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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784062941181
作品紹介・あらすじ
ある夏の夜、天才として誉れ高い歌人の希家は、都大路で馬に乗った首なし武者と遭遇し震え上がる。背筋の凍る体験を聞いた怪異譚好きの少女・陽羽は、目を輝かせて死霊の正体を探ろうと密かに調査に動き出す。亡霊に怖気づく希家は、鎌倉からの客人の警護に陽羽を同行させるが、その夜道でまたもや首なし武者に襲われ……。亡魂の真相とは? そして死霊退治は成功するのか!?
感想・レビュー・書評
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和歌のプリンス希家と従三位頼政の孫娘陽羽の二人が活躍するラノベ風時代ものの第2弾。八条御所の式子内親王のもとに歌の修行に出された陽羽は隣の西の対で不思議な姫君に出会う。一方、希家は夜、都大路で二度も馬に乗った首なし武者と遭遇する。これは木曽義仲の亡霊なのか。二度あることは三度あるで、陽羽、寂漣たちが加わった三度目の遭遇は思いもかけない結末をもたらす。結構感動の終局なのだ。有名和歌も散りばめられ、あの有名な「紅旗征戎、我がことに非ず」のセリフも出てきて、「おお!」てなもんです。陽羽ちゃん、勇猛果敢で跳ねっ返りぷりの気持ちいいこと!
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シリーズ第二弾。
ある夜、希家は都大路で馬に乗った“首なし武者”と遭遇してしまいます。
一方、“女房修行”の為、八条御所に出向(?)してきた陽羽は、西の対に住む、謎めいた姫君と出会って・・。
前巻のラストで不穏な雰囲気だった、希家の義兄・寂漣の裏の顔が徐々に明らかになってきましたね。
彼がどうしたいのか、イマイチわからないですが、とりあえず弟の希家を大切に思う気持ちは本当っぽいので、そこは安心してよいのかな。
そして、この巻でも陽羽は元気いっぱいで、寂漣とタッグを組んで“首なし武者”に立ち向かう等、いい活躍を見せてくれました(お騒がせもしていますが)。
そして、鎌倉初期の時代が舞台のこのシリーズ。実在の人物もちょいちょい登場するのですが、今回はあの有名な“鎌倉の姫君の悲恋”がベースとなっていて、その切ない展開も見どころです。
ところで、希家って“天才歌人”という設定にはなっていますが、歌を詠んでいるシーンが出てこないですよね・・。
もう、“和歌オタク”ってことでいいのでは?なんてちょっと頭をよぎった次第です。 -
私に古典の教養が足りてない!
他の方のレビューを拝見したら、絶対これは背景を知ってたほうがおもしろい作品だと気づいた。
なんだかめちゃめちゃ関連作品ありそうなので、時間あるときにこつこつ調べたい。
妖怪とか怨霊なら好きだから知ってるんだけど……。 -
亡霊が地上をさまよい、苦しみを訴えるだけならまだしも、無関係な生者に害を為すようになっては見過ごしにできない。生きていようが死んでいようが、やっていいことと悪いことが変わらずあると、陽羽は大真面目に考えていたのだ。
(P.196) -
前作に引き続き面白く読みました。前作よりもアクションに傾いたような気がして、陽羽さんの活躍が尋常ではなくなっているように感じます。なんだか、彼女の行く末が気がかりにさえなるほどの活躍ぶり、この時代には想像できないくらいなのだけれど、作品全体の雰囲気からは生き生きしてるというべきなのでしょうか。
平安末で気にかかっていた二人の女性が登場したことが嬉しかった。
式子内親王と御子左家の彼の関係もこうだったのかもしれないなあ、と思うと楽しくなります。能の定家葛とは違う雰囲気が嬉しくなりました。
せっかく式子内親王に登場願ったのだから、もっと彼女の和歌を読みたかったというのはわがままな願いかもしれません、
次作はどんな仕掛けをしてくれるのか、楽しみです。 -
鎌倉時代の京都を舞台に、浮世離れした歌人の男と、想像力が豊かで中宮に仕える半者の少女が遭遇する都の怪異譚。結構面白かった。
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希家がどんなキャラだったか結局思い出せなかったが、陽羽ちゃんが頑張ってるのが楽しい。みんな身分やら何やら隠しごとが多い。
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あまりのダメ女房っぷりに、修行のために斎王のもとにやられることになった陽羽。どうせなら奇譚を集めるよ〜という彼女は、「首無し武者」のうわさを耳に入れ……。なかなか楽しいのだけれど、もう一味ほしい。
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シリーズ2作目。今回も面白かった。
怪奇譚好きの少女と歌人の貴公子とのコンビがとてもコミカルで良いです。さらにちょっと謎な兄の寂漣も加わって、深みが増してきました。
鎌倉時代初期?といえばな有名なお方も出てきて、おぉっ!となりました。実在の人物を織り交ぜての展開にわくわくします。
宮廷のことも気になるし、期待が高まってきました。 -
ある夏の夜、天才の誉れ高い歌人の希家は、都大路で馬に乗った首なし武者と遭遇し震え上がる。その話を聞いた怪異譚好きの少女・陽羽は、目を輝かせて死霊の正体を探ろうと密かに調査に動き出す。亡霊に怖気づく希家は、謎めいた鎌倉からの客人の警護に陽羽を同行させるが、その夜道でまたもや首なし武者と鉢合わせし、奇襲を受ける。亡魂の真相と、そこに隠された切ない秘密とは?
著者プロフィール
瀬川貴次の作品
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