蟲師(3) (アフタヌーンKC)

漆原友紀

• 講談社 (2002年12月18日発売)

作品紹介・あらすじ

動物とも植物とも異なる、生命の原生体たるモノ──
”蟲”。それらは時に人智を超えた現象を呼び、そして
ヒトは初めてその妖しき存在を知る。ヒトと蟲とを繋
ぐ存在、それが”蟲師”と呼ばれる者──。

感想・レビュー・書評

[mgsaekiさんの感想 · 2014年9月4日]

ギンコの生い立ちが分かる3巻。

蟲が存在している事がおおっぴらになっているのか、半ば信じられていないのか、よく分からない。。
蟲師の存在自体も初めて会ったという大人がよく出てくるし。

蟲の仕業、蟲の性質と物語がうまく噛み合っていて不思議な雰囲気の世界観は好きです。

こんな設定よく思いつくなぁ、と蟲の生態？が分かる度に思います。
どんな蟲が出てくるのか、続きが楽しみです。

[佐京さんの感想 · 2025年4月7日]

あまりにも高尚で私が読むには勿体無いくらいの漫画だ
ぬいとヨキの間にあったことの全て、やっぱりギンコは忘れちゃってるのかなあ
高度すぎてうまく言い表せない素晴らしさがあり、ただただ天を仰ぎ見るばかり
深みしかねえ
この漫画を飲み物に喩えるなら濃いめの抹茶とかですかね

[リリーさんの感想 · 2024年10月20日]

友達が3冊貸してくれた。
世界観が最高だった。
いつか自分で揃えたい…！

[猫武炸成さんの感想 · 2021年4月15日]

裝幀/住吉昭人(ﾌｪｲｸ･ｸﾞﾗﾌｨｯｸｽ)､泉栄一郎(ﾌｪｲｸ･ｸﾞﾗﾌｨｯｸｽ)

[escape2009さんの感想 · 2018年11月26日]

蟲師 (3) (アフタヌーンKC)

[みみもさんの感想 · 2017年2月12日]

錆の鳴く聲
海境より
重い実
硯に棲む白
眇の魚

[reinouさんの感想 · 2017年1月1日]

ギンコ誕生譚を含む。

[naonokotoさんの感想 · 2016年11月14日]

ぬいとギンコの話がよかった。残った眼が失われていく描写が怖い。どの話も読んだ後ぼーっと心の中に残る感じ。

[submarine7235さんの感想 · 2015年2月27日]

蟲は厄介者以外の何者でもないが、蟲らに特に悪気はない。ギンコの過去が初めて出てきた、これからちょっとずついろいろわかってくるんだろうか。蟲の見える人と見えない人のいる理由とか。

[nikukyu-pukuさんの感想 · 2014年5月26日]

ギンコがギンコになった所以。蟲と人間は敵じゃない。共存して生きてるんだ。
誰かを、自分を犠牲にしてその上にある幸せ。それは正しいのか…

著者プロフィール

アフタヌーン四季賞1998年冬のコンテストにて四季大賞を受賞した短編を連作化した『蟲師』でデビュー。同作は第30回講談社漫画賞一般部門を受賞した。他に『フィラメント ～漆原友紀作品集～』『水域』がある。「アフタヌーン」2018年6月号より『猫が西向きゃ』連載開始。


「2021年 『猫が西向きゃ（3）』 で使われていた紹介文から引用しています。」