探偵が早すぎる (上) (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 581
レビュー : 61
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940719

作品紹介・あらすじ

『その可能性はすでに考えた』の著者が仕掛ける究極の逆転劇!

父の死により莫大な遺産を相続した女子高生の一華。その遺産を狙い、一族は彼女を事故に見せかけ殺害しようと試みる。一華が唯一信頼する使用人の橋田は、命を救うためにある人物を雇った。
それは事件が起こる前にトリックを看破、犯人(未遂)を特定してしまう究極の探偵! 完全犯罪かと思われた計画はなぜ露見した!?
史上最速で事件を解決、探偵が「人を殺させない」ミステリ誕生!

感想・レビュー・書評

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  • 元祖探偵、悪魔探偵、おしり探偵。。。いろいろあれど事件解決最高速なのがこの作品。今までにない面白さ。

  • 愉快、痛快、面白い〜!タイトルが気に入って手にとったんだけど、当たりだった!

  • 探偵がなかなか出て来なくていつ出てくるのかなと読んでいたら、まさかの上巻の最後(笑)
    途中から橋田が探偵なんじゃないかと思ってた。
    だから探偵が出て来ないんだろうなと思ってたら、ちゃんと最後に満を持して出て来た。
    探偵こと千曲川光。
    この探偵のキャラ設定がまた面倒(笑)
    性別は男、心は女、性的嗜好は同性愛。
    つまり、身体は男だけど百合ってことだな。
    外だけ見たら普通の異性愛に見えるやつだ。
    そんな光は、かなり容赦ない。
    マユリの元彼の秀英はアナフィラキシーショックで病院送りにして、六強とコンビニ店員は毒蜘蛛に襲わせてやはり病院送り、メルリとのその手下は爆弾でメルリは右目がダメになって手下は左手がダメに…。
    トリック返しという異名を持つ光の手腕はなかなか辛口だ。
    ただこの有能な光と接するときの橋田は、なんというか光よりも立場が上というかもう少し高みにいるように思えたのが気に掛かった。
    橋田は一体何者なんだろうな。
    光とは古い知り合いみたいだけど、どんな関係なんだろう。
    謎が多い橋田だけど、ソンビに扮したところは笑った。

    それにしても一華は大変だな。
    約10人VS一華だもんな…。
    命がいくつあっても足りないな。
    下巻ではどうなるのかな。
    一華はちゃんと遺産を護り抜けるのかな?
    法要は無事に乗り切れるのか…。

  • 探偵が早すぎる。  
    そしてトリック返し。 
    洞察力、観察力、先見力。  
    探偵が早すぎる。

  • 殺人事件が起きる前にトリックを解明し、事件を起こさないばかりか、そのトリックをそのまま犯人にお見舞いする必殺技「トリック返し」を駆使する異色のミステリー。買ってから気づいたが、前々から気になっていた『その可能性はすでに考えた』の人だったらしい。思ったよりもライトな文体とポップなキャラクターで、ギャグも多く、非常に読みやすい。しかも、状況設定そのものは古典的な日本のミステリーにありがちな遺産相続にまつわる同族殺し……というのがなかなかシニカル。下巻を早く読みたい。

  • いままで見たことない探偵がここにいた。
    テレビでは「推理しない探偵」が話題になっているが、事件を未然に防ぐ探偵、は、もっと新しい。いや、よく思いつきましたねぇ。井上さん!
    実は井上ミステリ、初読みだったのだが、楽しいね。ぐいぐいとくるリーダビリティ、さすが。
    読みながら、これはコナン君みたいに連続アニメにするときっと人気出るだろうなと思ったりなんかして。
    (上)のラストでようやく姿を現す「名探偵」の設定もアニメチックでそそられる。
    早く(下)が読みたくて仕方がない!

  • ドラマ先行です。
    まず原作とドラマは別物、と言いきれるぐらい雰囲気から内容から掛け離れていましたね。ドラマのほうが雰囲気は好きですが、トリックはやはり原作のほうが上だと感じました。
    それはそれとしてミステリ小説にしては突拍子もない設定が目立ちました。
    本書の要である千曲川が、「体は男だけど心は女でレズビアン」で、罠にかかる前にかけ返すトリック返しの後継者だったり、主人公がとんでもない遺産相続額(5兆円)だったり、意外なオチ(これは下巻だけど)だったり、一族総出で暗殺してきたりと漫画みたいな非現実的なネタ設定が続々と出てくるのだけど、果たしてその大げさな設定は必要だったのかといえば……微妙なものもある。特にトランスジェンダー。そうでないと成り立たない理由もなく(代替が利く)、ならばどうして持ち出してきたのかなと。
    ただ「破天荒な要素をいっぱい入れたかった」結果なら嫌だなぁと思いました。
    千曲川と十川を橋(田)がつないでいるのは面白かったですが。

    はっきり楽しかったといえるのは“カボチャと魔女”でしょうか。
    別世界のようなノリで素直に面白かったです。カオナシのような存在感だった二人の親友の晴れ舞台という意味でも良い話でした。

  • 【あらすじ】
    父の死により莫大な遺産を相続した女子高生の一華。その遺産を狙い、一族は彼女を事故に見せかけ殺害しようと試みる。一華が唯一信頼する使用人の橋田は、命を救うためにある人物を雇った。それは事件が起こる前にトリックを看破、犯人(未遂)を特定してしまう究極の探偵!完全犯罪かと思われた計画はなぜ露見した!?史上最速で事件を解決、探偵が「人を殺させない」ミステリ誕生!

    【感想】

  • 痛快、爽快!

    ドラマから入らせてもらいました!

    面白い!

  • ドラマとは違うキャラクター。
    探偵はすごいが、たったそれだけで見抜けるのか・・・?

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著者プロフィール

井上 真偽(いのうえ まぎ)
神奈川県出身。東京大学卒業。『恋と禁忌の述語論理』で第51回メフィスト賞を受賞。
第2作『その可能性はすでに考えた』は、恩田陸氏、麻耶雄嵩氏、辻真先氏、評論家諸氏などから大絶賛を受ける。同作は、2016年度第16回本格ミステリ大賞候補に選ばれた他、各ミステリ・ランキングを席捲。
続編『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』でも「2017本格ミステリ・ベスト10」第1位を獲得した他、「ミステリが読みたい!2017年版」『このミステリーがすごい!  2017年版』「週刊文春ミステリーベスト10 2016年」にランクイン。さらに2017年度第17回本格ミステリ大賞候補と「読者に勧める黄金の本格ミステリー」に選ばれる。また同年「言の葉の子ら」が第70回日本推理作家協会賞短編部門の候補作に。
2017年刊行の『探偵が早すぎる』は2018年に滝藤賢一・広瀬アリス主演でテレビドラマ化された。

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