金田一少年の事件簿 雷(いかずち)祭殺人事件 (Magazine Novels)
- 講談社 (1998年1月1日発売)
本棚登録 : 221人
感想 : 13件
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Amazon.co.jp ・マンガ (270ページ) / ISBN・EAN: 9784063243291
みんなの感想まとめ
心に残る哀しさと爽やかさが交錯する物語が展開されます。再読を通じて、作品の魅力を再確認した読者が多く、特に田舎の夏を舞台にした描写やキャラクターの深みが印象的です。金田一少年シリーズの中でも特にお気に...
感想・レビュー・書評
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10年ぶりくらいに再読した。
純文学作品を読んでいる途中で、他にも読まないといけないものはあったが、無性に読みたくなってしまった。仕事上の不安がぬぐえず、読解に頭を使うようなものを読むのが辛くなってしまった。最近は、ずっとこうだ…。何か心配なことがなく、屈託無く自分のやりたい楽しいことをやっていいと思える状態でなければ、好きに読書することすらできなくなってしまっている。一体、どうしたんだろう‥
閑話休題、
さて本書について、金田一少年シリーズは、我が家では(富山では)直近の「37歳」を除いてこれまで全ての漫画作品を読んでいる。
小説作品も一部を除いて全て読んでいる。ある友人も言っていたが、金田一少年の小説シリーズも漫画に劣らずいずれも質が高く、いわゆる本格もののミステリとして扱っても、全く遜色がないどころか、下手なミステリ小説よりもずっと面白い。ちゃんと「読者への挑戦」もある。以前読んだことがあるし、じいちゃんが当時ビデオにアニメを録画してくれたような気もするのだが、面白かったことだけ覚えており、詳細は忘れてしまっていた。何しろ10年以上前だと思う。
本作は金田一少年の中でも特にお気に入りだった。
トリックや推理は「電脳山荘」が上だと思っていたかもしれない。でも、この作品は夏のある田舎での物語で、描写もノベライズとは思えないほど凝っていて美しく、加えて薄幸の少女、時雨の人物像がとても好きだったし、全体を通した哀しくて爽やかな読後感に再度、浸ることができた。
好きな本なので、本棚の整理の際も処分せずにずっと持ち続けている。今後も、機会のあるごとに再読したい一冊である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初読の時には胸を掻きむしりたくなるような真相を知ってぐわーーーーってなった。
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中編1、短編2収録。
中編の2話は、作者からの挑戦状付きです。
どのお話も、割と好きな感じ。
ページ下のパラパラマンガは、何を意味してるの??
お話とは特にリンクしてなかったみたいだけど。 -
中編一本と短篇二本。表題作がじっちゃんのほうの金田一っぽい雰囲気で好み。
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雷祭ほか短編2つ
ノベルスの中では今一つ。 -
金田一少年の事件簿の中でたまにある
非常に抒情的で切ない作品です。
読み終わった後に残る
余韻が特に素晴らしいです。 -
久しぶりに読んだ金田一少年の事件簿ノベルス版。
以前読んだのは小学生の頃たったので、もう4年以上経ちますね…。
今になって読んでみると、「いかにも推理小説!」というようなぱたにはまっていて笑ってしまいました。
東野圭吾の「名探偵の掟」で皮肉られているのがそのまんまというか。
でもそこが逆に安心して読めたりもしました。
そして相変わらずのはじめ×美雪!
可愛いんだよなー、この2人。 -
“空蝉(うつせみ)”に埋(うず)もれた死体の謎!?
雷(いかずち)を神と崇める奇妙な村で、雷鳴轟く祭りのさなか殺人は起きた。蝉の抜け殻に埋もれた死体と不可解な足跡。事件の謎を解こうとする金田一は、隠された悲しい秘密に触れてしまう……書き下ろし「雷(いかずち)祭殺人事件」ほか短編2編を収録……待望のシリーズ第6弾!
それは、蝉の抜け殻……。“空蝉”だった。それも何百、いや何千という数の。夥(おびただ)しい飴(あめ)色の抜け殻が、ベッドの上に盛りつけられているのだ。しかも、ただ抜け殻が盛られているだけではない。抜け殻に埋まっているものがある。それが人間の体であることは、空蝉の間からわずかに覗いている衣服ですぐわかった。(amazonより抜粋) -
トリック自体は、正直なところ他の事件に比べて難しいものではない。<br>
だが今回は、トリックの複雑さや犯人の意外性よりも、情緒的な雰囲気と一人の少女を巡る悲劇を重視した、テーマ性のある内容となっている。<br>
なお、アニメにおいては倫理的な観点に基づいた改変が行われている。<br>
個人的には、小説版の方が好みである。理由は、冬生と言うキャラクターの表現が、原作の方が重みがあり、その重みがこの作品のミステリアスな部分を深くしているからだと感じたからである。<br>
推理ものはネタバレが一番のタブーであるため多くは書かないが、冬生と言う人物は作中においては殆ど記述がないことだけは記しておきたい。もちろん冬生にまつわることは出てくるが、彼自身は作中には出てこない。その出てこないと言う表現が、時雨の悲劇性を浮き彫りにし、読み手にその悲しみの情景を想像させることに成功している。<br>
もとい、ネタがネタなだけに苦手な人もいると思われる。この手のネタは、決して軽々と扱ってはいけないと私は感じる。<br>
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読みやすく、ストーリーも面白い!!
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天樹征丸の作品
