ちはやふる(6) (BE LOVE KC)

著者 :
  • 講談社
4.33
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本棚登録 : 3367
レビュー : 152
  • Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063192711

作品紹介・あらすじ

全国大会団体戦、決勝トーナメント。
各ブロック予選を勝ち上がった強豪8校がぶつかりあう
負けたら終わりの勝ち抜き戦。
そこには、千早たちが目に焼き付けた
クイーン位挑戦者決定戦の舞台を知る逢坂恵夢の姿も――。
“クイーン候補”率いる注目校の猛攻に、瑞沢高校かるた部は!?


千早に刻み込まれた、クイーン・若宮詩暢の圧倒的な強さ。より速く、より鋭く――さらなる高みを目指して練習に打ち込む千早の姿は、仲間と周りの人々をつき動かしてゆく。迎えた公式戦、部員それぞれが目標を掲げて挑む中、千早は、初戦の相手に意外な弱点を見抜かれて……?競うものはただひとつ――心。瑞沢高校かるた部が、さらなる高みへと突き進む!!

感想・レビュー・書評

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  •  お正月にテレビ中継するとはいえ、やはり競技かるたはマイナーといってよいと思います。しかし、そこに熱い青春ドラマが隠れていることを見抜き、描きだした作者はスゴイ!畳上の格闘技にかける人々の姿がここにあります。

     競技かるたは正月の新聞やテレビのニュースくらいでしか知らないし、小倉百人一首にしてもせいぜい十首知っているかというところ。"ちはやふる"と言えばどちらかというと落語をイメージしてしまうボクだけれど、この作品は面白い。

     面白いという感情は、自分の常識、こうあるはずだという思い込みの斜め上を現実がいくから感じる。だから、全然知らないことを知った時に面白いとはあまり感じないと思う。それは知識を得るというだけに過ぎない。
     では、この作品で外される常識は何か。それは、かるたが地味で暗いという、何となくのイメージである。だがここで知らされるのは、競技かるたが記憶力を競うだけでなく、聴力や反射神経、集中力や体力などを必要とする、れっきとしたスポーツであるという事実である。
     そして明るさ。主役の一人であるちはや自身の華やかさも一役買っているのは事実であろうが、和服やそれを着る者の美しさであったり、何より、短歌自体にすら色を見せてくれる。初めに登場するのは、ちはやの唐紅。今回登場するのは、なにわえの芦の緑。無味乾燥に思える短歌を鮮やかに彩り、その背景に潜むエピソードまで引き出してくれる。

     この巻で一押しのストーリーは、かなちゃんと机くんの対戦だと思う。もちろん、ちはやや太一たちの勝負も良いのだけれど、高校からかるたをはじめた素人の二人の対戦という事で、それぞれの努力の跡や必死に戦術を練っている様子が分かりやすい分、競技かるた自身に引き込まれる感じがする。やっぱり、負けて、悔しがって、それでも一番を目指して挑戦する姿は格好良いなあ。
     競技かるたは、若い方が有利そうではあるけれど、老若男女対等に競える種目の様です。

  • すごい心が震える。喜びの顔も悔しがる顔も。
    どうしてこの作者さんはこんなに心惹かれるように描けるのだろう。
    絵も本当に素敵なんだけど、セリフや特にモノローグが素晴らしいと思う。

    そして同校決勝。私も自分の学校の同校試合を見る立場になったことがあり、千早の戸惑う気持ちは良くわかります。
    だけど、千早みたいに「この試合から何かを盗まなきゃ」って思わなくて、へらへら見てしまったことをすごく後悔させられました。

    太一がものすっごいかっこよかった!!太一頑張れ~!!

    それから、P155の札を払う黒Tシャツ新がやばいかっこいいいいい!!(笑)

  • これが噂の「運命戦? ふざけんな――運命なんかに任せねえ」か!
    マンガで読むと説得されそうになるな。


    着物はいいですね。ものすごく取りづらいけど。

    そして、いつのまにか皆自分で着物畳めるようになってる。
    高校のかるた会でこれができるたらなかなか素敵ですね。話題性も抜群(全国大会で名を売って儲かるような呉服屋さんなのか分かりませんが)。


    つくえ先生が勉強会で言ったセリフ「試合だと思って覚えまくれ!」に対する肉まん君の「それだとすぐ忘れちゃう……」のセリフが個人的にツボ(笑)
    作者さんが競技経験者だからこその発想なのか、どこかのかるた会取材で仕入れたネタなのか。

  • やっぱり少年マンガって言われてるんだ。

  • コミック

  • この巻は千早以外のかるた部の面々の対戦がメイン。同じ部の中でやってきた者同士だからこそ、対決時に全力をつぎ込んで、凄まじい戦いを繰り広げるんだね…そして、かるたに復帰した新も、彼らとの対決に向けて着々と歩を進めていく。競技かるた、凄えなあ…とてもじゃないが、俺みたいに努力というものが全くできない人間には無理だと思う。今さらこの歳でかるたデビューとも思わんけど。かなちゃんの「文学作品として百人一首に取り組む」姿勢がとても好き。でも、このあり方だと、きっと勝ち切れないんだろうなあ、という気はする。残念だが。

  • 金井桜さん、かわいい!!
    大人の余裕って感じで、こういう人好きです。

    一方、かなちゃんと机くん、太一と西田の決勝戦も見ものでした。
    太一カッコいーんだけどなー。
    何だろこの、そこはかとなく漂う当て馬感……。
    いいヤツすぎるのかなあ。。。

  • 競技かるたにもいろいろなスタイルがあるんですね。
    人の試合を見て、研究を重ね、自分にはない良いところを盗んでいく…あらゆる事に通ずる上達法ですね。

    6巻の見どころは何と言っても、机くんとかなちゃんの試合です。かるたをやる前は自分のことばかり考えていた机くん、こんなに人の心に寄り添えるようになるなんて…

  • 4〜6読了

  • 「私達が見つけた夢はこんなに」

    チーム内対決勃発!
    かなちゃんと机くんの戦いがこんなに白熱するなんて...。
    まんま少年漫画のような展開で燃えた。

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著者プロフィール

末次 由紀(すえつぐ ゆき)
福岡県出身の漫画家。
小学生高学年の頃より漫画を描き始め、中学1年生の頃より投稿を始める。1992年、末次由記名義で投稿した「太陽のロマンス」で第14回なかよし新人まんが賞佳作を受賞。同作が『なかよし増刊』に掲載されデビュー。
2008年、代表作となる「ちはやふる」連載開始。翌年第2回マンガ大賞2009を受賞するとともに『このマンガがすごい!2010』のオンナ編で第1位となった。2011年第35回講談社漫画賞少女部門を受賞。アニメ化、広瀬すず主演による実写映画化もされる大ヒット作になった。競技かるたの普及にも貢献した。

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