アンデッドガール・マーダーファルス 2 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
3.91
  • (22)
  • (34)
  • (24)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 199
レビュー : 36
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940306

作品紹介・あらすじ

一八九九年、ロンドンは大ニュースに沸いていた。怪盗アルセーヌ・ルパンがフォッグ邸の宝石を狙うという予告状を出したのだ。警備を依頼されたのは“鳥籠使い”一行と、世界一の探偵シャーロック・ホームズ! さらには保険機構の用心棒に、鴉夜たちが追う“教授”一派も動きだし……。怪物だらけの宝石争奪戦を制し最後に笑うのは誰か? 加速する笑劇、五つ巴の第二幕!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ミステリの強度としては下がったが、
    何でもござれの百花繚乱は、読んでて楽しいのなんのその。

    三巻、次の怪物は人狼とのことで、
    できればコンゲーム的なミステリにしてくれないかしら、と思います。

  • 一八九九年の英国、ファントムを従えたルパンに、警備をするホームズとワトスンと津軽達、切り裂きジャックや吸血鬼カーミラや人造人間ら怪物達を引き連れたモリアーティ。バトルシーンよりも有名人達のやり取りがよく知らなくてもおとぎ話の中に入り込んだようでわくわくした。然り気無く静句を労る鴉夜にどきっとした。

  • 1899年ロンドン。鉄人と呼ばれるフォッグに、オペラ座の怪人を味方にした怪盗ルパンからの予告状が届いた。狙いは「最後から二番目の夜」と呼ばれる宝石とその保管用金庫。フォッグは二人の探偵に警備を依頼する。シャーロック・ホームズと輪堂鴉夜だ。警備員百人に加えて保険機構ロイズの諮問警備部からもエージェントが二人派遣される。
    狙われた宝石は人造のブラックダイヤモンドと純銀の金庫だったが、14世紀末に人狼に滅ぼされたドワーフ族の作とされており、これを狙ってもう一組、M教授たちの組織が動き出す。

    怪物専門の探偵ーー生首の美少女輪堂鴉夜と鳥籠使い真打津軽、クールなメイドの馳井静句ーーの新たなミステリー。

    前作に引き続き、鴉夜と津軽の軽妙なジョークが楽しめますが、今回作は、血が多い。残酷な描写が増えました。
    多くは読み飛ばしましたが、戦闘シーンが半分以上も占めるので、もう、辟易です。

    加えて、怪盗ルパンにオペラ座の怪人、80日間世界一周のフォッグとパスパルトゥー、ホームズにワトソン、モリアーティ教授と切り裂きジャック……等々著名な登場人物が多すぎて、かなりてんこ盛り状態です。
    戦闘シーンも、だれが勝ってもおかしくないので、意表を突こうとした描写が多く、冗長に感じます。

    正直、読後感はよくありませんでしたが、この3人の行く末は気になります。
    きっと先も読むんだろうなぁ。

  • 前作の登場人物に加え、名探偵や怪盗、怪人が登場している。こうなってくると、次巻が気になる。

  • 前作に続き、既存話を詰め込むも詰め込んだり(笑)。
    しかし妖と対等以上に張り合えるとは、ルパンやホームズが肉体的に超人過ぎないか?

    三 「怪盗と探偵」
    四 「夜宴」

  •  善も悪もない――ヴィクターの言葉はモリアーティにも当てはまっていたようだ。老紳士の中には倫理も損得勘定も皆無だった。
    (P.305)

    彼の中にはただ、剥き出しの知的好奇心だけがあった。落ちくぼんだ眼窩の奥で彼の瞳は、蟻の巣に水を注いだらどうなるか、父親の時計を分解したら何が出てくるか、実験を繰り返す子供のごとく残酷に光り輝いていた。
    (P.305)

  • ルパンにオペラ座の怪人、ホームズにワトスンなどなど盛りだくさん。ごった煮のパロディは書く人には楽しいのだろう。騙しあいの知能ゲームは好きだが、何でもありのスプラッタな肉弾戦は苦手。

  • 2017/6/18(日曜日)

  • シリーズ二作目。一つの宝石を巡り「鳥籠使い」一行と、ホームズ、ワトソン、ルパン、オペラ座の怪人・ファントムなどが奪い合います。前作よりも本格ミステリーから離れてしまっているのは残念なところですが、盛り沢山過ぎるかと思われたストーリーは綺麗に纏まっていますし、厨二病やエロ要素もあってエンターテイメントとしては読み応え抜群です。

  • 05/25/2017 読了。

    図書館から。

    さらによかったー。
    有名どころがたくさん登場してきて、
    ごった煮みたいで面白い(笑)

    次の巻は誰が表紙かなー。
    待ち遠しい!

全36件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

青崎 有吾(あおさき ゆうご)
1991年神奈川県生まれ。明治大学文学部卒業。2012年、『体育館の殺人』(東京創元社)で第22回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。続く『水族館の殺人』が第14回本格ミステリ大賞(小説部門)の候補となる。同シリーズは、短編集の『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』へと続き、「裏染天馬」シリーズとして人気となる。平成のクイーンと呼ばれる端正かつ流麗なロジックと、魅力的なキャラクターが持ち味で、新時代の本格ミステリ作家として注目される。

アンデッドガール・マーダーファルス 2 (講談社タイガ)のその他の作品

青崎有吾の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
米澤 穂信
米澤 穂信
青崎 有吾
ピエール ルメー...
恩田 陸
麻耶 雄嵩
今村 昌弘
有効な右矢印 無効な右矢印

アンデッドガール・マーダーファルス 2 (講談社タイガ)を本棚に登録しているひと

ツイートする