フェイスブック 私たちの生き方とビジネスはこう変わる (現代プレミアブック)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062950695

感想・レビュー・書評

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  • イケダハヤト著/フェイスブック~私たちの生き方とビジネスはこう変わる



    イケダハヤトさんの話しをはじめて聞いたのは、2010年3月に開催されたネットスクエアード東京のイベント内でのプレゼンテーションだったと記憶しています。

    普段仕事上、研究者や医療関係の方々のプレゼンを聞いたりプレゼン資料を見たりは多いつもりで下が、彼の坦々とした話し方やプレゼン資料にはとても感銘をうけ、その後Twitter等で正直、相当な情報を受けらせていただいています。

    そんなイケダさんが著書を出す事を知ったのがまさしくFacebook!のイケダさんfacebookページからの情報でありました。



    本書は、とてもやさしくfacebook周辺に起きている動きを、個人の視点・ビジネスの視点を通して書き込まれ、Twitterやfacebookをすでにやられている方々にとっても、気づきが多いのではないでしょうか?

    それは、忘れてしまった基本といいますか、特にビジネスで活用する際に押さえておきたい視点が書かれています。

    例えば、『企業が伝えたいことと、消費者が話したいこととは違う』(P66)は、ソーシャルメディアを活用するしない以前に、企業のプロモーションが一方通行であってはならない基本であると同時に、目新しいメディアを活用する時に忘れがちなポイントと言ってよいかもしれません。特にP85~P112の課題の明確化とツールの選定等は、クライアントにソーシャルメディア活用を提案する際には是非おさえておきたい部分ではないかと思います。



    僕は、ソーシャルメディアを今までの自社がお客様に提供してきたプロモーションツールにプラスさせるだけでなく、まさにソーシャルに繋げる軸(決して「中心」ではないが)として置きたいと考えています。

    クライアントに提供できる技術は何なのか?、クライアントのために何処が、どんなツールがメリットとなるのか?、自社はどこで何で利益をあげるのか?様々なヒントが本書には隠されていると思います。



    弊社は現在、個人消費者が直接お客様になる流れにはなっていません。しかし、消費者の購買パターンが大きく変化する中、消費者の手前には私どものお客様が存在し、その皆様のプロモーションをお手伝いする私たちがこの流れに背を向ける訳にはいきません。

    また、今までお客様でなかった個人消費者との敷居もソーシャルメディアを活用する事で我々にとっては低くなったとも予想できます。

    先日読破した『Share』を含め、本書を読みながらも様々なアイデアが頭をよぎってきます。その主体をお客様やお客様の顧客を中心に添えた時に多くのヒントが生まれてくるようになってきたことは言うまでもありません。

  • 著者に先見の明があるのだと思う。やや古い本であったが、
    そん色なく読めた。


    ・英国のドキュメンタリー映画
    US Now (日本語字幕付き版を無料視聴可能)

    ・ツイッター検索を利用してお客さまの声を検知
    SoftBankのアクティブサポート

    ・facebookのコーチジャパンのページは、
    英語のコメントがはいる。言語を超えるコンテンツを
    提供している。

  • 最後の方でいろんか最新のサービスが紹介されているのが面白かった。

  • 進化が激しいので、今(2014)読んでも中身はないかも

  • 本は1冊読むごとに「1つの良いフレーズ」を抽出できれば良いと言われるが、この本はまさにそれ。
    『今の時代は、「所有」から「共有」に価値が移っている』 このフレーズを手に入れただけで大きな収穫だった。

  • Facebookを社で商業用に活用する話が出たときに読んだ本。細かい運用よりも考え方や捉え方にウエイトが置かれています。

  • ・企業がソーシャルメディアを活用する際の「課題の明確化」
    ・フェイスブックに投下するコンテンツのアイディア
    などが参考になった。

  • ご本人の話を直接聞いていたので復習かねて。ご本人が話されているかのように流れるような文章で読みやすかったです。フェイスブックのもっとグレーな所も記載されていると良かったかな。

  • フェイスブックとツイッター、ミクシーとの位置づけが参考になった。

  • ふうむ。
    ソーシャルネットの秘めている可能性を再認識させられた一冊だった。
    なんとなくネット社会に実名をさらして飛び込んでゆくことに抵抗があったが、現実社会でもネット社会でも大差のないような気がきしてきた。仮想現実だろうが、現実だろうがそこには人間がいて、感情があるのだから、真摯に対応することが信頼につながるのは言うまでもないことである。
    だいぶフェイスブックに興味がわいてきた。

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著者プロフィール

プロブロガー。中学生の頃、個人ニュースサイト「nubonba」を運営。コンピュータ・インターネット関連情報誌「ネットランナー」で連載を持つ。大学卒業後、大手メーカー企業、ITベンチャー企業を経て、社会人3年目にフリーランスとして独立。ブログ「ihayato書店」「イケハヤマガジン」を中心に、若者世代の価値観から様々な問題提起・情報発信。その他、講演やコンサルティング、NPO支援なども行っている。

主な著書
『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか~年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術~』(光文社新書)
『ブログエイジ──イケダハヤトのブログ農耕ライフ』(未来系レーベル)
『武器としての書く技術』(中経出版)
『旗を立てて生きる──「ハチロク世代」の働き方マニュフェスト』(晶文社)
『年収150万円で僕らは自由に生きていく』(星海社新書)

「2014年 『仏教は宗教ではない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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