謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)

  • 講談社 (2017年10月19日発売)
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  • 26レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940948

作品紹介

「館」の謎は終わらない――。館に魅せられた作家たちが書き下ろす、色とりどりのミステリの未来!
奇怪な館、発生する殺人、生まれいづる謎、変幻自在のロジック――!
読めば鳥肌間違いなし。謎は、ここにある。新本格30周年記念アンソロジー第三弾。

収録作品:
はやみねかおる『思い出の館のショウシツ』
恩田 陸『麦の海に浮かぶ檻』
高田崇史『QED~ortus~ ―鬼神の社―』
綾崎 隼『時の館のエトワール』
白井智之『首無館の殺人』
井上真偽『囚人館の惨劇』

謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)の感想・レビュー・書評

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  • 予備知識なしに読みました。
    はやみねさん、恩田さん、高田さんの作品は前提となる本を読んだ方がよかったかもしれないですが、楽しめました。
    綾崎さんの作品は青春を感じさせる良い話でした。時と時計の作品も書かれているので読んでみたいです。
    白井さんの作品は好みが分かれるかも。かなり強烈な印象です。インパクトが強すぎて忘れられない作品となること間違いなし。
    井上さんの作品は少し前の事故をモチーフにしたのでしょうか。ちょっと怖い話でした。まさに館ミステリー。ラストが良かったと思いました。
    白編もあるので、そちらも読みたいです。

  • Q.E.D.の薀蓄が「節分」だったんですが、これを読んだ日も奇しくも節分。
    こういう偶然嬉しい

  • 恩田陸を目当てに購入。
    まさかまさかの理瀬シリーズのあの人が主人公とは!
    読み終え、なるほどーー!!とファンならば、嬉しい納得!
    もっともっと読んでいたかったーー。
    恩田陸の作品だけに星をつけるなら四つか五つなんだけど、後半の作品がグロくイマイチだったのが残念。

  • 新本格30周年記念アンソロジー。
    『白』と違ってダークな雰囲気の作品集に仕上がっていた。恩田陸の短編はやっぱりいいなぁ。
    井上真偽、余りチェックしていなかったが面白かった。他の作品も読んでみようかな。

  • +++
    「館」の謎は終わらない――。館に魅せられた作家たちが書き下ろす、色とりどりのミステリの未来!
    奇怪な館、発生する殺人、生まれいづる謎、変幻自在のロジック――!
    読めば鳥肌間違いなし。謎は、ここにある。新本格30周年記念アンソロジー第三弾。

    収録作品:
    はやみねかおる『思い出の館のショウシツ』
    恩田 陸『麦の海に浮かぶ檻』
    高田崇史『QED~ortus~ ―鬼神の社―』
    綾崎 隼『時の館のエトワール』
    白井智之『首無館の殺人』
    井上真偽『囚人館の惨劇』
    +++

    正直なところ、途中で読むのを止めようかと思った作品もあった。はやみねかおる、恩田陸、という名前には惹かれるものがあり、惹きこまれる部分もなかったわけではないが、全体を通して、あまりお勧めしたいとは言えない一冊だった。

  • 新本格に馴染もうキャンペーンの一環として、その典型と言える『館もの』を集めたアンソロを手に取ってみました。とはいえ、そんなに気負わなくても読めるかと。

    ・はやみねかおる/思い出の館のショウンツ
    チェスタトンの名言『木の葉を隠すには―』から始まる一編。
    今でいうところのプロジェクションマッピングのすごいのを使ってイベントをする近未来の会社があり、その社員が主人公。
    ある人物のために謎解きストーリーを用意することになり、そのために昔遭遇した不思議な出来事を下地にすることにした。
    主人公が子供の頃、奥まった場所にある洋館で密室殺人が起こる。それが解決する直前、館が火事で焼け落ちる。
    一緒にいた友達も一部始終を見ているはずだったが、後日、その友達は「そんな館はなかった」と言う。
    滑車を使ったりと割とトリッキーなトリックでした。

