バビロン 2 ―死― (講談社タイガ)

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  • 講談社 (2016年7月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784062940313

作品紹介・あらすじ

<2019年10月、悪夢のテレビアニメ化決定!!>
「悪夢、再入荷しました」
――バビロン応援書店員

「おすすめ文庫王国2016」第1位!自殺は、合法か――?この結末、絶対予測不可能! 戦慄のサスペンス第二章。

64人の同時飛び降り自殺――が、超都市圏構想“新域”の長・齋開化(いつき・かいか)による、自死の権利を認める「自殺法」宣言直後に発生!
暴走する齋の行方を追い、東京地検特捜部検事・正崎善(せいざき・ぜん)を筆頭に、法務省・検察庁・警視庁をまたいだ、機密捜査班が組織される。
人々に拡散し始める死への誘惑。鍵を握る“最悪の女”曲世愛(まがせ・あい)がもたらす、さらなる絶望。自殺は罪か、それとも赦しなのか――。

【放送情報】
TOKYO MX 2019年10月7日(月)より 毎週月曜22:00~
BS11 2019年10月7日(月)より 毎週月曜24:00~
(放送日時が変更になる場合があります。ご了承ください。)
Amazon Prime Video にて 日本・海外独占配信
第1章「一滴の毒」(第1話~第3話)日本では10月6日(日) 24:00頃より一挙先行配信

【CAST】
正崎 善 : 中村悠一/九字院 偲 : 櫻井孝宏/文緒厚彦 : 小野賢章
瀬黒陽麻 : M・A・O /守永泰孝 : 堀内賢雄/半田有吉 : 興津和幸
野丸龍一郎 : 宝亀克寿/齋 開化 : 置鮎龍太郎

【STAFF】
原作:野﨑まど「バビロン」シリーズ(講談社タイガ刊)
監督:鈴木清崇
キャラクター原案:ざいん /キャラクターデザイン:後藤圭佑 /音楽:やまだ 豊
アニメーション制作:REVOROOT 製作:ツインエンジン

みんなの感想まとめ

死と自殺の権利を巡る深いテーマが描かれた作品は、サスペンスと哲学的な問いかけが交錯する魅力的な物語です。特に、曲世愛というキャラクターの登場が物語に緊張感をもたらし、彼女の悪意が全てを飲み込む様子は、...

感想・レビュー・書評

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  • 戦慄の第二章
    禁断の映像化!

    曲世愛(まがせあい)は、言う
    「私、悪人なんです」
    悪にも意味がある
    正義が悪に飲み込まれる第二章

    タイトルをアニメからお借りしてくると
    第五話 告白
    曲世愛の中学時代の担当医の恐るべき告白
    第六話 作戦
    各党代表者による公開討論会のテレビ放映
    第七話 最悪
    討論会で封じ込めるはずの新域長に 逆転を許し
    そして曲世愛の登場で ほぼ全滅

    討論会の形状で 自殺法について 自殺そのものについて その是非を問うけれども
    曲世愛の凄まじい悪意に全て消滅してしまう

    「自殺法」について考察させるために
    “新域”構想という政策が作中に使われる
    関東の一部地域での新しい行政区画
    新たな国家の試験運用の検証を目的としている
    その新域で「自殺法」を設定宣言するところから
    問題提起となる
    全く関係ないけど 某自動車メーカーさんが
    造成中の実験都市がいよいよ入居が始まるらしい
    ほとんど全ての情報を管理していくらしいけど
    どんな運営になるのかとても興味がある
    さてと 第三章へ

    • 1Q84O1さん
      正義が悪に飲み込まれる!?
      ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
      それは問題ありですが、好きかも…
      正義が悪に飲み込まれる!?
      ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
      それは問題ありですが、好きかも…
      2025/01/24
    • おびのりさん
      味方は、全滅していきます
      うふ
      味方は、全滅していきます
      うふ
      2025/01/24
    • おびのりさん
      オリジナルさん、コメントありがとうございます
      ひまわりめろん君と 仲良しのおびのりです

      私もブルーピリオドすっきです
      どうぞよろしくお願い...
      オリジナルさん、コメントありがとうございます
      ひまわりめろん君と 仲良しのおびのりです

      私もブルーピリオドすっきです
      どうぞよろしくお願いします
      2025/01/28
  • マガセかいつ、どんな絡んでくるのか気になってみちゃいますね。
    善との対決があるのかないのか、あればどうなるのか。見てのお楽しみということで。
    今3読んでます。


  • 最初は1よりは少し失速したかなと思ったが
    途中から曲世愛が出てきてからは1のワクワクが戻ってきた。

    まさかこの自殺法に自分ももう虜になってしまっているのか…

    2は本当に死とはなにか…
    自殺とはなにか…正義とは、悪とは…

    いろいろも考えさせられた作品だった。

  • うわぁああ!!
    もう、言葉にできないですよ、これは。

    正義とは、悪とは。
    もうそういう次元の話じゃない気がする。
    彼女はいったい何者で、何がしたいのか。
    次で本当に終わるのかこれ…!!

