- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062990462
作品紹介・あらすじ
霊媒師一族の末裔、アーネストと、霊感ゼロの喫茶店店主、佐貴。
二人が挑む新たな事件とは?
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
今までの中で一番好きだな
2017.10.5 -
アーネストの出自について明かされるけど、まだまだ何かある感じ。
-
やはり「霊媒」探偵のインパクトがない。ガレット美味しそう。
-
霊媒師一族の末裔、アーネストと、霊感ゼロの喫茶店店主、佐貴。二人が挑む新たな事件とは?
-
2015/07/26読了
-
佐貴の元に「死者に紅茶を淹れる」いう奇妙な依頼が・・・依頼人は予知能力があるという一族「地守家」の人間だった。奇妙な依頼に首を捻りながら地守家を訪れた佐貴はそこにアーネストがいることに驚く。
今回は雪女に関する事件。能力者の代償や苦悩などが出てきて、私の好みの話だった。シリーズで一番好きかも。ラストにわかる地守家とアルグライト家の関わりに吃驚。そこは予想してなかった。
読了後、帯にある「アーネストと佐貴の因縁が明かされる」っていう文に気が付いたけど、その部分はそうでもなかったような・・・他のところのほうがインパクト大きかった(^_^;) -
予知能力を持つ“視人様”を輩出する地守家ゆかりの土地で幾度に渡って見つかる、喉元に刃物を突き立てられた死体の謎と雪女の正体とは。深々と降り積もる雪の白さと冷たさが物語全体に静謐な印象を与え、静かな余韻を残します。デビュー作以来続く優等生のように丁寧な本格に霊媒探偵ならではの超常の論理が組み込まれ、三椿荘の能面と脅迫者の動機に秘められた“ある可能性”の指摘には思わずぞっとさせられました。これをできるのがこのシリーズの強みであり、面白さでしょう。イロモノなミステリ好きの身にはたまりません。