- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062990080
作品紹介・あらすじ
メフィスト賞受賞シリーズ第三弾!
雪が残る山間に佇む、五角形の建物に潜む狂気!
天才・善知鳥神(うとうかみ)に呼び出された十和田只人(とわだただひと)がたどり着いたのは、『五覚堂』と呼ばれる五角形の建物だった。そこでは、つい先ほどまで、凄惨な殺人事件が起きていたという。それに巻き込まれたのは、『双孔堂』の事件を十和田とともに解決した、警視庁キャリア・宮司司(ぐうじつかさ)の妹、百合子だった。連続殺人事件の謎を解き、十和田は百合子を助け出せるのか。そして、十和田と宮司家、天才数学者たちを繋ぐ、ミッシングリンクとは!?
シリーズに隠された謎が、次々と明らかになる、衝撃の第三弾!
感想・レビュー・書評
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数学的要素の館系ミステリ。
2作目飛ばして読んでしまったので、宮司さんとのつながり気になるところだけど。
数学難しいのはさておき、見取り図が多用されるミステリは大好きです。伏線もきちんと回収されてるし。 -
今回のテーマとなるフラクタルの薀蓄は綺麗なだけで読みやすいですが数学としての必然性は薄いですね。トリックは凄く分かり易かったり、想像の範疇を超えて、可能なの?って感じだったり。伏線が分かり易いので犯人も同じく。なんだか勿体ないです。今回はどうしてもリスペクトされている某シリーズのトリックと某シリーズのキャラクターを思い浮かべずにはいられなくなりました。綾辻さんと森さんの凄さをあらためて感じます。シリーズとしての話は進んできているので今後どのように展開していくか作者の成長も期待して続きを待ちたいと思います。
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シリーズ第三弾。
人里離れた五角形の館でおこる連続密室殺人。
相変わらず数学が難しいし善知鳥神が謎すぎるが、変な館と変なトリックは面白かった。
十和田と宮司家、神の関係が気になる終わり方。 -
メフィスト賞受賞シリーズ第三弾!
雪が残る山間に佇む、五角形の建物に潜む狂気!
天才・善知鳥神(うとうかみ)に呼び出された十和田只人(とわだただひと)がたどり着いたのは、『五覚堂』と呼ばれる五角形の建物だった。そこでは、つい先ほどまで、凄惨な殺人事件が起きていたという。それに巻き込まれたのは、『双孔堂』の事件を十和田とともに解決した、警視庁キャリア・宮司司(ぐうじつかさ)の妹、百合子だった。連続殺人事件の謎を解き、十和田は百合子を助け出せるのか。そして、十和田と宮司家、天才数学者たちを繋ぐ、ミッシングリンクとは!?
シリーズに隠された謎が、次々と明らかになる、衝撃の第三弾! -
なんというか、半分くらいまではとてもつまらないなあと思いながら、休み休み読んでいたのですが、十和田さんと宮司氏が出会ってからの怒涛の解決編はおもしろかったです。
まあ、計算式とか出されると全然意味わかりません文系ですが。
前巻ほどはお経ではなかったかな、と思いまする。 -
前2作よりも読みやすいです。
設定としては、ありがちです。
通常のまま使用して問題ないのでは?
もう一つは、明るくなってから見れば、ばればれなのでは?
もしかして、あの人があんな設定だったというのは、叙述トリック? -
ちょっと悪い意味でパズル的な部分が多いように思ってしまう。
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二作目より好きで、一気読みしました。色々な謎が絡みあって、続きが気になります。登場人物の魅力が増した一冊でした。