ダマシ×ダマシ (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 483
レビュー : 57
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062990967

作品紹介・あらすじ

結婚詐欺にあった三人の女性。死体となって発見された詐欺師。

「もしかして、ある人に騙されてしまったかもしれないんです」
上村恵子は、銀行員の鳥坂大介と結婚したはずだった。
鳥坂に求められるまま銀行口座を新設し、預金のすべてを振り込んだ。
だが、彼は消えてしまった。預金と共に。
鳥坂の捜索依頼を受けたSYアート&リサーチの小川令子は、
彼がほかに二人の女性を騙していたことをつきとめる。
だが、その鳥坂は死体となって発見された。
事務所メンバの新たなる局面。Xシリーズ最終話!

感想・レビュー・書評

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  • 「もしかして、ある人に騙されてしまったかもしれないんです」上村恵子は、銀行員の鳥坂大介と結婚したはずだった。
    鳥坂に求められるまま銀行口座を新設し、預金のすべてを振り込んだ。だが、彼は消えてしまった。預金と共に。鳥坂の捜索依頼を受けたSYアート&リサーチの小川令子は、彼がほかに二人の女性を騙していたことをつきとめる。だが、その鳥坂は死体となって発見された。事務所メンバの新たなる局面。Xシリーズ最終話!
    「講談社BOOK倶楽部」内容紹介より

    椙田さんは最後まで謎のままだったな.別のシリーズのどっかで出てるんだろうけど.
    このシリーズ読んで印象的なのは、トリックとかミステリとかいう要素よりも、人の心模様の描写.共感する部分もしない部分もあって、でも、共感しなくても理解できるような形で表現してあるので、面白く読める.

  • ミステリー要素よりも、それぞれのキャストの落ち着きどころの要素が強くて、まさに最終回、エピローグな巻でした。

    なんだか、最終回って言われるとちょっと寂しいけど、
    各キャストの新しい人生の第一歩に立ち会えた感じにとても満足感高かったですよぉ〜

  • Xシリーズ最終巻

    もうこれは最後のページにつきる。
    恵ちゃんって、あの恵ちゃんしかいないよね??

  • ×シリーズ最終巻。本当に人物相関図ほしいなこれ。でもそれ自体がネタバレになっちゃうのか。事件自体はあまり謎でもない。結婚詐欺師と被害者。令子さんが事務所引き継ぎ、バイト二人が結婚を決め(確かに勢いは大切だけど勢いつけすぎでは)、新しく入った彼女の正体が最後にわかる。わかる、んだけど他シリーズ読んでないと面白味が半減だし読んでても忘れてるし。
    読みやすいけどところどころもやっとするかも。

  • 結婚詐欺の被害にあった女性からの依頼は、彼の過去を調べることだった。
    自分の頭の中にいるその人を信じて
    見てきたはずのその表面を信じて
    一番美しいその仮説に身を委ねて。

    謎について考えを巡らすこと。
    いつものメンバーで議論を交わすこと。
    それこそが素晴らしい。
    謎は解けなくてもいい。ただ楽しい。ただその価値に人生のいくつかを払っている。
    森ミステリィてそういうのだった。しみじみと、今更に。

    最終巻らしい寂しさに包まれて、でも新しい門出。
    貧乏美大生 真鍋瞬市がロジックを捏ねるXシリーズ完結編。

  • ミステリーとしてはトリックや動機なんておまけみたいなもの。それを抜きにしても、なんでこんなに面白いんだろう。というか、Xシリーズってこんなに面白かったっけ?間が長かったので、また読んでみよう…。
    真鍋くんと永田さんのくだり、ちょっと泣きそうになった。
    騙し騙しみんなやってるのよね。みんな騙し騙されなんだよね。

  • 既読
    文庫版

  • Xシリーズ完結作。色々、そう来ますかーという内容で楽しめました。他の作品とのリンクは忘れてるところもあったので、また読み直さないとだめかな。

  • Xシリーズ最終話。
    久々に読んだ森博嗣。
    結婚詐欺の被害にあったかもしれないので預金とともに消えた相手を探してくれ、という依頼を受けた小川は、調査の末に彼が他にも女性を騙していることをつきとめたが…
    詐欺の被害者の話を聞きながら自らの過去を振り返る小川さんの心情が読みどころか。事務所のメンバーもそれぞれ新しい道に進んでいくラストだし、シリーズ完結らしい終わり方。
    しかし、例によっていろいろ忘れているので、最後の驚きは「え、誰?」とググってようやくわかった。みんな幸せになってほしい。
    なお、本作品で回想されている小川の過去は、講談社文庫版『レタス・フライ』に収録された「ライ麦畑で増幅して」という短編で読めるらしい。ノベルス版には未収録だったそうなので、これは忘れたわけではなく読んでいないことが判明。森作品はいろいろ絡み合っていて複雑すぎ…

  • 2018.12.27

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著者プロフィール

作家。工学博士。1957年12月生まれ。名古屋大学工学部助教授として勤務するかたわら、1996年に『すべてがFになる』(講談社)で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。以後、続々と作品を発表し、人気を博している。小説に『スカイ・クロラ』シリーズ、『ヴォイド・シェイパ』シリーズ(ともに中央公論新社)、『相田家のグッドバイ』(幻冬舎)、『喜嶋先生の静かな世界』(講談社)など、小説のほかに『自由をつくる、自在に生きる』(集英社新書)、『孤独の価値』(幻冬舎新書)など多数の著作がある。2010年には、Amazon.co.jpの10周年記念で殿堂入り著者に選ばれた。ホームページは、「森博嗣の浮遊工作室」。

「2021年 『ψの悲劇 The Tragedy of ψ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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