  • 善悪不二。
    すべてが嘘であってほしい。

    正義とは何か? 悪意とは何か? 不義とは何か?

  • 本書を読み終わって、放心状態のまま感想を書いていたのですが、マウス操作を誤って全て消去されてしまって、さらに放心状態が重なっています。かなりの長文を書いていただけに、思わず声を出してしまいました。夜の10時を過ぎていますが、別室でまだ仕事をしていたカミさんにも「どうした?」と驚かれ、迷惑をかけてしまいました。
    本書は、「死」についてと、「正義とは何か」と「悪とは何か」についてをテーマにした小説です。こんなテーマで小説を書きなさいと言われても、本書のような作品には到底及ばない自信があります。私の想像を大きく超えた物語を突きつけられました。
    本書で展開される出来事は、冷静に考えると荒唐無稽と言えるほどあり得ないようなものですが、本当にそんな出来事が起こりそうな現実感を与えているのは著者の力量のなせる技だと思います。
    登場人物たちを好きにならずにいられない、会話や、仕草が描写され、感情移入してしまいます。そんな信頼関係を読者と作っておきながら、ラストに至る展開はもう、心かき乱されます。傷に塩、鞭の連打、全身が痛風の発作、のような衝撃を受けて放心状態になってしまうということです。
    なるべく、ネタバレにならないように本書の魅力を語ったつもりですが、訳がわからないですよね。
    平山夢明さんの作品と同様、取扱注意の作品です。
    そして、忘れられない作品にもなりましたし、大好きな作品にもなりました。

  • 純粋悪。

    この言葉が似合うキャラクターは曲世愛の他には、ばいきんまんくらいじゃないか。

    高い思考力はあっても思想はない。悪を為すこと自体が目的で、理解も共感も出来ない。それで特にアニメは評価が真っ二つに分かれてたと思う。

    でも、理解出来ないものに理解を示すことがフィクションへの取り組み方だと捉えれば、私はこの作品が自分自身に与えた影響は大きいと思っている。

  • ここまで完膚なきまでに味方を失ってこれからどうやって解決?へ進むのか。悪について考えた結果正崎さんはどこにたどり着くのか、次を読むのが怖いです。
    好きな人物がことごとく死んでしまったのでもう正崎さんくらい呆然です。正崎さんは死なないでほしい。そして出来れば考えを変えないでほしいです。

  • 序盤から中盤、あまりにも展開がないので退屈極まりなかったが、終盤にかけては映画を観ているような臨場感、緊張感がある。
    主要な登場人物もバジバシ死亡していくので非常に好みである。
    伊藤計劃のかの名作「虐殺器官」に通ずるものがある。

  • 1巻はストーリーがあった気がするけど、もう2巻は終わり方が酷くて全部忘れた。(駄作という意味ではなく、展開が辛すぎる)

    1巻で私の推しの文緒くんが死んじゃった時はロスになったけど、今作後半で死人が加速度的に増えて、そういう感じじゃなくなってきた。

    次が最終巻ということで、正崎と曲世がどう対峙するのかというのが焦点になるのかな。

    あ、あと齋さんか…

  • 1作目より文体がよく読みやすかった。しかしテーマがどんどん広がり過ぎている印象。『政治』『死』『性』とどれも重めのテーマを上手く描いてはいるけれど、1つの作品に詰め込まれすぎていて、最後どう落とすの?と思えてくる。と…これは、まんまと3冊目に誘導されてるよね(汗)

  • 序盤は、法律のことだったり難しい話が続いていたのでぼーっと読んでて、愛ちゃんのこと忘れてたら、可哀想な精神科医の叔父登場。愛ちゃんの中学時代の話、もう異常すぎる。愛ちゃん催眠術師かと思ってたら、根っからのサキュバス体質だったのね。そんなのチートじゃん。「悪いことだわ、、」って憂いながら、人を気持ちよく自殺に追い込む愛ちゃん。怖い。素敵。好き。
    九字院さん亡くなってしまって残念。愛ちゃんと九字院さんの絡み見たかったな。
    最後は正﨑さんと一緒に「まがせぇーーー」ってなったわ。もう勇者正﨑はボロボロよ。次回、魔王愛ちゃんとの戦いが楽しみ。

