- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062990486
作品紹介・あらすじ
スクールカウンセラーを勤める薬師寺香澄は、天才的な頭脳をもつ美貌の男性・桜井京介と共に下町にある大学教授の自宅に寄宿している。彼らの元に持ち込まれる謎と少年たちの苦悩。小さき者への慈愛をこめて描かれる傑作短編集。
感想・レビュー・書評
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スクールカウンセラーになった蒼に叱られる40代の京介と涙もろくなったらしい70目前の神代せんせーが見られる短編集。
著者も60過ぎたと後書きで言っててちょっとびっくりしました。
カバーイラスト / 辻 恵
カバーデザイン / 大岡 喜直(next door design)
ブックデザイン / 熊谷 博人・釜津 典之
初出 / 『メフィスト』2014年VOL.3、2015年VOL.1、書下ろし2本 -
※辛口?(困惑)
もうこのシリーズは追わなくていいのかもしれないな、と寂しく思いながら本を閉じました。
提示される謎、謎に対する解答、四編全てに物足りなさを感じてしまったんですよね〜(汗
このシリーズに関しては、ミステリって言うよりキャラに比重置いて読むようになった経緯もあるから、そんなにミステリしてなくてもいいかな、と思ってた筈なんですが。何でや!
うーん、桜井京介や蒼ともお別れする時かしら(寂 -
桜井京介リターンズ・シリーズ。短編集。
中学生少女が大活躍。
みんな年取った。深春一家もちらっと出てくる。 -
建築家探偵桜井京介シリーズ。やはり続きが気になって読んでしまう…。「さくらゆき」に出てくる子がわりと主人公なのだが、前作は別の事のインパクトが強くて、ほぼ覚えてないという…;どの話しも面白く読めた。あとがきの作者の年齢にびっくり。私も歳取るわな…。
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成長譚から学ばせていただく事多し。それにしても、いつまでも追える背中のあることのなんと頼もしいこと。
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「――俺は、カインだったんだ――」謎のメッセージに託された真実を桜井京介と薬師寺香澄が解き明かす。