探偵が早すぎる (下) (講談社タイガ)

著者 : 井上真偽
  • 講談社 (2017年7月20日発売)
3.75
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  • 本棚登録 :277
  • レビュー :39
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940801

作品紹介

一族から命を狙われる一華に訪れる正念場――亡き父の四十九日。

犯人たちが仕掛けるチャンスは、お寺での読経時、お墓での納骨時、ホテルでの会食時の三回。このどこかで、もしくはすべてで、一華を殺すための計画が実行に移される!
繰り出されるのは、奇想天外な物理トリック、驚天動地の密室トリック、前代未聞の消失トリック、絢爛豪華な暗殺トリック……。そしてついに動き出す空前絶後の大仕掛け!

事件を未然に防ぐ、人を殺させない探偵は、一華を守り切れるのか!?
「ではお嬢様……いざお父上の、弔い合戦と参りましょうか」

かつてないトリックの数々が炸裂する、井上真偽の真骨頂!

探偵が早すぎる (下) (講談社タイガ)の感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです
    ただ、上巻のリズムよりもスピーディーでつめこみすぎなかんじがもったいないと思ってしまいました全てのトリックが面白いのに
    でも、本当にこんなにいっぱいの要素が詰まっていて、いっきによみあげてしまいました。

  • この調子で続くのかしらんと余計なお世話をしていたが、今度は四十九日に的を絞って、法要、納骨、精進落としのそれぞれの場で、親戚一同各々が仕掛ける趣向に。
    なんだか子供騙しみたいな仕掛けだが、このお話はそういう趣向を楽しむ本と割り切ると、まあまあ楽しく読めた。

    東京出張の復路途中では読了。雪が凄くて、小田原では車体に付いた雪の除去で停車するなどどうなることかと思っていたが、何とか無事に着いた。

  • 最後の砦の天后が出るも、ことごとくトリックは探偵の返り討ちになります。
    最後はまさかのトリックが。
    最後の最後まで気が抜けません。
    いやはや、いつもながら楽しませてくれます。

  • 探偵が早すぎた。大体そんなとこかな、という進み方だった。
    2017/12/21

  • トリックが畳み掛けるように後半は次々起こる(止められるけど)ので、一気に読める。でも、上巻の方が私は好きかな。ちょっとグロい感じが。笑

  • 上巻同様、親族に命を狙われる女子高生・一華と、彼女を助ける探偵・千曲川光と、サポートする使用人・橋田の物語。

    <あらすじ>
    一華の父の49日の法事にて
    寺の天蓋を落として圧殺
    墓石を倒して圧殺

    会食するホテルにて
    回転ドア内での焼殺
    ボーリングの球を転がして撲殺
    ボイラー室からの熱湯による大火傷
    照明器具に水をこぼし漏電からの感電
    ボイラー室の換気を塞ぎ一酸化炭素中毒
    、、、
    一華を不慮の事故にみせかけて殺そうと畳み掛ける親族達。
    その完全犯罪計画をすべて未然に阻止する探偵。
    だったのだが、最後のトリックを察知出来ず絶体絶命のピンチ!
    はたして一華を守ることは出来るのか?


    <オチ>
    親族が最後に仕掛けた「ホテル崩壊」。
    そのトリックを見破ったのは使用人の橋田だった。
    橋田の活躍もあり、親族は法の下で裁かれることになった。

    橋田はあらゆる事件を影で未然に阻止する裏の世界ではスゴ腕の人物で、探偵は橋田の弟子だった。
    橋田は現役引退の最後に、一華の父から一華を守るよう依頼されていた。
    一華の警護を無事終えた橋田は契約終了となったので一華の元を離れようとするが、一華は橋田を使用人として契約することで引き止めるのであった。

  • 下巻もおもしろかった~。元から仲が悪かったとはいえ遺産をめぐって悪だくみばかりの親戚にうんざり。一華のお父さんは本当は殺されたのでは?という疑惑が出てこないのが不思議なくらいだ。一華の友達もいい子だし、なにより橋田が頼りになった、正体不明は変わらずだけど。この作者のほかの作品も読んでみたくなった。

  • ‹内容紹介より›
    「俺はまだ、トリックを仕掛けてすらいないんだぞ⁉」完全犯罪を企み、実行する前に、探偵に見抜かれてしまった犯人の悲鳴が響く。父から莫大な遺産を相続した女子高生の一華。四十九日の法要で、彼女を暗殺するチャンスは、寺での読経時、墓での納骨時、ホテルでの会食時の三回!犯人たちは、今度こそ彼女を亡き者にできるのか⁉百花繚乱の完全犯罪トリックVS事件を起こさせない探偵!

    ――――
    上巻に引き続き読了しました。
    四十九日の法要で、一堂に会した犯人たち。
    最終局面で仕掛けられる「毒殺」のトリックはリアリティがありましたが、その他のやり口は"トンデモ"感が強い印象です。
    ここぞとばかりに数々のトリックが仕掛けられ、それを暴く過程もやっつけ仕事のように感じました。
    駆け足でエンディングまでもっていった、という印象で、ストーリー自体や物語そのものの発想は悪くないものの、細部のツメが甘いかな、という印象です。

  • 上巻の続き。莫大な遺産を相続した女子高生を、四十九日法要のどこかの場面で暗殺しようとする親族達。それを未然に防ごうとする探偵。この攻防が集約されていたので、上巻よりドキドキ出来て面白かった。
    莫大な遺産を横取りするのに、親族が雇う共犯者が皆チャチなので、その点が気に入らなかったけど、最後は流石に大掛かりで納得した。この著者、今後も問題作を書き続けそうだなあ。

  • 設定が秀逸、うまい!
    5兆円の遺産相続したがために・・・ネタバレするところだった!とにかく、狙われた美少女を救うために活躍する名探偵は、犯人が事件を起こすのを待ってられず・・・って、またネタバレ!!ううう、言いたい

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