おおきく振りかぶって(17) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
3.87
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本棚登録 : 2115
感想 : 115
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063107760

作品紹介・あらすじ

面白さ絶対保証! 大人気本格高校野球漫画、待望の最新刊! 監督は女性、選
手は全員1年生。県立西浦高校の新設野球部に集まった10人の選手たちは、弱気
で卑屈な投手・三橋を中軸に、一丸となって甲子園優勝を目指す!! 試合や練
習を通じて成長していく選手たちのまばゆい姿。最新のスポーツ科学を下敷きに
描く、全く新しい野球の面白さ。丹念に描かれる青春の情動。そのどれもが日本
中から熱烈な支持を集める、今いちばん面白い青春スポーツ漫画!!


夏の高校野球選手権埼玉大会で、5回戦敗退を喫した西浦。夏合宿でさらなるレベルアップを目指す! 敗北を通じて1歩前進した三橋と阿部のバッテリーは、モモカンから2人1組での行動を命じられる。絆はより強くなるのか!? 一方、準々決勝・武蔵野第一VS春日部市立戦は、終盤に突入! 春日部市立にリードを許した武蔵野第一……もう1点もやれない緊迫した場面で、西浦注目の投手・榛名の「本気」がうなる!!

感想・レビュー・書評

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  • 榛名さんの成長ぶりが本当に頼もしいし、チームメイトとも良好な関係を築けているのが読んでいて楽しい。
    初期はちょっと悪役入っていただけに、こういう変化は微笑ましい限り。
    試合内容も、ホームランを打たれた次の回にホームランで打ち返すという展開に大いに燃えてしまった。
    次巻は待望の秋丸くんとのバッテリーも見られるようで期待。
    西浦側の展開としては、様々なシーンで阿部くんの思考が凝り固まってるように見えるのがもどかしい。
    一緒にいるのが心の訓練と言っていたが、これがもし三橋の耳に入ってしまったらと思うとおそろしい…。
    その点、三橋は一見相変わらずのオドオドに見えるけれど、実は阿部くんの未練を一番冷静に分析していると思う。

    あとは、部活帰りの春日部双子とお母さんのやり取りが本当にリアルで上手だと思った。
    運動部にいた人ならば分かると思うけど、汚れよりも臭いの方が強烈だったりするんだよなぁ。

  • 榛名は最初とイメージ変わりましたね。秋丸と幼なじみで、秋丸には全力で投げれる、ということかな? ってかナオちゃんて彼女じゃなくて姉ちゃんかよ!
    花井がピアノ弾ける設定はいらない情報かもしれないけど非常に私得。

  • 春日部の双子が可愛い。千代ちゃんかわいい。千代ちゃんに見つめられるよりも阿部と仲良しって言われた方が嬉しそうな三橋…(笑)
    西浦成分が足りない分、榛名が。榛名が! ……という榛名巻でした。普通の高校生・榛名って面も垣間見えて。

  • 一番びっくりしたのが、西浦が破れても、進んで行く夏大の予選が、クローズアップされていること。
    うーむ…まあ実際試合は進んでいるし、西浦の面々がそれを気にするのは当然なんだけど…この調子で行くと、果たしておお振りは一体どこに終着点を定めて、何年くらい連載するつもりなのか…と考えてしまいました。
    息の続く限り、というのがスポーツ系コミックの宿命なのでしょうか。
    漫画家さんは楽しいだろうけど、それ以上に本当に大変だ…。

    私個人としては試合展開よりは、練習やトレーニングの場面が好きなので、今の展開は楽しいのですが、早く試合したいだろうなぁ、みんなは。
    これからも楽しみです。

  • 榛名ら武蔵野第一がメインの話なので、ちょっと残念なのは栄口くんの出番がほとんどないってこと! 西浦のターンでは三橋と阿部くらいで、田島や花井ですらほとんど出番なし(>_< でも、榛名、見なおしたよな(^^

  • 高校生男子ならではのバカ話、ウジウジした三橋に対する感情の違いなどキャラがたってる。巻末で花井がピアノを弾けるとは驚いた。かっこいいなー。

  • 現在どうなっているかは分からないけど、何しろこの17巻はもう2年も前の分。
    いい加減早く出してくれないと、買い続けるのが辛いと思ったら
    18巻は11月に出るらしい。そりゃ良かった。
    17では榛名の人物像がより分かって来てそこが楽しみどころじゃないでしょうか。

  • 本当に3年間を描けるのかというペースで試合は進む。他の高校の試合もやっている分、魅力のひとつだった試合中の細かな技術的描写が少なくなっていくのが悲しい。武蔵野のキャッチャーがああなって、その点が復活してくれることを願う。

  • はるなさん大活躍。西浦のさりげないひとこま好き。

  • 準々決勝終わり! そしていよいよ準決勝! 榛名という要素が入って三橋と阿部のバッテリーはどうなるのか?とドキドキ。一個一個の試合が丁寧に描かれていて、主人公たちの試合じゃなくてもドキドキする。

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著者プロフィール

埼玉県さいたま市出身。
法政大学文学部を卒業。1998年、ひぐちアーサー名義でアフタヌーン四季賞を受賞し、デビュー。
現在、「アフタヌーン」にて『おおきく振りかぶって』を連載中。同作品で2006年第10回手塚治虫文化賞・新生賞、2007年第31回講談社漫画賞・一般部門を受賞。

「2022年 『おおきく振りかぶって(36)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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