- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063148787
作品紹介・あらすじ
原作アニメの「その後」を描く。みゆきは書店員に、あかねは家業を継ぎ、やよいは漫画家デビュー、なおはサッカーチームのコーチに、れいかは中学校の教員に、それぞれ成長して日々を過ごしている。やがて壁にぶつかる5人だが、「この世界はなにかおかしい」ことに気づく。大切な友達の存在を忘れてしまうこの「絶望の世界」は本当に現実? 未来と笑顔を取り戻すためには、大人のままプリキュアに変身するしかない?
感想・レビュー・書評
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「ねえ、そのお話の続き、どうなるの?」
──私の名前は星空みゆき。24歳。
という始まりのスマイルプリキュア10年後、5人はそれぞれ書店員(バイト)・お好み焼き屋「あかね」・人気漫画家・サッカーチームのコーチ・中学校の教師と、夢を実現したりしなかったり。
しかしお互いのことをすっかり忘れていたり、プリキュアについての記憶が無くなっていて・・・。
不穏な雰囲気や構成がホラーな感じで好きです。
小説版に求めているものはコレだ!って感じの一冊。
24歳プリキュアという本編では実現し得ない(19歳プリキュア、ただし見た目は14歳はあったけれども)絵面も、スピンオフならではで素晴らしい。
題材もまさにスマイルプリキュアに相応しい。
他のどのプリキュアたちでも作れない物語でした。
あかね・やよい・れいかの3人が夢を実現している傍らで、みゆきは童話作家を目指している途中、なおはケガで現役引退という対比はいったいどういう意図なのか気になります。
本人たちの性格の問題?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちゃんと大人になっている感じがすごい。
本編では、もやっと落としていた所をちゃんと踏み込んで結論を出せている感じがする。