時間とお金がもっと増える! キッチンお片づけ (講談社の実用BOOK)
- 講談社 (2010年12月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062997270
感想・レビュー・書評
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マンガを織り交ぜながら軽快な語り口でとても読みやすい1冊です。重い腰が上がらない時などに読むとピッタリで、やる気にさせてくれます。
すべてのものを分類など何も考えず出すということに感心しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
冷蔵庫と書きますが、私にとっては冷たく保たれている「倉庫」です。倉庫は使うものを置いておく場所でもありますが、使い方を工夫すれば発注(買い物に行くタイミング)する時期を把握できる場所でもあります。
そのためには倉庫である冷蔵庫を整理(要らないものを捨てる)必要があるのですが、そのためには保管する(=捨てる)基準を明確にする必要があると漠然と思っていました。
そんな私にとって、冷蔵庫の具体的な整理の仕方から始まって、最終的にはキッチンを綺麗にして料理もしやすくするアドバイスを具体的に行っているこの本は面白いと思いました。
以下は気になったポイントです。
・整理を始める前に必要なのは、1)いつか(使うかもしれない)をやめる、2)当たり前(あるのが当たり前)をやめる、3)飾る(見せる収納)をやめる、4)なんとなく(~ぱなし)をやめる(p27)
・基本は使用頻度で分けるが、「持っていて嬉しい」も判断基準にしておく、分け方は、1)必要、2)不必要、3)不明(p34)
・かたづけの初めにすることは、スペースを確保するために、新聞紙を広げて何も考えずにすべてを出すこと(p50)
・「しまう」ポイントは、見える、まとめる、取り出しやすく、である(p56)
・野菜室は、ものをしまう前に、底に新聞紙を敷いておく、汚れたら新聞紙を取り換える(p58)
・ストック食品で起こりがちな問題のほとんどは、「定位置」と「定量化」で解決する(p74)
・食器は、家族の人数+2~4セット、調理器具は大小1個、用途ごとに1つ、消耗品は使用中のもの+1、保存容器は、常備保存するものの数+3まで(p89)
・捨てる判断をすべきものとして、1)コンビニでもらったスプーン、割りばし、2)ケーキについてくる保冷剤、3)たまっているジャム、4)高級食器、5)調理道具で使わなくなったもの(p94)
・快適キープの3法則は、1)色を増やさない、2)ものの適量を知る、3)今あるものを使いこなす、である(p107)
2011/5/8作成 -
少し見返したい
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やめる→出す→分ける→しまう→見直すのステップで、非常にわかりやすくて簡潔。実際に冷蔵庫を片付けてみたら、サクサク進んで、これならストック食材→キッチン全体もいけるんじゃないかと思えてきた。
他の部屋の片付けでも応用がきくし、優秀な片付け本だと思う。 -
よくある工夫やら再利用やら収納アイディア満載のハウツー本ではない。ないけど、そんなハウツー本をたくさん読んだけど一向に片付かないと嘆いているわたしのような人にぴったりな本。
なぜ片付かないのか、から始まるこの本はハウツー本のようなキラキラ感(?)満載のカラーページはないけど、ほぼ見開きに1テーマ1ステップという構成で、片付けが苦手な人にも把握、実践しやすいと思う。
漠然と散らかっているとしか認識できないところを、1点集中でそこにあるものを出す、必要なものを洗い出す、使いやすいように収納するを繰り返すのだけど、この「使いやすいように」というのがポイント。細かな収納自体は得意だけど生活の中でうまく家事を回していくための収納という視点が加わればなんとかなりそうな気がしてきたぞ! -
キッチンの整理入門書として最適。この本通りにしていけばスッキリとした台所が出来そう。
自分の家は大方終わったので、物が多過ぎる実家で試してみたい! -
真新しい提言はないがここからいわなきゃ駄目な時代なのだろうかと思う。
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なんか執筆リソースの配分が疑問です。まんが+テキストでくどいくらいに説明したと思えば、お掃除なんかはあっさりとしています。調味料で7000円とか、ちょっとありえないです。
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キッチンを整理し使い勝手を向上させることで家事を効率化し、金銭的にも精神的にも余裕を生み出して自分の時間を持とう、というコンセプトの家事指南本だ。
前作は冷蔵庫に特化した内容だったが、今回はストック食材などにも言及し、かつ、具体的なハウツーまで丁寧に説明しているので、とりかかりやすい。
確かにそろそろ、ストックの缶詰め見直したほうがいいかもなぁ。