- 講談社 (2018年1月24日発売)
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感想 : 17件
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784062941051
作品紹介・あらすじ
ついに四人目が殺された。連続殺人の現場には謎の紐と鏡。逃亡中の容疑者は、女子高生・乙黒アザミ。僕の双子の妹だ。僕は匿っているアザミがなにより大切で、怖い。常識では測れない彼女を理解するため、僕は他の異常犯罪を調べ始める。だが、保健室の変人犯罪学者もお手上げの、安全な吸血事件の真相は予想もしないもので――。「ねぇ本当に殺したの」僕はまだ訊けずにいる。
みんなの感想まとめ
独特のキャラクターたちが織り成す狂気のミステリーが展開され、読者を一気に引き込む物語が描かれています。主人公の妹が連続殺人事件に関与しているかもしれないという緊迫した状況の中で、彼の葛藤や周囲の異常な...
感想・レビュー・書評
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ミステリ…のような、狂人たちの物語。
キャラクター設定から、主人公の周りの環境から、ストーリーまで、やり過ぎな感じが強い。
が、深く考えずに読むぶんには悪くない。
自分以外の人のことなんて理解できない、的な考え方には共感。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ものの数時間で貪り切ってしまった。
ひさびさに噛み締めた超馥郁的思考劇薬。
というか、読めば読むほど毒が回り、
圧倒的な快楽が体内を駆け巡る事を久々に思い出した。
お見事です、瀬川さん。ご馳走様でした。 -
一言で感想を書くなら、面白い。
久しぶりに面白い本に当たった。
読めば読むほど世界観に引き摺り込まれ、こっち側とあっち側のことを詳しく知りたくなる。
不思議な空気が漂っており、気がついたら読み終わっていた。
あまり期待していなかったのもあり(失礼)、とても面白くて、もっと早くこの本を読めばよかったとさえ感じた。 -
殺人を犯してはいけないという法律がある
って書いてあって、少し引っかかった。
人を殺してはいけないっていう法律はないってミステリと言う勿れで整くんが言ってて、ほんと?と思って調べたら、罰則規定はあるけど「〜するな」って文言、直接規定はなし。
確かに、〜してはいけないって、挙げ出したらキリないし、
普通に考えたらダメだってわかるでしょ?の道徳的な、暗黙の了解で、そういう文言がないという理解。 -
ついに四人目が殺された。連続殺人の現場には謎の紐と鏡。逃亡中の容疑者は、女子高生・乙黒アザミ。僕の双子の妹だ。僕は匿っているアザミがなにより大切で、怖い。常識では測れない彼女を理解するため、僕は他の異常犯罪を調べ始める。だが、保健室の変人犯罪学者もお手上げの、安全な吸血事件の真相は予想もしないもので――。「ねぇ本当に殺したの」僕はまだ訊けずにいる。
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次巻への期待で星4つ。
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あらすじから想像していたのよりも面白かった。思ったよりも殺人という行為に真っ向から向き合っていたのでそこらへんの心理描写が面白かったが最後らへんで書かれていた門についてのあれこれはあまり好みじゃなかったかなぁ。学園ミステリと書かれていたけどそこまで学園中心ではなかったな。印象としては入間人間のみーまーとか好きな人には楽しめると思う。
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読みやすかった。しかしながら主人公襲われる頻度高い割に復活も早くてもはや人間ではないよね。
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読みやすいのだけど、サイコパスだらけで引く。主人公の襲われっぷりが半端なく重症のはずなのに普通に生活しているのが違和感。痛覚おかしくなってるのかしら。
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面白かった。向こう側とこちら側。
人を殺すことは悪。でも人を殺さなくても悪になりうる。そして後者の方がたちが悪かったりもする。
いろんな話がつながっていたりして、とても楽しく最後まで読めた。続きもとても楽しみ。そしてこの作家さんの他の作品も読んで見たくなった。 -
面白かった。
某氏の某作品を彷彿させる舞台の治安の悪さ。
連続殺人だの誘拐だのは日常茶飯事。
連続殺人犯だの誘拐犯だのが身近にうじゃうじゃいる。
久しぶりに某氏の某作品のような雰囲気を味わうことができて楽しかった。
なんだか懐かしみのある作品だった。
キャラクターもなんか懐かしさを感じる。
終わりも悪くないし面白かった。 -
《「赤色」で、何を想像しますか?少しばかり鉄の匂いを嗅ぎ取ったのならば、本をー》
と、いうのは冗談として。
んー、自分はあまり入り込むことできなかったなぁ。
なんでだろ。ミステリを求めすぎた?主人公が痛みに鈍感ってのが苦手?
ん、少し残念。 -
匿っている妹が連続殺人鬼かも知れない。そんあシチュエーションなのでもうちょっと緊張感が欲しかったかなぁ。シリアルキラーがテーマの小説ではありますが、主人公の廻りにシリアルキラー、サイコパスが多すぎる。ちょっと極端すぎかな。
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2018年15冊目。門というモチーフが解りたくても解り合えない人とを隔てる障壁として立ちはだかる。闇雲に相手を信じることは、実は理解することを放棄した自分のエゴだったりするわけで。わずかな繋がりを大切にしていくのは、今回の話に限らず色々な場面で必要になることだと思う。
著者プロフィール
瀬川コウの作品
