ぢごぷり(2) <完> (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 256
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・マンガ (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063106831

感想・レビュー・書評

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  • あまりに生々しく描いたので打ち切りになった、という噂を耳にした。信じてしまいそうである。
    育児マンガなのに明るさや可愛さ、救いはない。開放されない。終わらない。でも育児ってそういうものなのかもしれない。

  • 楽しみに散々待たせられて、やっと出たと思えば打ち切り完結とか残念すぎる。
    何が問題だったのか。作者の遅筆?
    ネガティブすぎてアウト?
    でもぶつ切りはナイわ。とにかく残念でならない。

  • 『Merca β02』で指摘されていた「木尾先生は社会というものを気にしている」という話は本当にそうだなと思うのですが、ギャルゲ風の絵柄のキャラクターが産後うつに陥るという、しかもなぜか赤ちゃんだけタッチがリアル風の本作は、まず漫画として凄いことになっていると思うし、内容もやっぱり凄い。作者の実体験をもとにした本作は、真面目な性格ゆえにノイローゼになっていく主人公の姿を通じて育児の厳しさのリアルな一面を描き出しているのだけど、そこまで思い詰めながら、一方でハーレムに囲まれつつ病気で早逝する(いかにもギャルゲ的な‪⋯‬‪‪⋯‬)父親というキャラクターを生み出す、その捩れ具合が凄い。なにかの皮肉なのだろうか。『Spotted Flower』の浮気する斑目(的な存在)なんかも不思議ですよね。なんにせよ一読の価値アリ。

  • 下巻前半は地獄が抜けなくてどうしようかと思ったけど、少しずつでも良くなっていってほっとした。
    一ヶ月の軟禁はやっぱりつらいよね。
    人と触れて頼れるところが出来て。
    過去の出来事も今の状況も分かった。
    夢落ちではあるけど、良い未来も用意されている。
    安心した。

  • 再読。自分が子育てする時にまた読みたい。

  • 子供なんて産めないし作れないなーと思った。
    コレだとわかっていても、この人の子供がほしい!と思えるような人が現れたら。。。。

  • 作者もあとがきで述べているように、2巻は外に出るようになって、救われていく過程が描かれています。やっぱり周囲のサポートは大事なんだよなぁ。でも、「子どもに向き合ってない」と、妹を追い出してしまう主人公なのであった…。生後半年で終わってしまったけど、いろんなキャラもいるし、設定も明らかになってきたところだったので、正直もったいない。ふつうに続きが読みたいです。

  • “夢と現実のギャップ”にかなり重きを置いている作品だなと感じました。

    それは
    生身の人間描写からかけ離れた萌え系絵柄の世界で、唯一執拗にリアルに描かれた夢子という名前の赤ちゃん

    エロゲかラブコメハーレム漫画かと思うような高校生活の中で結ばれた母親ヒロインと父親である青年

    妹を含め、かなり現実離れした容姿や設定のキャラクター達
    などからひしひしと伝わってきました。

    子育てシーンは終始徹底して辛く重々しいものとして描かれています。
    ギャグとシリアスを絶妙に使い分けながら表現しているところが、この重々しさをリアルに見せているのだと思います。

    物語の終わり方も、子育てに関しては特に何かが解決した訳でもなく、これからも相変わらず日々が続いていくという幕引きがリアルで良かったです。

    私は出産を経験したことが無いので、これがどの程度現実的なのかは判別できません。

    ただ作中にもあったように、母親であるヒロインからはいわゆる母性愛というものが感じられません。

    恋愛面に関しても、サバサバと立ち回る女性キャラばかりなお陰であの状況にもかかわらず全くドロドロも無く、女性特有の陰湿さもありませんでした。

    あくまで“男性が描いた母親の子育てに対する苦悩”であるというのを念頭に置いて読むのが正解なのかなと思いました。

  • 2巻で終ったのは、残念の一言。

    描く媒体が違っていたら、きっともっとクローズアップされていたはず。
    そして、読者からもっとすさまじいリアル報告が届き、
    それを汲み取ってどんどん答えのないもどかしい世界が
    今も繰り広げられていたはず。

    夫が死んでいる設定としたのは、
    「夫婦で現実の認識が違っても仕方がないよね~だって男と女って脳の機能が違うんだから」
    という説に逃げ込まない、という背水の陣を敷いて挑まれたのではないかと思う。

    おそらくはこんな風に終りたくなかったであろう作者に、
    「描いていただいてありがとう」といいたい。

  • 想像していたよりずっと重たい話でびっくりしましたが、げんしけんもたまにさらりと入れてくるし、木尾作品では珍しくはないという事に後で気づきました。
    が、ホント表紙の絵柄にだまされた。
    しかもここで終わり!?って感じに終わった。
    まだまだ掘り下げられるし、広がるはずなのに…。理解できるように説明はされてるけど、それでハイ終了ーって終わった。

    でも面白かったです。
    子育て系漫画ってどんなに売れている漫画でも全然面白くない(そもそも人の子供を可愛いと思わない)ので、もう読むのをやめてたんですが、これは読んでよかったです。

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プロフィール

1994年アフタヌーン四季賞にて、『点の領域』で四季賞を受賞してデビュー。1997年から『四年生』(全1巻)『五年生』(全5巻)を連載。2002年から2006年にかけて『げんしけん』(全9巻)を描き上げた。2006年からは『くじびき・アンバランス』(全2巻)の原作を担当(画・小梅けいと)。

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