首洗い滝 よろず建物因縁帳 (講談社タイガ)

著者 : 内藤了
  • 講談社 (2017年6月21日発売)
3.63
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  • 本棚登録 :76
  • レビュー :11
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940740

作品紹介

地図にない滝から流れてくるのは、人間の顔――。

『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』の著者が描く、泣ける怪異譚第二集。

その滝に近づいたら死ぬ――。クライマーが山深い滝で事故死した。その死体は顔面を抉り取られて、凄惨な肉塊と化していた。広告代理店勤務の高沢春菜は、付近の登山道の整備中、事故現場に遭遇。地図にない滝に関する奇妙な怪談を耳にする。

首洗い滝 よろず建物因縁帳 (講談社タイガ)の感想・レビュー・書評

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  • シリーズ二作目。もうこのタイトルだけでぞくぞくさせられてしまいます。そして、刊行されたときにすぐ読まなかったことを後悔しました。これ、夏に読むのにぴったりな一冊でしたよ。これを冬に読むだなんて馬鹿げてたっ!
    もう読んでいるだけで滝の冷気がぞわぞわと伝わってくる印象で、とても寒いです。不気味さも、伝承の不穏さもひとしお。ラストはなかなか爽やかでしたが。そこに至る道のりがあまりに怖い、というか寒すぎました。臨場感はたっぷり楽しめましたけれど。くれぐれも、夏にお勧めの一冊です。

  • 表紙が若干怖いので、しっかりカバーを掛けて。程々よりは少し上ぐらいの面白さだった1作目。2作目は期待を遥かに上回る面白さ。

    広告代理店勤務の春菜が今回関わることになったのは、登山道整備開発事業。ところがそこには、近づいた者は死ぬと噂される滝があった。

    想像するだに恐ろしい光景のホラーなわけですが、登場人物のキャラが揃って◎。因縁物件を専門に扱うイケメンの曳き屋・仙龍と春菜との会話が可笑しく、仙龍の助手や生臭坊主、皆サイコー。祟りの原因もしっかり切ない。民俗学や土着信仰好きの方はぜひ。

    仙龍さん、42歳を過ぎても死なないで。

  • 2018/1/25
    私の中で大ブームの内藤了。
    パグ男(ホンマにパグに失礼だけど)はもっと痛い目にあっちゃえ。
    なかなか飛び込めないよ、井之上さんかっこいいよ。から始まりコーイチは相変わらず使えるし和尚も憎めない。
    キャラクターが上手なのだろうな。
    みんないそう。
    今回、仙龍がちょっと地味。
    仙龍いくつなんだろうな。
    続き出たら早く読みたい。

  • その滝には女の顔が浮かぶのだ――。
    『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』の著者が描く、泣ける怪異譚。
    ねんねこぼっちゃん、亀の子坊ぼっちゃん―― 呪いの滝で子守歌を聞いた者は必ず死ぬ。

    クライマーの滑落事故が発生。現場は地図にない山奥の瀑布で、近づく者に死をもたらすと言われる『首洗い滝』だった。広告代理店勤務の高沢春菜は、生存者から奇妙な証言を聞く。事故の瞬間、滝から女の顔が浮かび上がり、泣き声のような子守歌が聞こえたという。滝壺より顔面を抉り取られた新たな犠牲者が発見されたとき、哀しき業を祓うため因縁物件専門の曳屋・仙龍が立つ。

  • ☆3.3

     今回も曳き家・仙龍やコーイチ、広告代理店勤務の高沢春菜、雷介和尚がなんだかんだと集まって事件解決。縁なのか因縁なのか・・・。あ、あとパグ男も。
     前作のほうが個人的にはおもしろかったかな。続きも読みたい。
     


    内容(「BOOK」データベースより)

    クライマーの滑落事故が発生。現場は地図にない山奥の瀑布で、近づく者に死をもたらすと言われる「首洗い滝」だった。広告代理店勤務の高沢春菜は、生存者から奇妙な証言を聞く。事故の瞬間、滝から女の顔が浮かび上がり、泣き声のような子守歌が聞こえたという。滝壺より顔面を抉り取られた新たな犠牲者が発見された時、哀しき業を祓うため因縁物件専門の曳き屋・仙龍が立つ。

  • 近づく者に死をもたらすといわれている「首洗い滝」でクライマーが亡くなる。生存者の証言では事故の瞬間、滝に女の顔が浮かび子守歌が聞こえてきたという…
    ミステリーだけどホラーでしかも悲しい事実が隠されていて、前作同様泣けてしまいそうに…ホラーは苦手なのに気になって目が離せなかった。続編も楽しみ♪

  •  うーん、なんでしょう。全体的に嘘くさいというか。もっと怖くできそう。

  • 蒸し暑い夏、お盆間近、ヒンヤリとした恐怖を味わうにはうってつけ。
    単なる怪談にとどまらず、人の業や情念の醜さ、哀しさを同時に描きこむのはこの作者ならではの手腕。それが最大の魅力だと思っている。

  • ほろりと泣けるホラー。そういってもいいものでした。
    建物の、というよりはいわくつきの場所の伝説を解きほぐしていくのが良かった。

    シリーズ続編楽しみにしています。

  • 今回は建物か?前作よりホラー色が押さえ目で読みやすかったとはいえ滝での怪異は相当怖い。一番怖かったのは老人の顔の皮が転がってるとこ。

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