蟲師(8) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063144420

作品紹介・あらすじ

動物とも植物とも異なる、生命の原生体たるモノ──
”蟲”。それらは時に人智を超えた現象を呼び、そして
ヒトは初めてその妖しき存在を知る。ヒトと蟲とを繋
ぐ存在、それが”蟲師”と呼ばれる者──。

感想・レビュー・書評

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  • 裝幀/住吉昭人(フェイク・グラフィックス)、泉栄一郎(フェイク・グラフィックス)

  • 蟲師(8) (アフタヌーンKC)

  • コミック

  •  風景描写やキャラ(蟲も含む)の奇怪さの一方、人間関係のリアリティを併せられることにより不可思議な物語が生み出された。それも終幕に近づきつつあるようだが…。◆アニメーション版がよくできているのは勿論だが、それを生み出した本作の着想と描述の見事さがあってのこと。

  • ヌシの話が好き。切ない話が多い中、神様のような存在にうまく利用されちゃう、でもそれを受け入れちゃうギンコがよかった。骸草の話は今までになくドロドロしてたけど、その憎しみも愛情から生まれていて。人間の哀しさが出てたと思う。どの話もズーンと心に残ります。

  • 2015.9.23
    1〜8巻。最初の方は静かで、正直眠くなってしまった。もっとパンチのあるエピソードなら面白いのに、と思っていたが、後の方の話は期待に添う内容になっていった。9巻以降もあるみたいだけど、もういいかなー。

  • 「全部ヌシ殿の掌の上か・・・まぁいいか 世は春だ」とヌシ殿を、自然を当たり前のように受け入れるギンコの姿が好きな「冬の底」  人間の恐ろしいドロドロとした一面を描いた「泥の草」 人の感情は複雑で恐ろしい。

  • 人と人との切れない繋がりを描いた「隠り江」という話もあれば、人の憎悪を描いた「泥の草」という話ありで面白かったです。作者さんは「泥の草」については『後味の悪い話』と後書き?みたいので書いてましたが、「蟲師」という作品の中では結構、意味のある話じゃないかな~なんて思いました。自然の所業と人の所業が絡み合ってこの世界は動いてる・・・みたいな。考えすぎかな?<(; ^ ー^)。PS.山のヌシの亀さん、渋かった!

  • 収録
    ・潮(うしお)わく谷
    ・冬の底
    ・隠り江(こもりえ)
    ・日照る雨
    ・泥の草

  • 最後の話こわすぎる。
    でも、誰もうらむなよっていうの
    登場人物の心が色々切ない。
    全部アニメでは見てない話だった。

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著者プロフィール

アフタヌーン四季賞1998年冬のコンテストにて四季大賞を受賞した短編を連作化した『蟲師』でデビュー。同作は第30回講談社漫画賞一般部門を受賞した。他に『フィラメント ~漆原友紀作品集~』『水域』がある。「アフタヌーン」2018年6月号より『猫が西向きゃ』連載開始。


「2021年 『猫が西向きゃ(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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