- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062991223
作品紹介・あらすじ
遺書ともとれる手紙を残し、八田洋久博士が失踪した。大学教授だった彼は、引退後も自宅で研究を続けていた。
失踪から一年、博士と縁のある者たちが八田家へ集い、島田文子と名乗る女性が、書斎にあったコンピュータから
「ψの悲劇」と題された奇妙な小説を発見する。そしてその夜、死が屋敷を訪れた。失われた輪を繋ぐ、Gシリーズ後期三部作、第二幕!
感想・レビュー・書評
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うわーっ!そうなるんだ!!(゚A゚;)手紙を残し失踪した元教授、そして殺人事件が起こる!まではサラサラっと読んだけれど、島田さんが登場した後は続きが気になって、気になって…(゜゜;)そして最後はやっぱりあの博士が登場だね( ̄ー ̄)と思った後にもう一度ゾクゾクが…((( ;゚Д゚)))
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後期三部作の二作目。もうここまで来ると,Gシリーズというかこの三部作だけ別のシリーズなんじゃないかって思える程,時間軸も登場人物も異次元の世界。他シリーズの架け橋的な役割なのかしら?
前作ではχとして登場した海月くんもいないし…。島田文子のキャラがどんどん濃くなっていく。でもこの世界こそが,紅子や犀川先生,萌絵が言っていた真賀田先生の作ろうとしている,私達に到底理解できない仕組みの最初のステップかと思うとどこまでが伏線なのか,森博嗣の壮大な世界観の中で迷子になり続けている自分がいる。
ミステリィにSF要素が随分入ってきて,これから先自分の頭がついていけるのか心配。 -
森ミステリはミステリの要素とSFの要素が上手くミックスしていい味を出している。本書はそれが顕著だった。
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今回は親切設計でしたね。
そろそろ読み直しをしないとかな。さすがに記憶が怪しくなってきたし。
でも、すべてが終わってから(きっと)刊行される森博嗣世界年表と共に読み直す、という老後の楽しみにとっておきたい気もする。 -
やっぱり、このシリーズだけではなく、他のシリーズに繋がっていくのかな?
もう1回、他のシリーズも読み直した方がいいのかな?
とりあえず、他のシリーズを読み、また後で読み直してみます。時系列もよくわからなくなってきましたが、この話単体で読むなら、面白かったです。 -
完全にサイエンス・フィクションの世界でなかなか理解が及ばない。人工知能の飛躍的な進化とロボット。この世界に果たして人間はどのくらいいるのだろう? 真賀田四季の目指した世界は、おぞましい。Gシリーズは次作のωの悲劇で終わりとのことだけど、どのような結末を見せるのか分からなくて少し怖い。
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ここまでディックの世界に接近するとは。
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久々に驚いた・・・驚愕のラスト・・・
鳥肌モノのラストに、絶品のSFミステリ見たですよ。
しかし、毎度のことながら四季さんの世界には驚かされますねぇ〜
もうかれこれだいぶ経ちますが、未だに最前線であること再認識です。
でも、ちょっとクラゲくんとかあのへんのほんわかミステリーが読みたいなぁ〜 -
2020.03.03