ヨコハマ買い出し紀行 1 (アフタヌーンKC)

  • 講談社
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感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784063210507

感想・レビュー・書評

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  • 楽天Kuboお試しで1-3巻読んでみた。これ良いなあ。
    味がある絵が好き。特にガソリンスタンドのおじさんのが良い。
    ロボットの主役の女の子のキャラクターが良くて、なんだかフッと安心できる感じのストーリーが良い。
    ちょっと追いかけてみよう。

  • ちょっと未来の日本の喫茶店の店長さんのアルファさんはロボットさん。
    そんな事は置いておいて、ゆるっとフワッと癒しの日常が描かれる。

  • うつくしい本です。ゆったりと時がうつろう、穏やかな文明崩壊後の日本。
    海辺の街が海に沈み、夕方になると海中に街灯がともる。
    いや、そんなムダなとこに電気つかえないような情勢ではと思うんですけどね。そんなファンタジーなところが、とても好きです。

    昭和っぽい穏やかな暮らしと、人間とまったく同じように生活するアンドロイド、おとぎ話のような未知の生命に遭遇したり。
    心がつらいときに開くと楽になれるような、素敵な作品です。

  • 全巻読了。
    ゆるSF。
    物語とかほとんどなくて、空気感みたいなものがずっと描かれている。
    ほぼ何も起こらない回が多く、これを連載していたアフタヌーンという雑誌はすごいなと思う。
    短編ならちょくちょくあるだろうけど、この淡々とした低め安定な感じで14巻というのはかなり稀有な存在だと思う。
    おもしろさがうまく説明できないのがもどかしい佳作である。

  • 心が満たされていく、そんな素敵なマンガ。
    これほど台詞を少なくして、コマを減らして、研ぎ澄まされながらも満たされた気持ちになる作品は初めてだった。
    どこか日本の原風景のようでありながら季節感や情景を丁寧にシンプルに描かれていて、本当に溶け込む感覚だった。
    キャラも魅力的で寂しさや気持ちよさが混じったような複雑な心情までこちらに伝わってきて、読後感が心地よい。

    これは何度も読み返したくなる作品だ。

  •  本棚から出すのは、何度目になるんだろう。
    アルファさんのお店は、衰退しつつある世界の片隅、てろてろと静かに時間が流れる田舎にある。
    特に大きな事件はないけれど、アルファさんを通してみる世界は、とても好ましく見えてしまいます。

  • こういう漫画なんだ。

    派手さはないけど、こういうゆっくりしたやつ好き。

    もうこういう世界はやってこないんだろうな。

  • 舞台は災害か何かで、国土の大半が水没した近未来の日本。

    しかし常に死を覚悟して〜とかそういうかんじではない。キャラクターはみんな明るく前向きで、不便そうだけれど不幸な人は一人も出てこない。無邪気なロボットの主人公が当たり前の日常を過ごす話。

    それなのに読んでて、どこか絶望や焦燥を感じてしまう。アルファがロボットで永遠に変われないからなのか。しかしロボットなのに、それでも同じ毎日は決してもうやってこない、と考えさせられる作品。

  • 再読したい。働き始めた今ならあの"平穏さ"の良さがわかる気がする。

  • 思ってたのと全然違っていた。
    田舎の一軒のカフェのストーリーに見えて近未来の設定とは。一話完結のほんわかエピソード。文字やセリフよりも絵でしっかり語っている。

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著者プロフィール

アフタヌーン四季賞1994年春のコンテストにて投稿作『ヨコハマ買い出し紀行』が大賞を受賞、同作を連載化してデビュー。アニメ化もされた同作は2006年の連載終了まで幅広い層の支持を集め、2007年には第38回星雲賞コミック部門を受賞した。

『カブのイサキ』(2007年~2012年)を経て、待望の最新作『コトノバドライブ』を発表。

「2017年 『コトノバドライブ(4)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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