  • 「いつからこの小説が、ただのミステリーだと錯覚していた?」

     この小説の感想を書こうと思ったとき、まずこの言葉は書いておかないといけない、と思いました。いや、もうホントにこれはヤバイ。

     一巻を読み終えた段階で、この小説はヤバイという匂いがしていましたが、二巻に至ってそのヤバさが爆発します。

     そのヤバさの中心にいるのは、もちろん曲世愛。不可思議で邪悪な女、というのは一巻で感じていたのですが、彼女はもはやそんな言葉では収まりません。

     神話の世界にセイレーンという、海に住む化け物がいます。その歌声を聞くと船員は惑わされ、遭難や難破してしまい命を落とすそうです。

     曲世愛は文字通りのセイレーンでした。ミステリの枠を超え、曲世は人の命を喰らい続けます。終盤の絶望感は、もはや言葉では表現できません……

     曲世の陰に隠れがちですが、この巻のテーマである自殺の是非についても色々考えさせられます。この巻のもう一つのハイライトは、自殺法の是非を巡っての討論番組。

     各党の党首が倫理面、経済面などあらゆる側面から自殺法を否定します。しかし、それを凌駕してくるまさかの展開……。この展開を持ってくることができるのも、野崎さんの奇才ぶりを見せつけているように思います。

     もはや化け物と(僕の中では)化した曲世をとめることは可能なのか? そして、曲世と自殺法は世界に何を求めているのか。話は三巻へと続きます。

     

  • あの女がもらたす絶望の物語。 
    あの女に対抗するためにはあまりにも無力。 
    あの女に対抗するためにはあまりにも無策。 
    あの女と斎開化はやはり手を組んでいるのか。 
    あの女と斎開化が目指す場所はいったい何処なのか。 
    あの女の目的はいったい何なのか。 

    正崎善は――悪に敵うのか。

  • ぼろぼろぼろぼろ死んでいく。途中経過はすっ飛ばして彼女の正体さえはっきりしたらそれですっきりしてしまいそう。出生がはっきりしていないので今後背負ってきた影が明かされるという流れなんだろう。なんだろうなんだろこれは気になるぞ☆

  • 前巻よりも面白さ増し増しでした。
    前半の、登場人物が出揃って、これからかな?という感じと、後半の政治家の攻防。
    そしてラスト十数ページの畳み掛けるような衝撃。
    前半の政治家パートが堅苦しく現実的な展開だっただけに最後の曲世愛のターンは非現実的すきて寒気がするほどこの女が恐ろしかったです。
    面白い…これからどうなるのかすごく気になります。主人公大丈夫だろうか……。

  • これは実に目の『毒』だな… 次は9ヶ月後とは待ち遠い…
    私にも囁いて、あの絶妙な死を欲する体験を味わいたいな~なーんてな。。。

  • 『この本はやばい・・・』

    まず第一に、死にたい人は読んではいけません。そして、ちょっと情緒不安定かなぁの人もダメ。強い心を持ってると思い上がっている人もダメ。みんな、死にます。

    とにかくすごい。やばい。ぐっときた。偉そうなことは言いません。この本は確実に人の心に忍び込んで大事な部分を揺さぶります。すぐにじゃないかもしれない、鼻で笑い飛ばす人もいるかもしれない。だけど、死を恐れる心があるのなら、その甘い囁きをはねのけることは出来ない。


    あなたは踏切の前、思い出す。あの芳醇な女の匂いを。そして耳元に蘇る、あの優艷な囁きが。そして、貴方は微笑んで・・・・・・━━━になる。

    本当に怖い本です。読んだらダメ、だけど気になるでしょう。読んだら死んじゃう本だよ・・・なんて。おちゃらけてないと、飲まれてしまいそうで、怖いんです。お化けなんかよりよっぽど怖い。どうか、どこにも飛び込みませんように、私。

  • 2巻目。自殺を認める法律の是非が争われるが、そんな中を会ったものを自殺させていく女、曲世愛の強烈な印象を残して語られる、という感じかな。

  • 読了と共に「正崎さ〜〜〜ん!!!!」と叫んでしまった。シリーズ3作あるの?この状況でも入れる保険があるんですか???
    バビロンⅠで随分な状態からスタートした正崎さんは「正義を、善を成すための行い」からどんどん乖離していきます。純粋悪の女が無邪気に振り撒く災悪に、法と頭脳と共謀で戦っていく。はずなのに、あれ?六法全書で殴れない。レベリングもして装備も増やしたのに敵がチート過ぎてクソゲー、どうする正崎!?そんな一冊。

    複数人が出てくる野崎本って、人を狂わせた数が多いほど味が出ると思ってませんか。

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著者プロフィール

【野崎まど(のざき・まど)】
2009年『[映] アムリタ』で、「メディアワークス文庫賞」の最初の受賞者となりデビュー。 2013年に刊行された『know』(早川書房)は第34回日本SF大賞や、大学読書人大賞にノミネートされた。2017年テレビアニメーション『正解するカド』でシリーズ構成と脚本を、また2019年公開の劇場アニメーション『HELLO WORLD』でも脚本を務める。講談社タイガより刊行されている「バビロン」シリーズ(2020年現在、シリーズ3巻まで刊行中)は、2019年よりアニメが放送された。文芸界要注目の作家。

「2023年 『タイタン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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