蟲師 (3) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063143126

作品紹介・あらすじ

動物とも植物とも異なる、生命の原生体たるモノ──
”蟲”。それらは時に人智を超えた現象を呼び、そして
ヒトは初めてその妖しき存在を知る。ヒトと蟲とを繋
ぐ存在、それが”蟲師”と呼ばれる者──。

感想・レビュー・書評

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  • ギンコの生い立ちが分かる3巻。

    蟲が存在している事がおおっぴらになっているのか、半ば信じられていないのか、よく分からない。。
    蟲師の存在自体も初めて会ったという大人がよく出てくるし。

    蟲の仕業、蟲の性質と物語がうまく噛み合っていて不思議な雰囲気の世界観は好きです。

    こんな設定よく思いつくなぁ、と蟲の生態?が分かる度に思います。
    どんな蟲が出てくるのか、続きが楽しみです。

  • 裝幀/住吉昭人(フェイク・グラフィックス)、泉栄一郎(フェイク・グラフィックス)

  • 蟲師 (3) (アフタヌーンKC)

  • 錆の鳴く聲
    海境より
    重い実
    硯に棲む白
    眇の魚

  • ギンコ誕生譚を含む。

  • ぬいとギンコの話がよかった。残った眼が失われていく描写が怖い。どの話も読んだ後ぼーっと心の中に残る感じ。

  • 蟲は厄介者以外の何者でもないが、蟲らに特に悪気はない。ギンコの過去が初めて出てきた、これからちょっとずついろいろわかってくるんだろうか。蟲の見える人と見えない人のいる理由とか。

  • ギンコがギンコになった所以。蟲と人間は敵じゃない。共存して生きてるんだ。
    誰かを、自分を犠牲にしてその上にある幸せ。それは正しいのか…

  • この世界観、たまらないですね。
    独特で不思議で不気味で神秘的でありそうでない世界。
    ギンコの本名はヨキなんですね。
    ギンコの過去のお話、トコヤミが怖くていい感じでした。

  • 切ない話が多いです。ただ、その中で異彩を放っていたのは「重い実」でした。1人の犠牲でみんなを救えるとしたら・・・描き方によっては陳腐になりがちなテーマだけど、すごくいい話だった。”絶対に”豊かな実りを約束する実を使う代償は自分の命であり、それを使うのを最後とする代償もまた、永遠の命でもって、新しい農法を探しもって帰る事・・・考えさせられました。

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著者プロフィール

アフタヌーン四季賞1998年冬のコンテストにて四季大賞を受賞した短編を連作化した『蟲師』でデビュー。同作は第30回講談社漫画賞一般部門を受賞した。他に『フィラメント ~漆原友紀作品集~』『水域』がある。「アフタヌーン」2018年6月号より『猫が西向きゃ』連載開始。


「2021年 『猫が西向きゃ(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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