NOiSE (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 496
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063142785

感想・レビュー・書評

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  • この本では、BLAME! の前日譚が描かれます。駆除系(みたいなの)とか出てきますね。
    前日譚とは言え、BLAME! の時代とは相当離れているので、ちょっと雰囲気違うところもありますが、それなりに面白いです。珪素系生物の起源なんかも書かれています。
    あと、巻末に BLAME! じゃなく、BLAME が収録されています。BLAME! の元になった弐瓶勉の商業誌デビュー作品なんだとか。でもこれはちょっといまいちかもしれません。と言うか、BLAME! が圧倒的傑作すぎる。

  • 借りて読みました。

    なるほど前日譚的な。
    教団が珪素生物の生みの親で、セーフガードから盗んだ技術を使って生まれたから「セーフガードと似ている」のか。
    しかも転生にネットのカオスを使用しているから、ネットスフィアが正常な状態になってカオスがなくなると存在が危うくなるってことね。
    だからネット端末遺伝子を駆逐しようと。
    とはいえネット端末遺伝子の消失自体には珪素生物は絡んでないんだよね?
    ネット端末遺伝子が消失した理由は解らずじまいか。
    結がネット接続できなかったのは、その時点で既にネット端末遺伝子が消失していたからだろうか?
    でも、アナログ的なログイン( ID カードと名前やパスワード的な)でもアクセスできなかったところを見ると、統治局に保存されている情報そのものが削除された可能性があり、問題はネット端末遺伝子じゃなく統治局のバグなんじゃ?と勘ぐってしまう。

    本編7巻の260年も大概だけど、30世紀が経過て。
    そして月まで取り込んでいるとか。
    ちなみに月までは38万5千キロ。
    明らかに構造物の方が元の星より大きくなってるし、もう地表が残ってるかどうかすらも怪しい。
    金星や火星といった周囲の天体も都市の資源として解体されちゃってそう。
    既に半径にして木星の5倍以上、体積は30倍以上になってるので、それでも明らかに資源が不足してるのだけど。

    30世紀経過した時点が『 BLAME! 』の舞台時間なのか、そこから更に時間が経過してるのかどっちだろ。
    前者なら、その時点での都市のおおよその規模が予測できるのだけど。

    結局、結はどうなったんだろう。
    あと、あの剣は何だったんだろう?



    読み切りは『 BLAME! 』の前身だと思うけど、全然雰囲気が違うね。

  • 1巻読了。
    衝撃のBLAME!の前日譚。
    相互に補完した内容。
    それにしてもこの人の空間把握能力というか描写能力はどうなっているんだ!
    すごい作品です。

  • 絵が黒い。設定がよくわからない。人の人格をケイ素に写しとり、ネットに置く。攻殻機動隊みたい。

  • 「雑音」
    人間は次の種に進化するために、
    重金属と都市を利用した。

  • BLAME!とリンクするBLAME!以前の漫画。
    BLAME!の世界はどのようにして構成されたのかがわかる。
    サナカン好きは必読

  • BLAMEあっての今作なので、単体の評価は難しい気もするが、超構造体の根本的な謎が解明される爽快感といったら、たまらない。

  • ブラムの前の時代の話。

  • BLAMEと同じ世界かもしれない番外編のような話。
    是非セットでお奨めしたい作品。
    主人公は霧亥ではなく裾野 結(すその むすび)という女性です。

  • BLAME!の原型もさることながら 黒奇居子とカーダル・スピンダルの原型あるような気がする

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著者プロフィール

1971年生まれ。男性。福島県郡山市出身。代表作に『BLAME!』『バイオメガ』『シドニアの騎士』など。1995年、『BLAME』がアフタヌーン四季賞で谷口ジロー特別賞を受賞。その後高橋ツトム氏のアシスタントを務めた後、『BLAME!』の連載をスタート。『シドニアの騎士』を経て最新作『人形の国』を「月刊少年シリウス」で連載中.。

「2021年 『人形の国(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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