SOS大東京探検隊 (KCデラックス)

著者 :
制作 : ヤングマガジン編集部 
  • 講談社
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本棚登録 : 481
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063196580

感想・レビュー・書評

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  • 大友克洋氏の作品『SOS大東京探検隊(1996)』を読了。

  • 絵がカッコいいんだよね。絵が。

  • 期待して読んだので…
    期待値に対して、悲しい感じになった

  • なんかこれアニメで見た覚えが・・・。

  • 『GOOD WEATHER』が読み応えがあったので続いてこちらに手を出したが、はっきりって期待外れ。著者が露悪的に読者をからかっているのでないのなら(本心として理解するのなら)いずれも中途半端な気持ちで中途半端な時間を費やし、中途半端な作品を描いたということになる。

    ◆SOS大東京探検隊(SOS! TOKYO METRO EXPLORERS)
    謎の地下鉄駅空間という設定を活かし切れていない。中途半端に大友節を入れるので、どこから大人目線になってしまっている。
    ◆RUN
    追いかけていって空虚さを知る…という禅問答のようなものを描きたかったのか。消化しきれていないように思う。
    ◆SPEED
    十代に感じる妙な自信と不安。世界は自分を中心に回っている。しかし良く考えたら読み手の自分は未だにそのように思っているような…。
    ◆猫はよく朝方に帰ってくる(CATS HEAD HOME AT DAWN)
    住む世界が異なる幾組かが間合い悪く出会い、誤解し、諦める。人生の縮図なのかもしれない。
    ◆危ない! 生徒会長(HIGH SCHOOL DAZE)
    何を描きたかったのか。率直に言って理解不能。
    ◆訪問者(VISITORS)
    相手を描かないから独り芝居に見える。最後に彼女を登場させる意味はまだよくわからない。
    ◆サン・バーグズヒルの想い出(THE OLD-TIMER OF SUN BURGS HILL)
    何を描きたかったのだろうか? あるいは何を描きたくなかったのだろうか。予定調和のような不完全燃焼を味わう。
    ◆大友克洋の栄養満点!(HIGHLY NUTRITIOUS!)
    内蔵がリバースエンジニアリングして人に戻る。人間のグロテスクさを表現したかったのだろうか。ガリバーの話は、日常の人間とアリに差し替えた方がよりリアルになると思う。
    ◆マドロスくん(MR.MATROOS)
    評価はない。
    ◆とことんそれまでくん(IT COULD BE WORSE!)
    社会にすり潰されることを象徴的に伝えたかったのだろうか。
    ◆日常の中の物語(TALES FROM EVERYDAY LIFE)
    評価はない。
    ◆饅頭こわい(MANJYU DREAD)
    おそらくだれもがこれを時間潰しと取るだろう。詰まらない以前だ。
    ◆上を向いて歩こう(SUKIYAKI)
    社会のシニカルな側面を描いたのか。あまりにストレートな物語と言える。
    ◆火之要鎮(NIGHT FLAMES)
    絵は良い。しかし圧縮のしすぎだ。焦点はずれるが江戸弁の表記はなかなかだと思った。

  • 初版

  • 再読。『彼女の想いで…』よりバラエティ豊富。「危ない!生徒会長」「マドロスくん」「とことんそれまでくん」「火之要鎮」あたりは、え?大友さんこんなものを書くの?と驚き。「猫はよく朝方に帰ってくる」は「漫勉neo」で紹介されてた青池保子「エロイカより愛をこめて」のパロディ作品。あとがきに書かれた大友さんのコメントが貴重。

  • さすがプロでどんなジャンルでも描けるんですね。ホラーも見てみたいです。

  • 面白いのもあればそうでもないのもあったけど、日常の一部分を気を切り取ったような作品の雰囲気好きだった。特に好きだった作品は「SOS大東京探検隊」「RUN」「SPEED」「大友克洋の栄養満点」の最初の作品。

  • 2013年5月24日

    デザイン/斉藤昭(PENCIL STUDIO)

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著者プロフィール

漫画家・映画監督。宮城県出身。
1973年「漫画アクション」にてデビュー。代表作に『童夢』『AKIRA』など。
1988年、自ら制作したアニメーション映画『AKIRA』は日本国外でも高い評価を受け、海外における日本アニメムーブメント(ジャパニメーション)のさきがけとなった。
2013年、日本政府より紫綬褒章。2014年、フランス政府より芸術文化勲章オフィシェ。
2015年、第42回アングレーム国際漫画祭・最優秀賞(フランス)。

「2023年 『銃声』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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