    ・恩田陸/麦の海に浮かぶ檻
    このシリーズは好きです。
    最後あたりまで読んで
    「あ、これ学園長の若い時の話か」と気づいた。彼が時折女性に扮する理由が分かったわ。
    「ラパチーニの娘」を読んでいたので、タマラの秘密にはすぐ気づいた。

    ・高田崇史/QED~ortus~ ―鬼神の社―
    鬼=人間だったという解釈は良く聞くけど、やっぱ面白い。
    色々な神社が鬼を祀っていたり、それぞれの紙が恵まれなかったことにご利益があるという話も興味深かった。
    新宿の稲荷鬼王神社、せっかくなので行ってみたい。
    館というより神社のお社の中で起こった事件。
    顔見知りだというのを知られないようにするために面をつけていたことから、奇怪な話となった。

    ・綾崎隼/時の館のエトワール
    修学旅行で「時間が狂う館」に泊まった主人公の女子高生。
    そこで彼女は、馴染みのなかった男子生徒から
    「自分は未来からタイムスリップしてきた。未来で君は旦那さんに殺される。旦那さんは高校時代から付き合っていた人だ」と聞かされる。
    無論、これは男子が生の嘘なわけです。理由も、「好意を寄せている彼女が他の男と付き合わないように」だったという。

    ・白井智之/首無館の殺人
    凄惨な殺人事件の舞台となった館・梔子館を興味本位で調べに来た女子高生三人組。しかし彼女たちはその館にいた三人の男たちに監禁されてしまう。
    館にはもう一人、監禁されている者がいた。名前はしほりん。彼女はすっぱだかで閉じ込められ、食べ物を無理に食べさせられ、おぞましいほど太っている。
    三人の男たちは「ワセダ」というリーダーに従って監禁を行っているようだが、理由は分からない。
    しばらくして、女子高生たちを監禁していた部屋の鍵が開く。女子高生たちとしほりんが部屋から出ると、館の中には首なし遺体が3つあった。
    女子高生たちが監禁されているあいだ、独り男が訪ねてきた。犯人はその男かと思われたが、そいつも死体となって別の場所から見つかる。
    雪が降っており、梔子館は密室だった。果たして犯人は誰か。
    何故かずっと監禁されていたしほりんが探偵役なのは意外だった。それで真相は明らかになるんだけど、ずっと不在だった男たちのリーダー「ワセダ」の状態が一番驚いたね。
    しほりんが閉じ込められていた理由がぞっとしないわ。

    ・井上真偽/囚人館の惨劇
    この作品は120ページくらいあって、本全体の1/3くらいを占めている感じ。
    バス事故のあと、暴風雨を避けるため館に避難した人々。主人公も妹とともに館に逃げてくる。
    だが、その館で次々と人が殺され始める。館の入り口は何故か閉ざされ、外に出られない。
    主人公は、一緒に避難してきた女医とともに犯人を捜すが、どうも自分の妹が怪しい。館に逃げてきた他のメンバーから妹を庇いつつ、主人公は犯人捜しを始める。
    妹以外は全員死者。妹の行為は一種の除霊。
    ミステリーというよりホラーな感じで、映像化したら面白いんじゃないかと思った。良かった!

  • 「思い出の館のショウシツ」★★
    「麦の海に浮かぶ檻」★★★
    「QED-鬼神の杜ー」★★
    「時の館のエトワール」★★★
    「首無館の殺人」★
    「囚人館の惨劇」★★★★

  • アンソロ

    はやみね先生は懐かしのあの子が出てくるし、恩田先生はまさかの「麦の海に沈む果実」のあの方の話だし、高田先生は安定のQ.E.Dだし。

    昔のミステリ好きな人なら垂涎のシリーズに加えて
    綾崎先生、白井先生、井上先生と若手の野心的な作風の人たちも集まり短編集ながら本当に面白いも野ばかりだったのでお勧めです。

  • 初読みの白井さんは苦手ジャンルの方だった。全体的には白より好み。

  • 2017.12.18読了。白よりこちらの方が好みでした。

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