- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062990875
作品紹介・あらすじ
京都・月読神社で女性の絞殺死体が発見される。翌朝、近隣の松尾大社では女性の兄の死体が鳥居に吊される。事件を取材する小松崎良平は、桑原崇と棚旗奈々が一泊旅行で京都にいると知り、強引に合流する。記紀最大の謎とされる月読命の真の姿とは? 渡来人技術集団・秦氏の悲劇とは? 崇の推理が冴えわたる待望のQED新作。
感想・レビュー・書評
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久々に帰ってきたQEDシリーズ。今回は京都。連続殺人事件の犯人は?月読命との関係は?
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月読神社から始まる京都連続殺人事件。シリーズの過去の話忘れてしまったのですが、事件の真相も歴史の解決もやや薄味。秦氏と月読命の関係について。
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QEDシリーズ。外伝、2作目。
本編が完結してしまったので、外伝としてシリーズが続いていくのは素直に嬉しい。QED以降、他のシリーズが幾つか続いているが、やっぱり歴史薀蓄モノを語らせるなら、このシリーズが一番読みやすい。事件そっちのけで、ひたすらタタルのペースで薀蓄を披露する方が無理がないように思う。あと、奈々ちゃんがとにかく可愛いww
舞台は京都、松尾神社周辺。月読命と秦氏の関係など、面白く読めた。 -
今回は、月と秦氏の関係。
タタルは事件の解決にあまり関わらず、ストーリーとしては物足りなかったが、薀蓄は面白かった。 -
最終巻、実はまだきちんと読んでいない。
ずっと読み続けてきたシリーズなだけに、終わってしまうのがどうしても寂しくて、横目で見るばっかりだった。
なのに、まさか、続編が出るなんて…!
事件の展開は正直あんまりな感じだったのだけれど、高田先生の歴史観は相変わらずの冴え具合。
もちろん、一見とんでもない歴史観だし、そもそもが「一説」であり「フィクション」なのだけれど、現実は小説より奇なりっていうし、「案外、事実は、こうだったのかもしれない」という新しい視点が得られるのって、すごく大事だと思うのだ。
でも、欲を言うなら、もう少し丁寧に話を進めてほしかったような… -
様変わらない主人公の面々ですなぁ。
そして、相変わらずつまらない(としか思えない)理由で人を殺す人たちである。
あの最終巻があったから、もう続きは出ないのかと思いきや、全然そんなことはなかったわけで。
というか、あんまり関係性変わらないと、すごく茶番臭くなりますよな。
いや、変わってるか、前みたく、女性がなんかめんどくさい方向に。
というか、キャラクターの方向性ではなく、話の中身を書けと自分でも思わなくはないのですが、神代からのめんどくさい思い込みはもはや妄想の域に達してるので病院行けや、としか。 -
今回の殺人事件はなんかいろいろひどかった気がする。もうウンチクだけでいい、とすら思えた。
最後にタタルさんが手にした本は京極夏彦さんの本ですよね?分厚い妖怪が表紙の本。ちょっと嬉しいw
2017.4.9