探偵が早すぎる (下) (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 333
レビュー : 46
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940801

作品紹介・あらすじ

一族から命を狙われる一華に訪れる正念場――亡き父の四十九日。

犯人たちが仕掛けるチャンスは、お寺での読経時、お墓での納骨時、ホテルでの会食時の三回。このどこかで、もしくはすべてで、一華を殺すための計画が実行に移される!
繰り出されるのは、奇想天外な物理トリック、驚天動地の密室トリック、前代未聞の消失トリック、絢爛豪華な暗殺トリック……。そしてついに動き出す空前絶後の大仕掛け!

事件を未然に防ぐ、人を殺させない探偵は、一華を守り切れるのか!?
「ではお嬢様……いざお父上の、弔い合戦と参りましょうか」

かつてないトリックの数々が炸裂する、井上真偽の真骨頂!

感想・レビュー・書評

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  • 最後の落としどころが詰まらない.自身のレゾンデートルに回帰させるならば,それ相応の布石があって然るべきかと思う.エピローグとそれ以前とのテーマが乖離している点に違和感がある.ミステリィとしては面白く,独自の世界観が構築されていて次作に期待が持てる.

  • そのタイトルの通り"探偵が早すぎる"!事件が起こる前に事件を解決する、最速の探偵が活躍するどたばたミステリー。主人公の一華は、父の遺産5兆円を手にしたことで親戚全員から命を狙われる。家政婦の橋田や、探偵の光に守ってもらうが果たして…!?読みやすく、するするとすぐに読んでしまったし、頭の中で鮮明に映像化される。ぜひ実写化してほしい。

  • 今月の3冊目。今年の7冊目。

    上巻と比べると少し勢いが衰えた感じがする。最後のトリックもなんとなく微妙。

  • 180405読了。
    今年22冊目今月2冊目。

    サクサク読める。
    主人公付きの家政婦が、予想通りハイスペック探偵だった。
    強力な探偵出す→そいつが看破できない→もっとすごい探偵が身近なところから現れる。

    技巧というか形式というか、その妙なんだろうね。

  • 兎に角に探偵が早すぎて面白かった〜。一華の友達二人が絡んでくるのかと思っていたのですがそこはいい意味で予想が外れました。橋田の正体が分かってスッキリ。キャラの濃い親戚達のその後が気になります。

  • 犯人がトリックを仕込む前に次々と解決していく探偵。全てを解決したはずだったが。
    スピード感があり次々と推理していくさまは非常に面白い。続編が出て欲しい。

  • 『悲しいというよりどこか懐かしいような気持ちで、自分の過去と現在を照らし合わせた。そして気付く。そうか。きっとこれが、気持ちを整理するということなんだな。悲しいことも、辛いことも、みんなまとめて自分の中に受け入れて、一つの優しい思い出に昇華する儀式。』

    「アノマリー、という金融用語を知っているか?」
    「いいえ」
    「英語で『異常』という意味だが、学術的には特に、『従来の理論では説明がつかない奇妙な現象』のことを指す。株式市場で言えば、月曜日の株価は高いとか、米国株は十月に安値をつけるとかだな。まあいわば、理屈の通じない経験則ってとこだが ー」

    『こんなものに深刻になる必要はない。私は私。今日という日をどのようなものにするかは、全部私の気分次第だ。』

  • 面白かったです
    ただ、上巻のリズムよりもスピーディーでつめこみすぎなかんじがもったいないと思ってしまいました全てのトリックが面白いのに
    でも、本当にこんなにいっぱいの要素が詰まっていて、いっきによみあげてしまいました。

  • この調子で続くのかしらんと余計なお世話をしていたが、今度は四十九日に的を絞って、法要、納骨、精進落としのそれぞれの場で、親戚一同各々が仕掛ける趣向に。
    なんだか子供騙しみたいな仕掛けだが、このお話はそういう趣向を楽しむ本と割り切ると、まあまあ楽しく読めた。

    東京出張の復路途中では読了。雪が凄くて、小田原では車体に付いた雪の除去で停車するなどどうなることかと思っていたが、何とか無事に着いた。

  • 最後の砦の天后が出るも、ことごとくトリックは探偵の返り討ちになります。
    最後はまさかのトリックが。
    最後の最後まで気が抜けません。
    いやはや、いつもながら楽しませてくれます。

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