天山の巫女ソニン5大地の翼 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
3.50
  • (1)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 21
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062990431

作品紹介・あらすじ

ついにシリーズ完結! 三つの国が、それぞれの思惑を秘めて動き出す。個性あふれる三人の王子・王女と、ソニンの運命は?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 再読。どことなく韓国っぽい三国の対比、各国の様々な立場の人々からの様々な目線が面白いシリーズの最終巻。最後までやはり面白い。一番かっこいいのはやはり「ヒーロー」イェラ様ですが、この話はそれだけではなく、王なら王の立場から、庶民は庶民の立場から、迫害される人々はその立場から、それぞれの目線はどんなものなんだろう?とソニンが考えていくのが、とても楽しいです。強くお勧め。

  • ついにシリーズ完結! 三つの国が、それぞれの思惑を秘めて動き出す。個性あふれる三人の王子・王女と、ソニンの運命は?

  • 児童書という枠を超えて読み応えのある物語を読んだなという満足感と爽快感に満たされてます。外伝もあるようですが手に入らず無念。なんとしても読まなきゃ。本当ならこの先のイウォル、クワン王子、ソニン、イェラ王女の様子をもっと知りたい。特に江南国のミナ王妃やハヌル王子にはガツン!と一撃加えてもらいたい!じゃないと溜飲が下がらないよ~。

  • 現状から大きく変わらず、少しだけいい方に向かって完。
    ソニンも新たな一歩を進めるし、読後感はなかなか○。
    もう何年後かのソニンたちも見てみた生きもするが…(^^;;

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1969年、福島県南相馬市生まれ。2002年、「橋の上の少年」で第36回北日本文学賞受賞。2005年、「ソニンと燕になった王子」で第46回講談社児童文学新人賞を受賞し、改題・加筆した『天山の巫女ソニン1 黄金の燕』でデビュー。同作品で第40回日本児童文学者協会新人賞を受賞した。「天山の巫女ソニン」シリーズ以外の著書に、『チポロ』3部作(講談社)、『羽州ものがたり』(角川書店)、『女王さまがおまちかね』(ポプラ社)、『アトリと五人の王』(中央公論新社)、『星天の兄弟』(東京創元社)がある。ペンネームは、子どものころ好きだった、雪を呼ぶといわれる初冬に飛ぶ虫の名からつけた。


「2023年 『YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors』 で使われていた紹介文から引用しています。」

菅野雪虫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×