ヴィンランド・サガ(7) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
4.19
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本棚登録 : 1408
感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063145441

作品紹介・あらすじ

11世紀、北欧の地は、蛮族と恐れられた
ヴァイキングにより戦火にまみれていた。
その中に、父親を殺され、復讐のため戦場
を駆け抜けた少年・トルフィンがいた。
彼は仇敵・アシェラッドを殺すために生き、
生きるために戦った。だが、イングランド
王位をめぐる争いの中でアシェラッドは
不慮の死を遂げる。唯一の希望を失い、
奴隷に身をやつしたトルフィンはそれでも
なお安息と豊穣の地、ヴィンランドを思い描く。
心休まる日はいつ訪れるのか。
”本当の戦士”の物語が紡がれていく。


デンマーク第二王子クヌートは、かつて敵であった猛将トルケルを従えて本営へ帰還した。父であるスヴェン大王と再会した彼は、戦を終わらせるために大王暗殺を画策する! 血まみれの玉座をめぐる闘争が始まる!!

感想・レビュー・書評

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  • 最後の友達‥。

  • クヌートの反乱が始まりそう。アシェラッドの過去が分かる。

  • それぞれに物語がある。
    絡み合う。

  • クヌートとその父スヴェン王が相見える第7巻。

    トルフィンが復讐に取りつかれているように、クヌートは神との戦いに取りつかれてしまったようだ。「平和で豊かな楽土を地上に作る」という理想は共感するが、形相が狂気じみていて少し怖かった。

    「人間はみんな何かの奴隷だ」1巻でアシェラッドが言った言葉を思い出した。

  • マンガ

  • うーん、やっぱりこの時代を長く生きてきたスヴェン王の方が上手なのかな。ただクヌートに付くアシェラッドとトルケル、トルフィンもですが、曲者揃いな彼らの期待の方が大きいかな。アシェラッドの過去は王道とはいえやるせなさがわくなぁ… それからレイフさん、良い人です… あれからずっとトルフィンの事を探してくれてたんだ。しかしここまで読んでも、ヴァイキングって海のイメージが抜けない私…

  •  アシェラッドによる介錯と、トルフィンが二つ名を得、そしてついに過去と対峙することとなった7巻である。
     本筋の物語、クヌート王子勢の動きとしてはここまで、つつがなく物事を進められている。だが、結局権力を持つ側に対して、それを行使される側というのは無力であり、どこかでひっくり返りかねない危うさは感じられる。その辺の伏流にあるスリリングさはお見事なところだろう。
     ビョルンの介錯はこのシリーズにおいてさえ白眉であった。星五つと評価したい。

  • ゲインズバラでスヴェン王に接見するクヌート王子。
    親が子を殺そうとし、子は親を殺そうとする。呪われたノルド戦士たち。
    アシェラッドに勝負を挑むトルフィンだったが、完全に見切られていた。
    アシェラッドはトルフィンに自らの父殺しを語る。トルフィンの自己実現の道は遠い。
    ヨークの町でトルフィンはレイフに再会する。

  • アシェラッド、すっかり老けた。
    トルフィン、モチベーション高い。レイフ見たら泣くでしょ。

  • もはや海賊漫画ではないが、これはこれで面白いです。
    ラストにフローキが恐縮してるところだけがよくわからんかった。フローキなにもしてなくない? かといって止めろというほうが無理だし。

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著者プロフィール

1976年5月4日生まれ。神奈川県横浜市出身。血液型B型。
「モーニング」掲載の『プラネテス』でデビュー。現在は「アフタヌーン」にて『ヴィンランド・サガ』連載中。
2002年、第33回星雲賞コミック部門賞受賞。
座右の銘:「あ、一瞬待ってください、じゃ半日でもいいです」


「2023年 『ヴィンランド・サガ(27)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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