。デビュー作の「体育館の殺人」もそうだったけど、登場人物多めのタイプ。オペラ座の怪人、切り裂きジャック、魔術師クロウリー、そして宿敵モリアーティ教授、、、盛りすぎ。怪盗っていやぁルパンだけでなく日本にも石川五右衛門てぇのがおりまして~古典落語の釜泥(かまどら)ネタ、蒸気機関車発明したのは、日本じゃスティーブンソンと言われてるが、じつはトレビシックが発明した後の実用化だったネタなど、うんちくも楽しい。

  • マーダーファルス2巻。
    ファルスに相応しく、吸血鬼、切り裂きジャック、フランケン、魔術師、ルパン、オペラ座の怪人、ホームズとキャストには事欠かない。それでいてそれぞれの見せ場があり活躍ないしは暗躍する。その中で不死であるが故に生首の鴉夜、半人半鬼の津軽、戦うメイドの静句がダイヤを守るために彼らと戦うハメになる。
    面白い。ミステリというよりはアクション映画のよう。映画にするにはエグすぎるシーンは多いが不快には感じない。ファルスというだけのユーモアがあり楽しめる。
    次巻を楽しみにしたい。

全33件中 1 - 10件を表示

プロフィール

青崎 有吾(あおさき ゆうご)
1991年神奈川県生まれ。明治大学文学部卒業。2012年、『体育館の殺人』(東京創元社)で第22回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。続く『水族館の殺人』が第14回本格ミステリ大賞(小説部門)の候補となる。同シリーズは、短編集の『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』へと続き、「裏染天馬」シリーズとして人気となる。平成のクイーンと呼ばれる端正かつ流麗なロジックと、魅力的なキャラクターが持ち味で、新時代の本格ミステリ作家として注目される。

アンデッドガール・マーダーファルス 2 (講談社タイガ)のその他の作品

青崎有吾の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
米澤 穂信
青崎 有吾
恩田 陸
今村 昌弘
有効な右矢印 無効な右矢印

アンデッドガール・マーダーファルス 2 (講談社タイガ)を本棚に登録しているひと

ツイートする