蟲師 (1) アフタヌーンKC (255)

著者 :
  • 講談社
3.87
  • (1442)
  • (693)
  • (1884)
  • (25)
  • (8)
本棚登録 : 6671
レビュー : 807
  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063142556

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 本棚整理していたら思わず読んでしまった。
    「瞼の光」と「旅をする沼」が好き。

    「柔らかい角」は雪国に住む者としては
    冬の雪に音を吸いとられてしまいそうな世界観が
    (実際に“シーン…”という音が聞こえるほどシーンとする)
    よく表現されていて、今は夏だけど冬を思い出してしまう。

    章と章の合間の
    「ちょっと昔のはなし」がいい味でして
    たまりません♪

  • 紙からあらゆる自然の匂いがする

  • 読んでみないと伝わらない雰囲気感。
    すごく考えさせる数々の一話完結。

    なんかいでも時間おいて見直したい作品です。

    心の薬です。

  • 「互いに ただ その生を遂行していただけだ。 誰にも罪などないんだ」

    1巻の中で、一番好きなセリフです。

  • 鎖国が続いてるくらいの、あやふやな時代の日本。

    人々は、奇妙な「蟲」という存在と共存していて、そんな人々の暮らしを支えるべく、蟲師のギンコは旅を続けている。
    蟲はやっかいな存在で、ときには人に深刻な害を与えるが、悪意はない。
    蟲師ギンコは「そいつは蟲のしわざですな」と語り、淡々と治療を試みる。基本的にギンコは語り部だが、ギンコの過去が描かれたり、ギンコ自身がトラブルに巻き込まれるケースも多い。

    作者の想い入れが大きいのだろう、しんしんと雪が降り積もり、孤独と灯りの暖かさを同時に感じる、冬の描写がとにかく印象的な漫画。

    肌触りの良い和紙で作られた表紙や、水彩で描かれた鮮やかな色彩が、いっそう幻想的な雰囲気を楽しませてくれる。

  • この漫画を一言で面白い、と評価すると語弊があるかもしれない。この作品は、肌に合う人にとってはとても面白い、または、興味深いと言った方がいいと思う。
    実は、私も最初はこの本を読んで拍子抜けした。物語の起伏があまりに淡々としていて、オチもなんだか弱いからだ。しかし、読んでいて気付いたのだが、これは、日本の古くからの民話を読んでいるときの感覚にとても似ている。けして、怖さを扇情的に描いたものではなく、日本的な、ひっそりとした不気味さ、恐ろしさが垣間見える。。遠野物語を漫画にしたらこんな感じなんだろう。

  • 10巻まで刊行されていて、完結している作品なので、1~10巻まで全体の感想です。

    全体的な世界観は、明らかに宮崎駿の『風の谷のナウシカ』と『もののけ姫』にかなりのインスピレーションを得ていると思いますが、パクリといったものとは違うかと。作者の独創的な世界感がプラスされていて、『蟲師』独特の世界観になっています。

    ストーリーは一話ずつ、完結するので、ちょっとずつ読むのにも適していて(面白くてまとめ読みしてしまいましたが)、時間のない人でもこつこつ読めます。心温まる話もあれば、そこはかとなく哀しい余韻が残る話もあり、作者のストーリーテリングの巧さが光ります。個人的には、2巻「雨が来る虹がたつ」、4巻「一夜橋」、5巻「沖つ波」、かなり衝撃的だった7巻「花惑い」などのエピソードが好きです。エピソードのネーミングセンスも抜群。他もいいエピソードばかりです。

    作者の人生観とも言うべきか、自然や蟲はただそこにあるもの(良いものでも悪いものでもない)という考えや、いわゆるケセラセラ的・なるようになる、という考えが、作品全体を貫いているように感じます。善悪はっきりつける二元論に囚われない、振り幅を持った作者の考え方が、多種多様なエピソードにつながっています。

    漫画としては、登場人物の顔がどれも似ているのが、少し残念。基本的に1話完結にしているのは、そのへんの作者の力量からすると、非常に賢明だったと思います。10巻で、何の終わりも感じさせず、ふいに完結となってしまうのも残念。上記の作品全体を貫く思想を考えると、違和感はないのですが、もっと読みたかったというのが素直な思いです。

  • 不思議な世界に惹きこまれていきます。
    ギンコだけ洋服なのが不思議。。。

  • 地球(?)に生きるのが人間だけではないと気づかせてくれる作品。作品の世界では、蟲という存在が人間よりはるかに以前から存在し、人と交わることで様々な怪異が起こる。
    奥深い作品。

  • 緑の盃
    雪深い里
    予知夢
    二つめの瞼
    生きている沼

    某友人帳のような気配。
    ギンコも2つとも目がなかった。まだ蟲に魅入られたままなのだろう。
    妖怪のような位置付けの、蟲という作者の描き方は好き。

全807件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

漆原友紀(うるしばら ゆき)
1974年、山口県出身の漫画家。アフタヌーン四季賞1998年冬のコンテストにて四季大賞を受賞した短編を連作化した『蟲師』でデビュー。同作は第30回講談社漫画賞一般部門を受賞、映画化された。他に『フィラメント ~漆原友紀作品集~』『水域』がある。
2019年現在、『猫が西向きゃ』をアフタヌーンで連載中。

蟲師 (1) アフタヌーンKC (255)のその他の作品

漆原友紀の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
矢沢 あい
有効な右矢印 無効な右矢印

蟲師 (1) アフタヌーンKC (255)に関連する談話室の質問

蟲師 (1) アフタヌーンKC (255)を本棚に登録しているひと

ツイートする