路地裏のほたる食堂 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 461
レビュー : 64
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940467

作品紹介・あらすじ

「あんたの秘密。聞かせてくれたら、金はいらない」
お腹を空かせた高校生が甘酸っぱい匂いに誘われて暖簾をくぐったのは、屋台の料理店「ほたる食堂」。風の吹くまま気の向くまま、居場所を持たずに営業するこの店では、子供は原則無料。ただし条件がひとつ。それは誰も知らないあなたの秘密を教えること……。
彼が語り始めた“秘密”とは? 闇夜にまぎれるように佇む路地裏の食堂を舞台に、足りない何かを満たしてくれる優しい物語。

感想・レビュー・書評

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  • 『真夜中のパン屋さん』シリーズを愛読してたので新シリーズもわくわく読みました。引き続き山中ヒコさんが表紙担当なのも大変うれしい!

    結衣がなかなかエキセントリックで漫画チックなキャラクターなのだけど、炊飯器王子こと鈴井遥太はそれ以上。が、そこは私も女なので、主人公・亘の言葉を借りるとトンチキもミステリーに感じてしまい「好き♡♡♡」という好印象に…。女なので仕方ない…。
    屋台のご飯が適度な描写でどれも美味しそうで、食べたくなる…というより料理したくなる!ありがたい!

    パンドラの箱の、最後に残るのは希望だということを提示してくれる一冊。素直によかったよかったと安堵と共に読了することができて満足。
    「誰かの幸せな記憶の中にいられるって、多分けっこう幸せなことなんだぜ?」という神の台詞が印象深い。

  • お腹を空かせた高校生が甘酸っぱい匂いに誘われて暖簾をくぐったのは、屋台の料理店「ほたる食堂」。風の吹くまま気の向くまま、居場所を持たずに営業するこの店では、子供は原則無料。ただし条件がひとつ。それは誰も知らないあなたの秘密を教えること……。彼が語り始めた“秘密”とは? 真っ暗闇にあたたかな明かりをともす路地裏の食堂を舞台に、足りない何かを満たしてくれる優しい物語。

  • 続きが気になる本だった!

  • かるーい。うーん、結衣にイライラしかしなかった…亘のキャラも浅いような…うーん

  • 連作短編かと思ったら、長編だった。
    2話目までは、どうも話に入れなかった。
    猫が出てくるし(ひどい登場の仕方だったけど)、登場人物も個性的だし(やりすぎ感あるけど)、もっとぐいぐい読めそうなのにな、と思いながら、読み進めていって。

    3話からはぐいぐい面白くなって一気読み。
    これは続編ありきだな笑

    猫はかわいいなあ。

  •  もしかして、夜にご飯食べる話を書く作家さんなんだろうか。
     真夜中のパン屋さんとは少し系統の違う事件。

     人の害意無き悪意というか、悪気のない阻害というか……。なかなかうまく形にしにくいものをアレを通してスカッと読ませる。
     流れるような語り口調が好き。

  • 神と遥太の出逢い。
    まさかこんな形で出会った二人が今後の物語を作っていくとは思いもしなかった。

  • ほっこり系の話と思ってたので、中盤の重さで挫折しかけました。面白くなってきたところで終わっちゃって、またまだ序章だったのね、って印象。

  • 神が主役の物語では無いせいか、どうにも話の展開が鈍重な印象。
    個々のキャラも話全体も、読み終えると良かったなと思うのに、どうにも中間あたりで重さが気になる。
    ほたる食堂がサブというより裏方になっているので、もうちょっと前面に出てくる内容だったら良かったなと思います。

  • 大沼さん、食堂とくれば、よくある癒し系駆け込み寺的な食堂の物語だと思いきや、結構人の悪意や偏見が登場するヘビーな内容でした。
    それでも徐々に温かさが増していき、予想以上に清々しい結末に辿り着いたので良かったです。
    この作品に屋台という小道具が必要だったのかは些か疑問ですが。

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著者プロフィール

1975年、岐阜県生まれ。2005年に「ゆくとし くるとし」で第9回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、小説家としてデビュー。『真夜中のパン屋さん』で注目を集める。

「2019年 『路地裏のほたる食堂 3つの嘘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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