悲録伝 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062990448

作品紹介・あらすじ

魔法少女同士の死闘をあらゆる手段で生き延びた、
十三歳の英雄・空々空と、七名の女性――
幼児、秘書、科学者、人造人間、三人の魔法少女。
思想も、能力も、思惑も、すべてが異なる八人だが、
四国からの脱出と、『究極魔法』奪取を共に目指すことを決める。
ゲームに挑む最後の晩、幼児にして魔女・酒々井かんづめは、
彼女だけが知る“過去”を皆に告げるのだった……。
八人のろくでなしは、生き残ることができるのか。
『究極魔法』は誰の手に? 波乱の四国編、堂々完結!

感想・レビュー・書評

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  • 四国編終結!
    面白かった。様々な伏線が回収された。西尾維新はわけわかんないものをしっかりまとめるのがすごい!最後のシーンはいい感じに感傷に浸れた。

  • 背ラベル:913.6-ニ-6

  • やっと四国編完結。面白かった。怒濤の伏線回収、というよりは淡々と事務処理みたい。条件処女についてはうっすら予感したけどチーム白夜…それは自由恋愛じゃなく搾取じゃないのかな。そんな条件を恥ずかしげに描写しといて可愛らしく覆う感じが気持ち悪い。処女性に神秘持たせるのもそもそも勝手な浪漫。とにかく人が死にすぎた。そして空々空はかろうじて生き残り続ける。この巻では珍しく人間らしいけど、感情のない共感しない空々の方が好きだな。あと13歳の上司に恋着してるような27歳の氷上さんにはそのコスチュームより引く。

  • 少女と少年の物語である。わたしはわたしだけを愛している、と時々思う。寄り添うことは好きだけど友達って信用しきれない。傷を癒すことはできるけど。

  • 四国編やっと終わった!!!!
    ここまで長すぎた感は否めませんが、この巻は面白かった!
    空々君、最初の巻でお亡くなりになったあの子に操を立ててるんじゃないかとドキドキしました(笑)。

  • 何とかまとまり、謎が大半解けたって事かな?どうも矛盾、後付けみたいな感じは残るけど・・生き残ったキャラは今後の展開に絡んでくるのかな?かなりの人数になるが(^^;
    何でもありの設定に、魔法が出ようと火星が出ようとファンタジー小説と割り切るしかない。言葉の遊びは相変わらず楽しめるし、これはこれで良しと流しましょう。それにしても、登場人物に感情移入は出来ないなぁ~

  • 四国編終了。
    今度こそ本当に終わるだろうと思いつつも、本当に終わるんだよね?と何度も残りページを確認してしまいました。
    なんか今回は無駄に引き延ばしたような印象が。
    魔法の事は聞いてもよく分からず。
    魔法熟女が固有魔法使うシーン実際に見てみたい。
    後、氷上さんクールビューティーなのに扱いが散々だ。
    まわりまわってダメージがこっちまで回ってくる笑

  • やっと四国編終わった。最後はそれなりに濃かったけど、そこまで長すぎ。ペースは上がらないし、辛かったよ。

  • 四国編が・・・終わった!
    長かった・・・
    もはや、空々空(そらからくう)が何故英雄に選ばれたか忘れてしまいそうです。。
    空々くんって、けっこう普通だからね・・・
    危機対処方とかも。
    今回も、ほぼ周囲に助けられてる感じです。

    皆、魔法少女のコスプレをしていますが・・・
    そっか!
    空飛んでる時、パンツ丸見えなのね。
    俄然、自分も空飛んで、
    目の前の魔法少女のパンツ見たいと思いました。

    正直ね、この伝説シリーズは1冊が本当に長いので、
    この本を読む間に、もっと面白い本を読めるのでは・・・
    なんて思ってしまうのです。

    しかし・・・
    やはり続きは気になる!
    結局、続き読んでしまうんだと思います。

  • 四国大冒険、終決。   
    魔女の正体、『悲恋』の秘密。   
    四国ゲームの黒幕。四国ゲームの真の目的。   
    究極魔法とは。   
    空々空と愉快な仲間たち八人の一行は、一番最初の魔法少女と邂逅する。   
    一番最初の魔法少女は語る。   
    そして、究極魔法を手に入れる一人の勝者。   
    究極魔法を手にした先は……。はてさてどうなることやら。   
    この八人のパーティはこれが最初で最後かな。諸行無常。

  • 「自信があったことなんて、絶対に僕は、一度もないよ」
     逆説的に、それは確信を持って言えた。
    (P.207)

  • いちおう四国編にケリをつけたこの巻に限って云えばそれなりに面白かった(破壊丸の使い方とか素直に美味いよなあと)んだけどやはりというかここに至るまでがあまりにも冗長すぎるのがなあ……。

  • 勝者は、一人。命を懸けたゲームが、ついに迎える最終局面! 
    「伝説シリーズ」最新作

  • 四国編を一気読みしすぎて一巻一巻の感想が書けないのでまとめて。
    空々くんの中の犬籐さんの存在が予想以上に大きくて驚いた。
    あと以外に人が死ななかったというか、ここでメインの登場人物を出揃わせるためのこれまでの犠牲だったのかもしれない。
    とりあえず大団円というか、良いところに落ち着いて良かった。

  • 四国編がようやく完結!究極魔法とは何か、なぜチーム白夜は究極魔法を手に入れようとしないのかなどの謎が解ける。チーム白夜は進んでいるんだな(笑)

  • 四国編、長かったですね。
    長く楽しめました。
    読んでいて楽しいので時間が経つのが早いのですが長いので時間がかかりました。
    もう悲鳴伝の内容を忘れてしまったのでこの悲録伝の前に悲鳴伝を読み直してから読みました。四国編のもう少し早い段階で読み直しとけばよかった。ww
    次も楽しみにしています。

  • 究極魔法、途中で期待が膨らんだんだけど。
    そしてまた、地球との戦いへ戻るのか。。。
    四国編、長かったな〜

  • 四国編完結。
    魔女・魔法少女の正体、究極魔法とは何かが明かされる。
    始まりの魔法少女との会見。
    最後は、悲鳴シリーズとは思えないほどあまり死なずにエンドを迎える。

  • 相変わらず冗長で長くて終わりが見えない。
    けど、ひとまず四国編が終わって良かった(笑)
    対地球がいつなされるのか、先が楽しみです。
    読むのは毎回大変ですが。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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