もっと 空鉄 ―鳥瞰鉄道探訪記― (らくらく本)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 31
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062953085

作品紹介・あらすじ

東京貨物ターミナル駅と大井車両基地、新装なった大阪駅と吹田機関区など、都市の真ん中にある巨大車両基地に迫ります。またSL時代に「日本三大車窓」に数えられ、大自然の中を行く北海道・日高山脈の狩勝峠越えも上空から捉えました。また富山県の立山砂防軌道が繰り返す18段スイッチバックの全貌も鮮やかに描き出します。他にも湘南の海に輝く江ノ電、十字交叉のある伊予鉄など路面電車の旅も楽しめる、見どころ満載の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 驚異の18段連続スイッチバック(立山砂防工事専用軌道)や、大迫力の東京貨物ターミナル、根室本線の狩勝峠越え、小海線の大築堤、新大阪駅と宮原の車両基地など、全国各地の鉄道美景に迫っています!(Amazon紹介より)

    鉄道ならではのダイナミックなカーブが素敵です。鉄道は急なカーブを曲がることができませんし、減速により時間もかかってしまうことから、緩い大回りのカーブになってしまいます。そのため、鉄道に乗っているときはあまりカーブしていることに気づきません。しかし空中から見ると、街一つを大きく囲むカーブの全景を見ることができます。「こんな大きな構造物だったのか!」と気づかされると、普段乗っているだけの鉄道に対して新たな興味が湧くのではないかと思います。ダイナミックな設備はロマン。

  • 資料番号:011567765
    請求記号:686.2ヨ

  • 2013年12月刊。
    鉄道に特化した航空写真集の続刊。
    2巻目は首都圏以外が中心で自分が知っている場所が少なかったのと、所々が白黒写真だったのが残念。
    中央本線 初狩駅のスイッチバックの写真がよかった。旧ホームの跡地がくっきりと。

    ◆【引用メモ】高尾駅〜塩尻駅間には初狩・笹子・勝沼・韮崎・新府・穴山・長坂・東塩尻と8ヶ所も存在したのである。(中略)そのスイッチバックが1ヶ所だけ残存しているのが初狩駅。(中略)貨物列車の退避と発着があるために構造はそのまま残されることに。(p.114 中央本線 初狩駅)

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著者プロフィール

1977年東京生まれ。2002年に大阪芸術大学写真学科を卒業後、都市模型製作の仕事を経て、航空写真撮影会社に就職。セスナ機で上から都市景観を撮影するカメラマンとしてキャリアを積む。少年時代からの鉄道ファンで、空からの鉄道風景を撮影する新ジャンルにチャレンジし、2012年10月『空鉄―鉄道鳥瞰物語―』(講談社)にまとめ「空鉄ブーム」を起こす。『鉄道ジャーナル』『鉄道の旅』『週刊現代』などで作品を発表している。

「2013年 『もっと 空鉄 ―鳥瞰鉄道探訪記―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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