語り屋カタリの推理講戯 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
3.60
  • (5)
  • (18)
  • (16)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 114
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062941099

作品紹介・あらすじ

「君に謎の解き方を教えよう」少女ノゾムが、難病の治療法を見つけるために参加したデスゲーム。条件はひとつ、謎を解いて生き残ること。奇妙な青年カタリは、彼女に“Who”“Where”“How”などにまつわる、事件を推理するためのレクチャーを始める……!
広大な半球密室、水に満たされた立方体、ひしめく監視カメラ、燃え上がる死体。生き残るには、ここで考えるしかない――。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • レクチャーミステリという触れ込みだったのでちょっと退屈な内容かもしれないと思っていたんだが想像より面白かった。それに「フーダニット」「ハウダニット」「ワイダニット」だけでなく「ウェアダニット」「ウェンダニット」「ワットダニット」を作中で謎と共にそれを解決させる方法を語ったところはミステリ初心者以外でもなかなか面白く読めると思う。

  • 【収録作品】フーダニット・クインテット/ハウダニット・プリンシプル/ワイダニット・カルテット/ウェアダニット・マリオネット/ウェンダニット・レクイエム/ワットダニット・デッドエンド

  • 謎を解き、6個の鍵を満たした者は願いがかなえられる。
    そんなゲームに挑戦している少女の話。

    プレイヤーはそこに隠された謎を解いていく、という
    巨大謎解きゲーム、みたいなものでしょうか?
    お金を集めて、知人の男の子を救いたい、という
    高尚な願いを持った少女が頑張っています。
    次の話では、どうしてそこまで頑張るのか、が
    分かりますが。

    偶然知り合った人と、また再会、またまた再会、と
    その都度どういう謎なのか、どこに視点をおくか、と
    レクチャーされていきます。
    そうして少女は成長していき…そして最後の謎。
    いや、最後というか、おわかれの謎?

    最初から最後まで、驚きの推理だったり
    打ちのめすための推理だったり。
    ここまで分類してくるのもすごい、と思いますが
    言われている事には納得です。
    いやでも、全部そろっていた方が
    推理ものは楽しいやも??

  • ルヴォワールみたいな特殊設定ミステリ(魔法とか超能力でなくて)なんだけど、ルヴォワールが好きすぎて、それを超える作品が出ないのが残念。

  • メタ的に本格ミステリを考えるって好きです。
    面白かったです。

    小説としての評価は難しくて、個人的に好きだけど、折角ならミステリになじみのない人が楽しめる程度に物語性を付与すればよかったかなとも思います。

  • 今までと違った感じの推理小説でした
    それにカタリのレクチャーには自分も引き込まれました
    こんなにも謎について深く考えることなんてなかったです。あと、カタリが死んでいなかったのは予想外でした。
    ノゾムとの対決はどうなったのでしょうか?

  • 2018.4.12読了。

  • さすが京都大学推理小説研究会に所属し在学中にデビューしただけある。 ミステリ好きな著者によるミステリ講戯。   5W1Hを具体例を挙げて懇切丁寧にだが全てを教えることなく思考を促し楽しませる。     
    これであなたも名探偵!

  • 特殊な環境に置かれたステージで謎を解くメンバ。謎の運営側が用意したステージで探偵役の人々が謎を特殊な事で賞金を稼ぐお話。

  • 推理ゲームのベテランプレイヤーであるカタリが新人プレイヤーのノゾミに行う推理講義。5W1Hの謎を解決すればクリアにも関わらず、出題が偏っているという設定も面白かった。

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1983年、奈良県生まれ。京都大学卒業。京都大学推理小説研究会に所属し、2009年に『丸太町ルヴォワール』で講談社BOXよりデビュー。同作から始まる『ルヴォワール』シリーズ(講談社)のほか、『キングレオの冒険』(文藝春秋)、『シャーロック・ノート』(新潮文庫nex)などの著作がある。

「2019年 『FGOミステリー 翻る虚月館の告解 虚月館殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

語り屋カタリの推理講戯 (講談社タイガ)のその他の作品

円居挽の作品

語り屋カタリの推理講戯 (講談社タイガ)を本棚に登録しているひと

ツイートする