- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063148558
作品紹介・あらすじ
記憶を失い、過去までも失って300年後を生きるケンザキ、そしてハジメ-。嵐に翻弄される方舟、天蓋都市の底辺で虐げられた人々、脱獄不能の囚人島…。過酷な状況の中、覚醒していくライダーたちの戦いの先にあるものとは!?-。
感想・レビュー・書評
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剣最終回から、ずっと未来の話。
最後の数ページに心が救われた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
超全集収録の短編『たそがれ』の流れを汲みつつ本編終了後300年後の世界。違和感の入り交じる世界の原因はラストで明かされるので安心して読むべし
剣崎の笑顔は脳内再生余裕でした -
仮面ライダー剣を下地とした終末SF。
アンデッドと化したケンザキと、ケンザキによって生かされたハジメが運命に導かれて再び巡り合う。
ねじれこんにゃくこと統制者が無機質ではなかった。 -
【ノート】
・平成ライダーの中でブレイドもかなり好き。相川七瀬が歌う主題歌も、スタイリッシュなオープニングもカッコよかった。本書では番組の300年後の世界が描かれるというので、期待値は大きかった。始も剣崎もアンデッドだから、生きてても不思議はないわけだし。
・しかし読み始めてみると相変わらず読みづらい。文章はひどいし、展開もご都合主義(そう感じるのはひどい文章のせいもあると思うが)。ストーリー構成は悪くないのだが、脚本家が小説を書くって、こんな感じになってしまうのか。「小説仮面ライダー」シリーズの文章のクオリティの低さを何度も経験すると、そういうフィルターが自分の中でにできてしまうなあ。
・それでも、剣崎と始の再会があるだけで許してしまう(演出としては、もう少し盛り上げてほしい気もしたけど)。それに、剣崎がアンデッドとして300年の間に体験した絶望の記述にはちょっと圧倒された。死への渇望を抱いたアンデッドが戦場に身を置きたがるという設定も無理はない。ただ、あのモノリスみたいな石版にトンデモな設定をつけたのは、自分達がテレビで作り上げた世界観を自らの手で汚したことになるんじゃないかと思う。なお、著者はブレイドの脚本家さん。 -
一応、仮面ライダーブレイド本編の後の話です。
「一応」と書いたのは、本編に比べるとあまりに話が飛躍し過ぎなことと、
キャラクターの性格が違いすぎて本編のイメージを持っている方は間違いなく
ついていけなくなるためです。
本編より300年後の未来という設定です。ので、ジョーカーアンデッドの二人の
性格が変わってしまってもそれは仕方のないことなのかもしれませんが。。
ヒューマンのラウズカードを持った相川始はともかくとして、300年経って
平然と剣崎が人間体を維持できるのも謎です。何のために世俗を離れて生きる
決心をしたのか。
あと、設定上ギャレンがキングフォームに、レンゲルがジャックフォーム以上に
なれるわけがないのに、「それぞれの最強フォームで」戦ったみたいな記述が
あるのが気になりました。筆者はブレイドをちゃんと見ていないんじゃないか
という気になりました。
重要な箇所はボカされ、キャラクターはぶれて、本編でお馴染みのエレファント
アンデッド、タイガーアンデッドやピーコックアンデッドは、ラウザーを介して
会話出来ても良さそうなのに全く登場しないという。
ライダーファンとしては、いまいちな内容でした。 -
コミュニティ政策学科1年 NMさん
テレビ版から300年後の話が描かれていて、それぞれのライダーのその後と未来のライダーたちがどんな生活をしているかがとても面白く、また怪人たちとの白熱バトルもたくさんあってとてもかっこよく、そしてちょっぴり切ない感じもしています。
資料ID:C0036408
配架場所:本館2F文庫書架 -
とりあえず、ブレイド好きなので☆5(笑)
中身は本編から300年後の話。
なので、始と剣崎以外は当時の人は出てきません。
それっぽい人はいるけど…
なにがどうして、あんな世界になったのか不明すぎる(笑)
どうやって全世界の人達を異世界に送ったの?
ただ単に始と剣崎をバトルファイトさせたかっただけ??? -
結末は知ってるもののブレイド本編未視聴。さてどうしようかと悩んで最初の数ページを捲っているうちに気付けばレジへ。
個人的には買って良かった一冊。この小説での「剣崎」を気に入らないファンも恐らく出てくるだろうと思う。
ただ、これをきっかけに「ブレイド見たいな」と思った人間が、ここに一人いることだけは記しておきたい。