謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)

制作 : 文芸第三出版部 
  • 講談社 (2017年9月21日発売)
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  • 本棚登録 :161
  • レビュー :20
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940887

作品紹介

テーマは「館」、ただひとつ。
今をときめくミステリ作家たちが提示する「新本格の精神」がここにある。
奇怪な館、発生する殺人、生まれいづる謎、変幻自在のロジック――!
読めば鳥肌間違いなし。謎は、ここにある。新本格30周年記念アンソロジー第二弾。
収録作品:
東川篤哉『陽奇館(仮)の密室』
一肇『銀とクスノキ ~青髭館殺人事件~』
古野まほろ『文化会館の殺人 ――Dのディスパリシオン』
青崎有吾『噤ヶ森の硝子屋敷』
周木 律『煙突館の実験的殺人』
澤村伊智『わたしのミステリーパレス』

謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)の感想・レビュー・書評

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  • 黒より白の方が万人にお薦めできそう。
    こんなのありかと思う一方、自分の中で可能性を排除していたのでやられた感はある作品や、もしかしたらが当たった作品、ちょっと怖いテイストの作品もありました。
    でも、お薦めの一冊です。
    どんな仕掛けがあるかは読んでのお楽しみに。

  • 新本格30周年のアンソロジー。
    新しい作家さん探しのために購入。
    とある作家さんだけは文章を受け付けなかったことを除けばたのしめたかなー。

  • 普段アンソロジーなんぞには手を出さない性分ではあるのだが、創刊以来のお付き合いであるタイガであり、お気に入りの作家も複数参加しているということで、購入に至る。      
    東川篤哉「陽奇館(仮)の密室」・・・ユーモアミステリの覇道を往きながら、ユーモアミステリらしからぬオチ。   
    一肇「銀とクスノキ」・・・青春叙述ミステリ。   
    古野まほろ「文化会館の殺人」・・・臨床真実士ユイカ登場。素晴らしいの一言。    
    青崎有吾「噤ヶ森の硝子屋敷」・・・著者らしいの一言。   
    周木律「煙突館の実験的殺人」・・・著者の真骨頂。    
    澤村伊智・・・「わたしのミステリーパレス」・・・知らないお人。新鮮で面白かった。    

    面倒くさくなって適当になったけど、買って良かった読んで良かった。

  • 2017.11.30読了。
    東川さんは講演会で「あの人が好き」と言っていたので納得のトリック 笑
    ベストは青崎さん。シリーズ化に期待します。

  •  館もの縛りだってことに読み終わって気づいた。

     初めて読んだのは一肇と澤村伊智のふたり。ほかは一回以上は読んだことある作家。
     東川、久しぶりに読んだけどやっぱりおもしろいなぁ。好きです、このひとのテイスト。これはディナーに比べてちゃんとミステリもしてたし。ユーモアに寄るのも好きだけどそれなりにミステリとしてきちんとしてる話で、ユーモアを加えてる話がいいよ。
     一肇って全然知らないひとだと思ったら、ニトロプラスのひとみたい。この短編だけで判断するのは難しいけど、ひと昔前だったら好きだったと思うな、この系統。今はちょっと食あたり気味。
     次、まほろたん。やっぱりこのひと、文章が苦手。以上。
     青崎、外れなし。このJDCみたいなの、ほかにもシリーズで書いてほしい。青崎な、ファンタジィだろうがキャラ小説だろうが、ちゃんとミステリをしてくれるから好きだよ。清涼院や西尾とはそこが違う、と思ってる。
     周木、うん、好きです。この荒唐無稽な「館」、これこそ周木って感じ。あとキラキラネームがひでぇな(笑
     澤村伊智、「キリカ」のひとだったんだね。読みたいと思ってたやつなので読んでみようと思います。この短編も面白かったよ。殺人事件とかそういう意味での「ミステリ」ではなくてどっちかっていうと「ミステリー」って感じだけど、分かりやすい精神疾患を持ってくるより、こういう異常性のほうがぞっとするよね。
     どうでもいいけど、しおりは綾辻でした。
     抜粋、青崎有吾「噤ヶ丘の硝子屋敷」より。


    〈確かに福山雅治が結婚したときは悲しかった〉
    「福山さんの幸せを願ってあげなよ遊山くん」


     探偵薄気味さんと、助手遊山くんのやりとり。遊山くん、福山さんファンだったんだね。

  • 館ものにもいろいろあって面白い。性格が悪い探偵って結構好き。古野さんのユイカシリーズはもともと好きじゃないけど、今回はホルン四重奏に関係する事件なので面白かった。とはいえ、ホルン吹きはDの音をミって呼ばないのでは?

  • 半数以上の作家さんが初読み。その中でも古野まほろさんの話が青春とクローズドサークルが合わさったミステリーもので、接点がなさそうなものの組み合わせがアクが強いと感じるが、絶妙に面白かった。館の見取り図から想像する事件とのつながり、その中に様々な感情や、推理、クローズドサークルらしさあり、癖が強い人物描写有り、ホラー描写あり、怪奇現象やSFっぽい描写など、推理の王道に捻りを加えたような感じであった。事件解決への道と館の限られた空間での世界のことが目まぐるしく起こり、収束する印象であった。黒の方も読んでみたい。

  • 東川さん以外は初読み。
    初読みの方の作品は、あまりはまれなくて残念。
    東川さんのギャグテイストはさすが。
    他は、ガラスの屋敷のトリックにびっくり。すごい。ああいうことを思いつくってさすが。
    収録作の中には、本格?という感じのもあってううむ。
    「黒」の方は、もうちょっと好みの作品があるといいのだけど。

  • 【収録作品】「陽奇館(仮)の密室」 東川篤哉/「銀とクスノキ~青髯館殺人事件から」 一肇/「文化会館の殺人――Dのディスパリシオン」 古野まほろ/「噤ケ森の硝子屋敷」 青崎有吾/「煙突館の実験的殺人」 周木律/「わたしのミステリーパレス」 澤村伊智

  • 新本格30周年記念の書き下ろしアンソロジー。
    「館」がテーマという事で、ミステリ作家なら扱い易い題材だろう。6篇それぞれ趣向を凝らした館が出て来て、凡作が無かったのは流石だった。
    ベストは青崎有吾さん。おバカトリックの範疇ではあるが、伏線と回収が見事。この人は基本的に本格脳の人なんだと改めて思った。次点は周木律さん。館ならお手の物と言わんばかりのスケール、奇抜さ、無理矢理感(^^)。脱帽です。
    他4篇もそこそこ楽しめた。『7人の名探偵』には貫禄負けだったけどね。

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