- Amazon.co.jp ・マンガ (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063198911
感想・レビュー・書評
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(2005年07月16日に、別ブログで書いたものから抜粋)
祝♪「きんぎんすなご」文庫化ー♪
紹介は、前に発売された単行本版の方ですが。発売したばっかりだから、こっちの方がレビューが充実してます。文庫版は、白泉社から発売っ。
単行本もってるのに買っちゃいました。でも、改めて読むと、また良いです♪
ひとつ またひとつ
薄明に とけていく
でも なくなったわけじゃない
星はいつも 空にある
いつも そこにある
いつか あたしの星を手に入れる
自分のやりたいことが見つからず、イライラしていた蓼子(りょうこ)が、にーさんの住む山奥にやってきて。
にーさんと話しながら、明けていく夜空を見上げているときのモノローグ。
「見つけたいと思えば、必ず見つかるよ 星はなくならないから」…にーさん、良い事いいますなぁ。
迷ってる時、イライラしてても、こうして言葉をかけられると、結構落ち着いて物事考えられるようになるのではないか、と私は思います。実際私がそうだし。
同じような意味合いで、夏目さん(父)が「恋をしなさい、お嬢さん」と言葉を残してます。
好きなものに夢中になれるって、ある意味、恋もおなじかな、と。
で。上の話が、思い切り壊れそうですけど。脇を固める、登場人物たちがまた良いのですわ♪
百合子さんみたいな、「星」を沢山持ってるおばーさんになれたらいいなぁ、とも思いますし。
夏目さん(息子)は一歩間違えればただの自己中ですが、自分の物差しをしっかりと持っているとも思う。
わかつきさんの、優しい世界はやっぱり好きです♪
余談:
この夏目さん(息子)、蓼子のことを「タデちゃん」と呼んでるのですが、…蓼子の字、ほんとに「タデ」でしか出てこないし(笑)
夏目さん、流石だ(笑)
夏目親子がメインの「夏目家の妙な人々」もおすすめです♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1998年1月13日 第1刷発行
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夏目家とリンクしてるのでセットでお薦め♪
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立ち止まって人生を考える。当たり前にしているようで出来ていない事を描いたお話。わかつき作品は自分を包む世界の大切さを伝えてくれます。マイフレンドくんとおばあさあが良い味出してます。私も祖母にカノープスを見せてあげたいなぁ。
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わたしも自分の星を探します。
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星を見ながら考え事をして、「恋をなさい お嬢さん」みたいな話。帰る場所を用意しててくれてます。