臨床真実士ユイカの論理 ABX殺人事件 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940559

作品紹介・あらすじ

言葉の真偽と虚実を判別する瞳を持つ臨床真実士、本多唯花の元に届いた挑戦状。差出人ABXの予告通り、赤坂で頭文字Aを持つ少年が殺された。連続殺人勝負に見立て、ABXは唯花を挑発する。一週間後、第二の殺人が起こり頭文字Bの女性が被害者となる。現場に残された、犯人の署名ともいえる遺留品の意味は? ABXの仕掛けに隠された嘘を、唯花の論理が解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • 嘘嘘アンド嘘の論理。     
    嘘を積み上げ掛け合わせた論理。     
    まさに人を家畜にする嘘。   
    人を誘導し操る嘘。   
    いや~見事にしてやられた。    
    解決編ですべてが収束していくの様は、開いた口が塞がらない状態だった。    
    いや~剣呑剣呑。    面白かった。

  • 嘘コレクションとはよく言ったものだ。読者への挑戦状があるとやっぱり嬉しい。

  • 肝心の解決パートのパンチ力が足りていない。臨床真実士の能力を活かしきれていないのが、とても勿体なく感じる。ストーリーとキャラクターは面白いだけに尚更。

  • レビューが遅くなってしまいましたが、100タイトルプレゼントでいただきました!ありがとうございます。

    このシリーズは第1作目は未読なため、初めて読みました。臨床真実士という、真偽、ウソホントが見抜けるという特殊能力を持つ、唯花が真相を解いていくもの。
    ところどころそれっぽい用語が出てきて、最初は少し抵抗があるものの、慣れてくると面白い設定。こんな能力があれば便利だよなぁと思う反面、ちょっと怖いかもしれない。
    読んでいる時はそれほど意識しなかったけれど、最後まで読んで序章を確認し直して、あぁ〜確かに「ABC殺人事件」だ!と思った。

    最初は事件を追っていくことで精一杯だったけれど、最後に証言が繋がっていく瞬間はさすがに気持ちが良い。しかも更に転ぶのが、あっと言わせる。
    ミステリ、としても十分面白いのだが、主人公の唯花という存在にとても魅力を感じた。唯花のイラストはそれこそ表紙にしかないけれど、助手の晴彦目線で表現される唯花は、客観的に見てもそうなのか、はたまた唯花への想いのフィルターがかかっているからなのか。
    唯花という存在を存分に描いているようで、どこかミステリアスで、それでもって晴彦の気づかなさがまた(^^;。
    たった一言の、大事な言葉はきっと。

  • 前作に引き続き読み込みました。

    前作と打って変わって論理学要素が薄くなり、馴染みのない人でも読みやすい内容になっている。
    とはいえミステリとしての論理の難解さは変わらず、読み終わったあとのなるほどな〜感はしっかり味わえる。

    晴彦と唯花の掛け合いも健在だ。流行りのキャラクター文庫の中でも特筆して楽しいコンビ。新作が待ち遠しい。

  • シリーズ二作目。相変わらず真と偽、ホントとウソにまどわされてぐるぐるの証言パズルですが。気をつけて読めばさほど難解ではありません。……とはいえ、真相すべては見抜けませんでしたが。
    タイトルから察するにあの有名作品の、と思いますが。もちろんそれを逆手に取られた感じだなあ。しかしまさかそう来ますか。被害者のミッシングリンクを繋ぐものは何となくわかったし、犯人も何となくあの人、ってところは分かったけど。そこまでであえなく撃沈、です。やられたー。

  • 装画担当

  • 前作に比べると断然面白い!

    かなり論理的で、こちらも頭を使わないとこんがらがってしまうけれど、だからこそこっちは唯花の推理に納得できるし、どんどん読み進められる。

    これを書ける作者を尊敬する。

  • 度々の真偽の指摘は前作よりはイラつかない。でもやっぱり論理的に解説されても頭に入らなかった。分倍河原が出てくるのが何となくツボ。他の地名だったら何があるだろう。

  • 本格ミステリとしては、いう事なしの面白さ。
    乙女心?を時々みせるユイカにたいして、助手の鈴木くんが、鈍感過ぎてムズムズさせる。

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著者プロフィール

東京大学法学部卒業。リヨン第三大学法学部第三段階「Droit et Politique de la Securite」専攻修士課程修了。なお学位授与機構より学士(文学)。警察庁I種警察官として、交番、警察署、警察本部、海外、警察庁等で勤務の後、警察大学校主任教授にて退官。2007年、『天帝のはしたなき果実』で第35回メフィスト賞を受賞しデビュー。有栖川有栖・綾辻行人両氏に師事。その後、「天帝」シリーズ(講談社ノベルス、幻冬舎)をはじめ、著作多数。

「2019年 『陰陽少女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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