統合知 (現代プレミアブック)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 52
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062950732

作品紹介・あらすじ

被災地支援、空調節電、節電レシピ、風評被害対策etc.…。幾多の社会的難題にぶち当たってきたカリスマPRマンが動き、見つめ、そして見出した"ポスト3.11"のソーシャル・マーケティングとは-。人知をインテグレート(統合)する。

感想・レビュー・書評

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  • 古巣のCOOの本

  • 人知をインテグレートするには?

    →競合との比較競争ではなく、顧客課題の解決、さらに社会課題の解決への貢献を目指した本質的価値の追求へのシフトチェンジを目指す必要がある
    課題解決コミュニケーションの二大要件は、アイディアを集積する統合知と運営上におけるコミュニケーションリーダーシップ

  • 著者の指摘とおり、顧客と消費者が直接向き合い、ブランドという「約束」を果たす時代がやってくると、いままでのマスメディアを使ったマーケティングの手法が通じなくなってくるということを、痛切に感じました。この点について、ケーススタディを交えて紹介いただけるのは、非常に有難い一冊です。

    あとは、問題解決型の社会にどんどん移行してきており、競争を勝ち抜くことで差別化をしてきた時代から、町内会の世話役のように問題を解決できるヒトが求められているというのも、特に3.11以降強く感じられて、個人的に共感できる部分でした。

  • 社会課題の解決という視点をマーケティングに組み入れたところ、人や企業の「志」を基本に置いているところが読むべきところと思います。ソーシャルメディアがマーケティング的に持つ力、またその課題、を読もうとしたのですが、ちょっと違ったかも。

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著者プロフィール

(Yamada Masaru)
株式会社インテグレート COO/株式会社コムデックス 代表取締役社長

1965年大阪府生まれ。1988年早稲田大学第一文学部卒業。1992年株式会社コムデックス入社。1997年常務取締役、2002年取締役副社長就任。2003年藤田康人(現・株式会社インテグレートCEO)とB2B2C戦略の立案に着手。2005年食物繊維の新コンセプト「ファイバー・デトックス」を仕掛け、第2次ファイバー・ブームを巻き起こした。同キャンペーンは、日本PRアワードグランプリ・キャンペーン部門賞を受賞。2007年5月IMC(Integrated Marketing Communication)を実践する日本初のプランニングブティックとして、株式会社インテグレートを設立、COOに就任。2008年株式会社コムデックス 代表取締役社長に就任。同年「魚鱗癬」啓発活動にて日本PRアワードグランプリ・日常広報部門最優秀賞受賞。著書に『脱広告・超PR』(ダイアモンド社)がある。

「2012年 『統合知』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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