彼方に竜がいるならば (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062990653

作品紹介・あらすじ

戦地調停士シリーズ(別名:事件シリーズ)、二ヵ月連続刊行!

『殺竜事件』、『紫骸城事件』など、事件シリーズが現実世界に及ぼした影響とは?そして、そのとき「自動的な彼」は何を思う?

10年来ファンが切望していた伝説の短編集が、ついに刊行!

感想・レビュー・書評

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  • ブギーポップシリーズと戦地調停士シリーズのクロスオーバー作品短編集。と言っても、関連がわかりやすいのからわかりにくいものまで種々雑多感あり。
    両シリーズのファン向けの作品です。ブギーポップ、ちょい役で登場します。
    万人向けでは…なく、コア層向け。

  • ブギーポップと事件シリーズのクロスオーバー。
    両方読んでいないと理解が厳しそう。両シリーズの脇役が活躍してくれる作品なのでファンには良いのだろう。私自身は一通り上遠野浩平作品を追ってきたが、正直もう追うのに疲れてきていたので、ぼちぼち、といった所。

  • 何シリーズっていうのかわからんけど、海賊シリーズ?の無傷姫に連ねるスピンオフ。もはや上遠野さんのは全部理解は諦めたけど、なんかこれは妙に良かったなー。無傷姫読んだ直後やから?

  • ううっ……。読み直さなくては…「事件」シリーズを読み直さなくては……!
    まさかシリーズの1冊ずつに丁寧に対応した短編集だなんて……ボーナストラックではないか……こんな大サービスある???
    ああ、それなのに……このサービスを前にして……「事件」シリーズが現在手元になく記憶が朧気になってしまっているという痛恨…!なぜせめて無傷姫読んだ直後に読まなかったのか…!
    言わばおいしいガトーショコラにシェフがサービスでアイスクリーム添えてくれたのに、うっかりガトーショコラだけ先に食べちゃってたみたいな……。ガトーショコラの味思い出しながらアイス食べてああこれ一緒に食べたら絶対美味しいやつなのになぜ、なぜ私は……。
    とりあえず「事件」シリーズ再読します。

  • 作者の本、昔いくつか読んだなぁ。懐かしい。この方の作品は繋がっているらしいけど、これはタイトル的にシリーズ物ではなさそうだし大丈夫かな?と、何となく手に取ったのだが、登場人物達の意味深な言い回しに混乱するばかりで、サッパリ意味が分からなかった。

    私が年を取って、登場人物達の若々しさについて行けなくなったのかな。と思ったけれど、調べてみると理由はそれだけではないようだ。

    どうやら別のシリーズの外伝的な物らしい。「最低でも事件シリーズは読んでおくべき」「上遠野ファンへのボーナストラックのようなもの」

    なるほど。そりゃあ人物や出来事を暗喩する物言いばかりのこの本は理解できないよなぁ。。。

    「ジャックポットの匙」だけは、これ単体でも面白かった。元ネタを知っていればきっともっと面白いのだろうけれど。

    色々な出版社から出ている、色々なシリーズ全てを読んでいないとついていけないようだ。書籍化していない話もあるようだし、もう私が彼の作品を楽しむ事は出来ないのだろうな。

    初期の頃の本が絶版になった場合は、新規のファンはどうするのだろう?といういらん心配と、少しの寂しさを感じた一冊。

  • 別のシリーズの裏面的な話であったが、正直、A面側の話をそこまで覚えていないので、なかなかのめり込めず、正直、訳が分からなかった。

  • 面白かった。ただ、本書はいわばB面集で、A面(今まで発表されたシリーズ作品)の内容を私があまり覚えていないので、半分くらいしか楽しめてない気がする。残念。

  • 事件シリーズや、ブギポシリーズ、短編で重要だったのになかなか描写されないキャラクターが魅力的に出てきます。
    ストーリーも面白くて、既刊の話にまさかの裏側が・・・!という、今まで上遠野さんの本を読んできた方ほど楽しめるいい本だと思います。
    これを読むなら事件シリーズは無傷姫まで読んでから読むのがおすすめです。ブギポは5巻目くらいまで読んでいればOKです。

  • 戦地調停士シリーズはかなり前に読んだのでほとんど覚えてませんでしたが上遠野ワールドが好きなら問題ないでしょう。連作としてうまくまとまってると思いました。ブギーポップシリーズは未読なので手を付けようかな。

  • 事件シリーズとブギーポップがクロスオーバー。もはやどことどこが繋がっているのやら。

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著者プロフィール

第4回電撃ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞。『ブギーポップは笑わない』ほかシリーズ著作多数。

「2019年 『ブギーポップ・オールマイティ ディジーがリジーを想うとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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