ヴィンランド・サガ(6) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1430
感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063145106

作品紹介・あらすじ

11世紀、北欧の地は、蛮族と恐れられた
ヴァイキングにより戦火にまみれていた。
その中に、父親を殺され、復讐のため戦場
を駆け抜けた少年・トルフィンがいた。
彼は仇敵・アシェラッドを殺すために生き、
生きるために戦った。だが、イングランド
王位をめぐる争いの中でアシェラッドは
不慮の死を遂げる。唯一の希望を失い、
奴隷に身をやつしたトルフィンはそれでも
なお安息と豊穣の地、ヴィンランドを思い描く。
心休まる日はいつ訪れるのか。
”本当の戦士”の物語が紡がれていく。


密かに行軍中だったトルフィンたちアシェラッド軍は、敵方に寝返ったトルケル軍に捕捉された。アシェラッドを人質にとられたトルフィンは、当代随一の剛力武将トルケルに一対一で対決を挑む!生死を賭けた決闘が始まる!!

感想・レビュー・書評

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  • 愛の本質‥‥。

  • トルフィンの出自が判明。まさかの、いいとこの出でした。

  • クヌート覚醒

  • 激動の6巻だった。
    人を愛することは他者を差別しているということ。という言葉には1本とられた。
    物語は加速してゆく。面白い。

  • 腰ぬけ王子として揶揄されてきたクヌートが王として覚醒する第6巻。

    この巻はキリスト教の旧約聖書の内容を引き合いに出した思索的な言葉が多い。特に教祖が語る愛とは差別であるという言葉は考えさせられる。この言葉をきっかけにクヌートは王への道を歩み出すが、正直まだクヌートが様変わりした理由がいまいちピンと来ていない。この部分はもう一度読むことにする。

    さて、王の道を歩み始めたクヌートの下には護衛だったアシェラッドはもちろん、敵だった猛将トルケルも仲間に加わった。次巻の父・スヴェン王との戦いが楽しみだ。

  • マンガ

  • トルフィンVSトルケル、トルフィンも強くなったけどすぐ頭に血が上るのがね、直情型な戦法は若さというか、未熟さというか。アシェラッドを参謀としてトルケルに挑む戦いがいいなって思った。トルケルとトールズの関係も意外で… そしてクヌートがとうとう化けましたね!トルケルを従士、アシェラッドを参謀として父のスヴェン王を王座から引き下ろしにかかる。この2人が部下なんて最強じゃね? と思うけど続きがどうなるか気になります。

  •  クヌート王子の覚醒編である。一つの物語が終わったかと思えば、次の物語がより大きな形で展開し始めている。これは理想的な展開の仕方だろう。
     それにしても、なんとめまぐるしく、魅力的な物語展開だろう。残虐な行為がそこで行われているのに、こんなにも美しいのだ。本当に幸村さんの描く力には感服するしかない。
     すばらしかった。星五つの評価を贈りたい。

  • ヴィリバルド神父の言葉により、クヌート王子は王者として覚醒する。
    トルフィンとトルケルの決闘が佳境。
    負傷したトルフィンにトルケルが語るトールズの過去。
    覚醒したクヌート王子が彼らの戦いを仲裁する。

  • トルフィン対トルケル、そして王子の覚醒。神巻ですね。

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著者プロフィール

1976年5月4日生まれ。神奈川県横浜市出身。血液型B型。
「モーニング」掲載の『プラネテス』でデビュー。現在は「アフタヌーン」にて『ヴィンランド・サガ』連載中。
2002年、第33回星雲賞コミック部門賞受賞。
座右の銘:「あ、一瞬待ってください、じゃ半日でもいいです」


「2023年 『ヴィンランド・サガ(27)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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