閻魔堂沙羅の推理奇譚 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 296
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062941075

作品紹介・あらすじ

第55回メフィスト賞、受賞作!!

「犯人がわからない? あなたは地獄行きね」

死者復活を賭けた推理ゲーム!

俺を殺した犯人は誰だ? 現世に未練を残した人間の前に現われる閻魔大王の娘――沙羅。赤いマントをまとった美少女は、生き返りたいという人間の願いに応じて、あるゲームを持ちかける。自分の命を奪った殺人犯を推理することができれば蘇り、わからなければ地獄行き。犯人特定の鍵は、死ぬ直前の僅かな記憶と己の頭脳のみ。生と死を賭けた霊界の推理ゲームが幕を開ける――。

感想・レビュー・書評

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  • 謎解きゲームのような、ライトな推理小説。
    サクサク読めて楽しい。

  • 2020年10月ドラマ化
    摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50209848

  • まだ読み始めだから余り参考にはならないけど、どーしても昔のドラマで釈由美子の【スカイハイ】を連想してしまう。
     だが、文体は会話中心で今時のリズムなので読みやすいし明るい?
    が!軽さは否めない。NHKで実写化されているらしい中条あやみさんはハマり役だと思う(まだTV版は観てないが^_^)

  • 閻魔大王の娘・沙羅が死者に仕掛ける推理ゲーム。不意の死を遂げた死者は自分の記憶に残る数々の事象をつなぎ合わせ、謎を解くことができれば人生をやり直すことができる。ただし、失敗すれば地獄行き。ゲームに乗らなければ素直に天国に行けるというのだからなかなかにリスクが高いゲームではあるのですが。自分が誰に殺されたかってのは……やっぱり気になりますよねえ。
    ミステリとしては実にシンプル。手掛かりはきっちりと提示され、最小限のプロセスで解けるようになっています。考えればわかるはず……だけど制限時間10分っていうのはけっこうシビアかも。ミステリはそれなりに読んでいるものの、もし自分だったら、勝てる自信はないかもしれません。
    第3話がなかなかに意外な物語の流れでした。老衰で死んだ人が解く謎っていったい何なの? って思ったら。そうかそこに謎があったのか! そしてどの物語も、「やり直し」後の読み心地が実に爽やかですっきりします。特に第4話。えーと、その行動はプラスになるのでしょうかマイナスになるのでしょうか(笑)。

  • 『閻魔堂沙羅の推理奇譚』
    NHK/毎週土曜放送
    2020年10月31日から

  • 殺人事件の被害者が霊界で自らの事件を推理する、というパターンは古くからある方だと思うけど、ミステリ要素を控えめにして、生き返った被害者のその後の重点を置いて、ハートフル系に仕上げたのが、成功の秘訣かな。前半の2作はフーダニットとしても面白かった。

  • 俺を殺した犯人は誰だ? 現世に未練を残した人間の前に現われる閻魔大王の娘――沙羅。赤いマントをまとった美少女は、生き返りたいという人間の願いに応じて、あるゲームを持ちかける。自分の命を奪った殺人犯を推理することができれば蘇り、わからなければ地獄行き。犯人特定の鍵は、死ぬ寸前の僅かな記憶と己の頭脳のみ。生と死を賭けた霊界の推理ゲームが幕を開ける――。

  • 初読みの作家さん。
    短編集で、最初の女子高生の話が胸くそ悪くて読むのやめようかと思いました。しかし3話目のおばあさんのお話で泣いちゃいました。年寄りはかわいくないとね。そして東日本大震災が書かれていると必ず涙が出ます。
    謎解き自体はわりと簡単だし、ワンパターンなんですが、いつかドラマ化しそうな気がします。
    沙羅は浜辺美波さんか広瀬すずさんで脳内再生されました。

  • 殆どのレビュアーがメフィスト賞=キワモノоrイロモノだと思ってるのに笑った。
    その意味でのメフィスト賞らしさは希薄。ぶっちゃけメディアファクトリー文庫から出ても違和感ない内容。表紙は若い子に人気のイラストレーター望月けいさん。沙羅のファッションが毎回いちいち違ってる上にやけに細かかったり、イマドキっぽいポップさを感じる。
    不審死を遂げた人間が沙羅に「自分を殺した犯人をあてたら生き返らせてあげる」賭けをもちかけられ、必死で推理するのだが、皆そこまで深刻じゃなく全体的にライトなノリ。コミカルな要素も多く、娯楽作として肩の力を抜いて読める。
    収録作の中で白眉は三番目のおばあちゃんの話。コレには不覚にも泣いてしまった……彼女の場合は老衰から来る自然死なのでやや変則的なパターンだが、殺人と関係ない推理モノとして読ませるし、なんといっても聡子の人柄がステキすぎる。例の震災が絡んでいることもあるが、親子愛、家族愛に弱い人はぐっとくる。

    ……にしてもこの話、「闇は集う」思い出す。

  • それぞれの話も面白いし完結してて読みやすい。

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著者プロフィール

埼玉県出身。『閻魔堂沙羅の推理奇譚』にて第55回メフィスト賞を受賞しデビュー。新人離れした筆運びと巧みなストーリーテリングが武器。

「2020年 『閻魔堂沙羅の推理奇譚 A+B+Cの殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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