悲球伝 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 98
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062991131

作品紹介・あらすじ

空々空を救出せよ。――生きていればの話だが。
十四歳の英雄、宇宙にて消息不明。

突如途絶えた、人工衛星《悲衛》の消息。
乗船していたのは空々空と空挺部隊七名だった。
地上残留組の元魔法少女・杵槻鋼矢と手袋鵬喜、
人造人間『悲恋』は、捜索を開始。
アフリカ大陸の新興国『人間王国』と、
救助船『リーダーシップ』へ赴くことを決める。
かつて同志を救えなかった少女達は、
友の悲鳴に応えることができるのか?
地球を破壊するための、仲間を助けるための、
宇宙規模のプロジェクトが幕を開ける――!

感想・レビュー・書評

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  • ついに完結か、と思ったら違いました。早とちり。

  • またまた空々空が全く出てこない、地球居残り組のエピソード。杵槻鋼矢、人造人間「悲恋」、手袋鵬喜、etc.     
    救助船「リーダーシップ」と、人間王国「人間王」の謎、が解明されようとしている。     
    居残り組から、宇宙へアプローチしようとしている。   
    今更新キャラを出してくるのかぁと思ってたら、旧キャラまで出してきた。     
    そんなこんなで色々あって、とうとう最終完結巻へ。

  •  伝説シリーズ9巻目。最終巻の一つ前なのに、主人公・空々空が一度も出てこない。
     地球に残った鋼矢と花屋(のプログラムが実装された人造人間の悲恋)の二人を中心とした話になる。

     空々空や魔法少女とか、なんかいろいろ乗せた人工衛星は地球圏を脱出して音信不通になった。
     地球に残った杵槻鋼矢と花屋は、救助船リーダーシップ内で宇宙船を作れる天才を探す。
     一方、地球居残り組の手袋はアフリカ大陸内陸の人間王国の内偵を始める。本人に適性は全くない。

     鋼矢たちの天才捜索の末に見つけたのは、奇人プログラマーのサイボーグおじいちゃんと、変人デザイナーの故人人格プログラムだった。
     そして、手袋がたどり着いたのは人間王の真実だった。

     悲衛に乗って地球圏から脱出した空々空の運命は...。

     という9巻目。
     マジで惰性で読んでる割には、文字数多くて本気で取り掛からないと読み終わらない。
     ようやく次が最終巻。
     さっさとこのシリーズとはオサラバしたい作品である。

  • 今回は空々くんサイドの話ではなく、
    杵槻さんと花屋さんのコンビ、
    手袋ちゃんとぺがさとゆにこ、
    2ヶ所の方々のお話でした。

    相変わらずくどいですが
    読み慣れたのでしょうか。
    分厚さのわりにはさくっと読めた気がします。

    それぞれのキャラが立ってて
    なんだか好感が持てますね。
    近くにいたらあんまりお友だちにはなりたくないですけど(笑)

    次で最終巻。
    地球との決着はどう着くのか。
    読むのが楽しみです(*´∀`)

  • やっと読み終わりました。とにかくいつも分厚いこのシリーズ。次巻で完結とのことで、この巻は少し話が停滞気味との印象。なかなか進みません。次の完結編に期待。

  • 前巻は宇宙組と他の惑星達まで地球の攻撃にあってどうなった!?で終わったけど今度は居残り組側が状況判らないままなんとか宇宙組と連絡取ろうと奮闘するターン。最初に秘密裏に宇宙船作って飛ばす、とか無茶な計画立てるけど転がっていった先は斜め上の展開。人間王の正体とかこうくるか。そして今回もどうなった!?で終わったけどあと一巻でまとまるのか?まとまるんだろうなぁ。

  • 最終話の前に伏線をばらまくようなストーリー。次の最終話でどう展開して行くのか楽しみではある。
    人間王国の正体、リーダーシップの目的、常に予想を上回る設定には感心させられる。
    とするとラストはどうなるのか?

  •  突如行方を眩ませた人工衛星《悲衛》。緊急事態に杵槻鋼矢が取った行動は、手袋鵬喜を『人間王国』へ、自分を『リーダーシップ』へ避難させることだった。鋼矢はそのまま花屋瀟(悲恋)と合流し、宇宙で行方を絶った面々を救うための策を練る。一方鵬喜は人間王国で、死んだはずの人物と再会することに――。
     海と陸。二つの舞台で立て続けに起こる想定外の事態。宇宙組はどうなったのか。居残り組は宇宙組を助けることはできるのか。物語はいよいよ佳境へ!
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     物語は一転、居残り組がメインに。意外な人物の再登場。人間王の正体。『リーダーシップ』に隠された秘密。次々に事態が展開し、転回し、回転し、主要キャラも読者も翻弄されます。その怒涛の勢いに「どうなるの? どうなるの!」とページが進む進む。作者はこのシリーズの執筆時、よほど筆がのっていたようです。
     前作の時点では、本当に十巻で終わるのか、と危惧していましたが、最終巻の前巻に相応しい物語でした。どうやら予定通り、次巻で完結しそうです。

  • 空々空は何処?居残り組の生き残り戦略:消息の途絶えた非衛を救助するため、救助船リーダーシップに潜入している杵槻鋼矢、悲恋こと花屋ショウ。宇宙船をつくるためのドイツ、イタリアの奇人、変人を探す。一方人間王国に入国した手袋鵬喜は馬車馬ゆに子、乗鞍べがさに会う前に牡蠣垣閂に出会う。
    お勉強の時間!ランチタイムの出会い:鋼矢はドイツ、イタリア語の習得のためレストランで手あたり次第に話しかけていた。そこで出会ったドルチェ・ウノールェは料理の天才であり兄を探していた。鵬喜は牡蠣垣に案内され2人のところへ行くが、非歓迎オーラを出される。牡蠣垣は次の大いなる悲鳴は6/25だと爆弾発言する。
    手応えあり過ぎ!届けられたメッセージ
    あの人に会いたい!最初で最後の手段
    ロボのひとり芝居!切った張ったの会話劇
    救難信号!意外な意外な受信先:月から人間王国へ
    作戦開始!動き出す少女達
    機械式変装術!プロジェクトは進行中
    遂に発見!宴の席の落書き
    もうひとりの天才!留置場前にて
    天からの声!真相は過去の中に
    明かされた企て!そして託される企み
    三者三様!それぞれの終わりへ

  • 2018年31冊目。前作の引きからまたしても盛大にすかされた感があるけれど、案の定これはこれで面白い。綱矢と花屋はどちらも策士だけあって、いいコンビしているし、手袋の巻き込まれ、流されっぷりが対照的で良い。いよいよ伝説シリーズも次が最終巻になるけれど、この壮大な物語をどのように纏めてくれるのか楽しみに待ちたいと思う。

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プロフィール

西尾 維新(にしお いしん)
1981年生まれの小説家、漫画原作者。立命館大学政策科学部中退。
2002年に『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』で、第23回メフィスト賞を受賞しデビュー。
主な代表作に、『クビキリサイクル』をはじめとした戯言シリーズ、『化物語』をはじめとした物語シリーズ、『刀語』などがある。

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