彼女の想いで…大友克洋短編集(1) (KCデラックス ヤングマガジン)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063131451

感想・レビュー・書評

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  • MEMORIESでアニメ化された「彼女の想いで…」「武器よさらば」が読めて嬉しい!!!
    惑星TAKO年代記も無駄に壮大で面白い。
    それからやっぱりAKIRAと童夢の原点である「Fire-ball」を読めて良かった!!
    ハードSF、テンション上がる!!!

  • 面白いなぁ。
    高校生の頃に見てた「宝島」における藤原カムイ氏の短編を思い出す。
    超能力ものの先駆「FIREBALL」、映画「MEMORIES」の原作は突出しているし、大友さんにはぜひ安部公房のSF系の作品を描いていただきたい(「第四間氷期」とか。「方舟さくら丸」もいいかも)。
    そして何より、本書は大判というのがよい。大友さんの作品はできるだけデカい判型で見たいのであります。

  • 緻密に引かれた線の一つ一つを
    目で追いかけてるだけで
    体に幸福が溢れて浸透するような多幸感。
    なんと言っても
    機械のデザインとその内部を構成する
    パーツの細かさにうっとりする。

    【FIRE BALL】
    【武器よさらば】
    【SOUND OF SAND】の三作が、
    特に好きな絵柄で、インパクトもあった。

    ありがとうございました。

  • 初版

  • 再読。SF多めの短編集。大友さんがいろいろな媒体に描いていたのだと分かる。『SF宝石』とか『SFアドベンチャー』とかみたいな、小説も漫画もあるようなごった煮の雑誌(想像です)に描くような漫画家さんって少ないのかも(想像です)。今、そういう雑誌自体がないのか(想像です)。「武器よさらば」に使われているモニター越しみたいな描き方は斬新。結末が暗いものになりやすいのは時代のせいかもしれない。あとがきに書かれた大友さんのコメントが貴重。

  • 大友克洋氏の作品『彼女の想いで…大友克洋短編集(1990)』を読了。 お気に入りのストーリー・・・”HAIR”と”MINOR SWING” "THAT'S AMAZING WORLD"の”アラジンの魔法のツボ”がGood!! それとあとがきも素晴らしい・・・

  • 大友克洋短編集。1977年から1982年に掛けての作品集。それぞれのストーリーは特に繋がっているわけではないが、こうやって見ると大局的には一つのストーリーのようにも見えるから不思議だ。まるで「AKIRA」を作る為に必要なピースを揃えているかのよう、必要なスキルを磨いているかのよう、壮大な序曲を見ている気がする。大友本人もそう述べているように「Fire-ball」がのちのAKIRAのストーリーや世界観の元となっていくのだが、物語中で取り沙汰されるATOMがまさに今のGoogle HomeやAmazonエコーで草だった。やはりSFは未来なんだと再認識した。SFというジャンルの面白さがある。星新一とかと親交あったりしなかったのかなあ?あと名作シリーズ(勝手に命名したが)みたいな元ネタからアレンジを加える話も面白いと思った。また他のも(もう残り少ないと思うが)読もう。

  • タコのやつ以外は大体どれも楽しめたけど、やっぱり一番好きだったのは「Fire-Ball」!やっと読めたって感じもあった!
    あと「MINOR SWING」なんかも不気味で良かった!

  • 表題作は、映画にもなったけれど、やっぱり、いい。面白い、と感じているところが、たぶん、他の作家さんとはちょっと違うなぁって思うことが多い、この人は。(11/8/14)

  • 完。

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著者プロフィール

漫画家・映画監督。宮城県出身。
1973年「漫画アクション」にてデビュー。代表作に『童夢』『AKIRA』など。
1988年、自ら制作したアニメーション映画『AKIRA』は日本国外でも高い評価を受け、海外における日本アニメムーブメント(ジャパニメーション)のさきがけとなった。
2013年、日本政府より紫綬褒章。2014年、フランス政府より芸術文化勲章オフィシェ。
2015年、第42回アングレーム国際漫画祭・最優秀賞(フランス)。

「2023年 『銃声』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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