探偵が早すぎる (上) (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
3.72
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本棚登録 : 1961
感想 : 144
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940719

感想・レビュー・書評

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  • 2018年に連ドラになったものの原作で、ドラマは見たけど原作は読んでなかった。この春(2022年)に第2シーズンが放送されるので改めて読んでみたが、読み易くてなかなか面白い。こうやって読み返すとうまくドラマ化されてたのに感心する。前半はドラマにもなってた話が続く。千曲川、面白いわ!

  • 「事件が起こる前に事件を解決する」というのが目玉で、それ自体はとてもおもしろいが、やはり事件が起こらないので緊張感に欠ける。
    推理もそれは流石に無理やろ…みたいな論理で解決するので腑に落ちず、探偵の素性があまり明かされないので探偵が好きにもなれず、解決編も微妙に感じてしまった。

    でも評価が高いのは間違い無いので、これからの大きな展開に期待しつつ下巻を読む。
    一華と橋田はかわいいし。

  • おしぼんボード「読み始めたら止まらない本」

  • キャラが好き

  • レビューは下巻で

  • k

  • 使用人の橋田がイメージよりガラが悪いのが笑えたがまだ上巻。ここから下巻にかけて知らない面がどんどん増えていきそうな予感。

    反面、主人公の一華は普通すぎて影が薄い。
    ありえない金持ちだが本人にその実感はなく、今のところギプスをして車椅子に乗っているくらいしか特徴がないが、作者があえてそうしているのならこちらもまた、新たな一面が見えてくるのか。
    でもなんとなく、探偵も橋田もキャラが濃いから、バランスを取って一華は薄いままなのかなとも思う。

    本作は遺産を狙う側との攻防が見もので、事件を未然に防ぐのが売りのミステリなのだが、ひとつ目の未遂事件のアイデアを考えた人はちょっとかわいそうに思えた。
    だって、アイデア考えただけじゃん?
    未遂でも無関係の幼い子供ごと爆発させようとかいう鬼畜の所業ではないし。

    とはいえ、実行されていたら無辜の女子校が一人亡くなってしまうわけで。
    しかも犯人は過去にも殺人を?
    それならしょうがないかー
    現実には、アイデアだけ出すというのはどれくらいの罪になるんだろう。
    みんな未遂で終わって良かったな。

  • 感想は下巻を読み終わってから。

  • トリック返し!って言っているドラマのCMが記憶にあるけれど、これだったのか。
    最後の方でやっと探偵が姿を現した。

    途中まで何となく読みにくかったけれど、慣れたら問題なかった。

  • 今のところ、ストーリーよりも登場人物の方が面白いかな。出番は少ないけれど、一華の同級生二人!

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著者プロフィール

神奈川県出身。東京大学卒業。『恋と禁忌の述語論理』で第51回メフィスト賞を受賞。
第2作『その可能性はすでに考えた』は、恩田陸氏、麻耶雄嵩氏、辻真先氏、評論家諸氏などから大絶賛を受ける。同作は、2016年度第16回本格ミステリ大賞候補に選ばれた他、各ミステリ・ランキングを席捲。
続編『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』でも「2017本格ミステリ・ベスト10」第1位を獲得した他、「ミステリが読みたい!2017年版」『このミステリーがすごい!  2017年版』「週刊文春ミステリーベスト10 2016年」にランクイン。さらに2017年度第17回本格ミステリ大賞候補と「読者に勧める黄金の本格ミステリー」に選ばれる。
また同年「言の葉の子ら」が第70回日本推理作家協会賞短編部門の候補作に。
他の著書に『探偵が早すぎる』(講談社タイガ)がある。

「2018年 『恋と禁忌の述語論理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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