おおきく振りかぶって (1)

著者 :
  • 講談社
3.91
  • (2002)
  • (810)
  • (2403)
  • (21)
  • (8)
本棚登録 : 8589
レビュー : 1161
  • Amazon.co.jp ・マンガ (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063143423

作品紹介・あらすじ

面白さ絶対保証! 大人気本格高校野球漫画、待望の最新刊! 監督は女性、選
手は全員1年生。県立西浦高校の新設野球部に集まった10人の選手たちは、弱気
で卑屈な投手・三橋を中軸に、一丸となって甲子園優勝を目指す!! 試合や練
習を通じて成長していく選手たちのまばゆい姿。最新のスポーツ科学を下敷きに
描く、全く新しい野球の面白さ。丹念に描かれる青春の情動。そのどれもが日本
中から熱烈な支持を集める、今いちばん面白い青春スポーツ漫画!!

感想・レビュー・書評

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  • 連載中。
    高校野球モノ。それだけで私はおいしく読めます。
    アニメも良くできてました。

  •  異世界に飛ばされた主人公の物語のようにも読める。不遇な立場にある三橋(ピッチャー)は、新しい理解者の阿部(キャッチャー)によって才能が目覚めていく。三橋は、阿部との初対面で投球して、そのコントロールの良さから「甲子園にいけるぞ」とまで評価される。世界が宙返りするようなこの構造は、現実に屈辱を味わっている人が、日常の中でふと夢想する、救済のシナリオでもある。そんな構造(貴種流離譚だ)が、野球を題材に表現されている。

     「硬式野球の新設校」という設定が、生まれたばかりの、ノイズのないユートピアを用意している。チームメイトは皆やさしく、あたたかく、野球をすること、試合に勝つことといった、理想によって凝集される。監督が巨乳のお姉ちゃんであることも大事で、それはユートピアが女性を必要とするからだ。うまれたばかりの人、うまれたばかりのチーム、それを包む女性、人が成長するのに必要な土台は、1巻から完成されている。

     試合では打席やマウンドで、やたら配球やら打撃が分析され、心理的なテーマも持ち込まれる。それがリアルかどうかはともかくとして、「考えて戦う」ということが、激しい内向性がつらぬかれることによって表現されている。

  • 主人公はだいたいダメだったりするけどこれは新しいタイプ…阿部くんも中学のときのせいかちょっと斜めからものを見るタイプだなあ。
    そんなバッテリーの二人をまっすぐなチームメイトたちが囲んでいる風景はなんかいい。

  • 再読。
    三橋の手のタコに気づいて、彼がどれだけ努力してきたかを知り、涙ぐむ阿部がいい。
    「投手としてじゃなくても
    オレはお前がスキだよ!」
    一巻でいきなりこれだもの。名言。

  • 絵柄がどうにも好きになれず、存在は知っていたのですが手に取れなかった作品。
    古本屋で立ち読みしてから一気にひきこまれてそれまで出ていた5巻までの巻を一気に購入しました。

    弱気なピッチャー。創設一年目の一年生しかいない野球部で甲子園を目指すってすっごいことですよね。
    それまでは、野球の細かなルールとか知らなかったんですが、この作品を読んで知りたい、理解したい、野球って面白い!
    と発展を遂げました。
    試合の内容が一切省かれることがないので、そこを嫌になる人はいると思いますが、選手と一緒に試合の流れを進めていくので本当に感情移入します。ぜひ、一読を。

  • お試しで3巻まで買いました。
    野球マンガですが、今までの野球マンガとはいろんな面で設定が変わっています。
    主人公がエースのくせに根暗で内気なところ。
    監督が女性。
    公式野球部になったばかりで野球部員は1年生ばかり。

    また、私のように野球は全然興味ないという人間でも楽しめる要素がこのマンガにはあります。
    顧問の先生の精神面のトレーニング理論がその一つです。
    例えば、リラックスできる状態に出るα波はどんな状態だと出やすいかという事を分かりやすく部員に説明するために彼は女子マネージャーに「足元に蛇!」と叫びます。
    叫ばれたマネージャーは顔面蒼白で構えるポーズをとるのですが・・・。
    その状態がなぜリラックスできる状態なのか?気になったらぜひ本書を見てください。
    3巻までの間に出てきます。

    私が一番印象に残ったのは、「余計なコト考えなければ体は勝手に一番いい姿勢をとる」という言葉です。

  • 読んでいると、土のにおいや蝉の声や日差し…とにかく「夏」の中にいる錯覚に陥ります。試合のシーンなんかは心拍数あがっちゃって大変です。

    自分の今の立場で読み方が変わるかもしれません。私の場合、中学生の時に読むのと、高校部活真っ盛りな時に読むのと、それが全部終わった今読むのとじゃあ目線が全然違いました。
    笑える所も沢山あるし、みんな可愛いし、とにかく凄くキラキラした作品です!

  • この作者は絵が少女マンガチックなんですけど野球を深く描いていて面白いです。

  • オレらのエースは暗くて卑屈(ひくつ)。
    勝つために、弱気なエースのために。
    行け、オレら!

    この売り文句が大好き。

  • どのチームも魅力的。選手たちの成長も見られて、小ネタも満載。そしてただ話がすらすら進んでいくんじゃなくて、選手の心理の読み合い、思考、葛藤なんかも描かれていて面白いです。野球がわからない人でもおまけで解説が載ってたりするんで楽しめるんじゃないかなあ、と。

    アニメもわたしは◎でした。

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著者プロフィール

ひぐち アサ
埼玉県出身、女性漫画家。
大学卒業後の1998年、ひぐちアーサー名義でアフタヌーン四季賞(春)に「ゆくところ」を投稿、四季賞を受賞する。同年、『月刊アフタヌーン』8月号に「ゆくところ」が掲載され、漫画家デビュー。
2003年に連載開始した、高校野球をテーマにした『おおきく振りかぶって』がこれまでの熱血系・ドラマ系の高校野球マンガと異なる切り口で高い評価を誇り、第10回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。「日本のメディア芸術100選」でもマンガ部門で選ばれた。翌2007年には第31回講談社漫画賞一般部門を受賞している。テレビアニメ化もされた代表作となった。

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