緋紗子さんには、9つの秘密がある (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 46
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940771

作品紹介・あらすじ

学級委員長を押し付けられ、家では両親が離婚の危機。さらには幼なじみへの恋心も封印中。自分を出せない性格に悩みが募る高校2年生・由宇にとって「私と誰も仲良くしないでください」とクラスを凍りつかせた転校生・緋紗子さんとの出会いは衝撃だった。物怖じせず凛とした彼女に憧れを抱く由宇。だが偶然、緋紗子さんの体の重大な秘密を知ってしまい、ふたりの関係は思わぬ方向へ――。

緋紗子さんの秘密をひとつひとつ解いていくうちに、見えてくる本当の大切な秘密とは?

感想・レビュー・書評

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  • ヒロインの特殊体質を使った物語の反転が心地よい作品。青春物語としては王道ながら、丁寧な描き方で満足度の高いジュブナイルものとなっている。 主人公、由宇は自分を抑えている普通の女子高生。そんな彼女の前に仲良くしないで下さいと言う緋沙子と出会います。そして彼女の秘密を知ってしまうのです。 緋沙子の特殊な体質を中心に9つの秘密という形でまとめが入ります。物語の印象を反転させ、秘密の提示でかっちりと落とし込む。なかなか完成度が高く、さくっと楽しめる作品でした。

  • 仲良くしないでくれ、と宣言した転校生の緋紗子さん。とある秘密のために友達を作らず転校生活。結構とんでもない秘密だけど多感な女子高生だからありかな。秘密といってもミステリ系じゃなくて女子高生の友情ものだった。

  • このミステリアスな青春小説を、友情を信じるすべての人に。
    悩んで、泣いて、笑って。高校生活は毎日がドラマ!
    クラスを一瞬で凍りつかせた転校生には、深くて大きな秘密がありました。

    学級委員長を押し付けられ、家では両親が離婚の危機。さらには幼なじみへの恋心も封印。自分を出せない性格に悩みが募る高校2年生・由宇にとって「私と誰も仲良くしないでください」とクラスを凍りつかせた転校生・緋紗子さんとの出会いは衝撃だった。物怖じせず凛とした彼女に憧れを抱く由宇。だが偶然、緋紗子さんの体の重大な秘密を知ってしまい、ふたりの関係は思わぬ方向へ――。

  • 表紙とタイトルに惹かれて読みました。
    最初はどうなるのかワクワクしながら読み進めていましたが
    途中からなんだか、んんー…
    なんでかなぁ、って考えてみると
    登場人物に感情移入ができないから、
    のようです。
    緋紗子さんのミステリアスな感じは
    最初は惹かれて気になったけれど
    特異体質があって態度が悪い。
    事情があるとはいえど態度にもやもやする。
    主人公は緋紗子さんに迷惑がられてるのに
    仲良くなろうとウザいくらいに関わろうとする。
    関わろうとする思いはいいのだけど、
    特異体質についての考えが足りなさすぎる気がする。
    そういった諸々が感じられてきて
    だんだん読むのが微妙な感じになってきた…(^^;
    最後にはなんとかまとまった感じもしたけれども。
    なんだか惜しいなぁ…って気持ちになりました。
    もう少しだけキャラクターに感情移入しやすければ
    最後までよい感じに読めた気がします。

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プロフィール

1988年、千葉県出身。東洋大学社会学部卒業。
2011年、函館港イルミナシオン映画祭第15回シナリオ大賞で最終選考に残る。以降、短編映画脚本や、スマートフォン向けアプリのシナリオ原案に携わる。
15年、『海の見える花屋フルールの事件記 ~秋山瑠璃は恋をしない~』(TO文庫)で長編小説デビュー。16年、第2作『海の見える花屋フルールの事件記 ~秋山瑠璃は恋を知る~』、17年に『緋紗子さんには、9つの秘密がある』(講談社タイガ)を上梓した。

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